家電批評編集部

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デジタルガジェットや生活家電の専門誌『家電批評』編集部が運営するnoteアカウントです。試験的に人気の連載記事を配信します。 家電批評については https://360life.shinyusha.co.jp/list/kaden をご覧ください!

マガジン

  • 元カメラメーカー技術者トヨタのカメラ&レンズ辛口批評

    大手メーカーでカメラ開発に携わった経験をもつ写真家。豊田慶紀さんのカメラとレンズのレビュー連載です。家電批評の誌面では載せきれなかった写真とテキストも添えて公開します。

  • <リモート認知症介護の実践記>ウチのおかんがボケちゃいまして

    認知症介護にデジタルガジェットを駆使して挑む奮闘記です。 <著者:フリーライター岡野学> 認知症の母親を抱える40代のライター(都内在住)。実家から徒歩15分の距離に住み、日々リモート介護に役立つアイテムを物色中

最近の記事

【キヤノン EOS R100実写レビュー】写真を身近にするシステムカメラ-EOS R50との比較も添えて

キヤノンからエントリークラスのAPS-Cフォーマット・ミラーレス機「EOS R100」が6月22日に発売されました。 EOS Rシステムのエントリー機と言えば、『家電批評』でもレビューした「EOS R50」が既に発売されていますが、本機はEOS Rシステムのローエンドを担うカメラとして、R50から装備と機能を簡略化することで、さらなる軽量化と低価格化を実現しています。 簡略化というと、少しネガティブな印象を持つかも知れませんが、ビギナーでも扱い易くするために機能を厳選した

    • 【マニュアルフォーカスのススメ】 Voigtländer標準レンズレビュー

      今回は、指先でピントを合わせるマニュアルフォーカス(MF)レンズがテーマ。一眼レフやミラーレス用のレンズはオートフォーカスが主流ですが、マニュアルフォーカスレンズを使うと、一味も二味も違う写真体験を楽しめます。 そこで、マニュアルフォーカスレンズの開発・生産で世界的に知られる長野県のコシナ(Cosina)のフォクトレンダー(Voigtländer)レンズを取り上げます。と言っても、コシナやフォクトレンダーって聞いたことありますでしょうか? カメラを始めた人に知ってほしい!

      • 【キヤノン EOS R8」実写レビュー】軽量コンパクトなのに目を見張るAF性能。サブのつもりで買ったらメイン機になりそうな実力派です

        キヤノンからフルサイズのミラーレス機「EOS R8」とキットレンズとなるコンパクトな標準ズームレンズ「RF24-50mmF4.5-6.3 IS STM」が本日発売されました!ここでは家電批評5月号の記事に加筆したレビューをお届けします。 キヤノン EOS R8とは?EOS R8の特徴を簡単にまとめると、EOS RシリーズのエントリーモデルであるEOS RPのボディをベースに、最新のEOS R6 Mark IIと同じ約2420万画素のイメージセンサーと映像エンジンDIGIC

        • Amazonの大型ディスプレイ「Echo Show 15」はちょっと改良されれば強力な介護ガジェットになり得る! 【使用レビュー】

          本記事の初出は家電批評2022年09月号です。 執筆:岡野学 協力:工藤広伸(くどひろ)/編集:家電批評編集部(商品紹介のリンクはアフィリエイトを含みます) 今回試すガジェットはスマートディスプレイ今回、介護ガジェットAmazonのEcho Show 15です。15.6インチの大型ディスプレイを壁に掛けて使える“額縁”タイプのスマートディスプレイ。「やることリスト」「買い物リスト」「付せん(メモ)」「カレンダー」などのウィジェットを、一画面に複数配置できるのがポイント。サイ

        【キヤノン EOS R100実写レビュー】写真を身近にするシステムカメラ-EOS R50との比較も添えて

        • 【マニュアルフォーカスのススメ】 Voigtländer標準レンズレビュー

        • 【キヤノン EOS R8」実写レビュー】軽量コンパクトなのに目を見張るAF性能。サブのつもりで買ったらメイン機になりそうな実力派です

        • Amazonの大型ディスプレイ「Echo Show 15」はちょっと改良されれば強力な介護ガジェットになり得る! 【使用レビュー】

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        • 元カメラメーカー技術者トヨタのカメラ&レンズ辛口批評
          11本
        • <リモート認知症介護の実践記>ウチのおかんがボケちゃいまして
          6本

        記事

          【LUMIX S5 Ⅱ 実写レビュー】コスパも画質も太鼓判! ただし期待の像面位相差AFは暗いシーンで問題あり……

          パナソニックから「LUMIX S5 II」が登場しました。2020年9月末に発売されたLUMIX S5の後継機です。すでにSNS等での先行レビューが賑わっていますので、本機の存在を知っている人も多いことと思います。 まずは初代LUMIX S5についてまず、2020年発売の初代LUMIX S5について簡単に紹介しておきましょう。初代はフルサイズミラーレスの「LUMIX Sシリーズ」のスタンダードモデルとして、ハイエンドモデルに近い撮影性能をコンパクトなボディに凝縮したカメラで

          【LUMIX S5 Ⅱ 実写レビュー】コスパも画質も太鼓判! ただし期待の像面位相差AFは暗いシーンで問題あり……

          キヤノン EOS R6 MarkⅡ 実写レビュー: AF性能の進化を実感! 使い勝手も最高なハイレベルなフルサイズ機(ただし価格を除く)

          キヤノンが本日(2022年12月15日)フルサイズミラーレスの「EOS R6 Mark II」を発売しました。今回はこの新モデルのレビューをお届けします。 前モデル「EOS R6」との違い本機は2020年8月に登場したEOS R6の後継機でメーカーの位置付けとしてはミドルクラスとプロ機の間の「ハイアマチュアモデル」です。まずは、従来機のEOS R6の特徴を簡単におさらいしましょう。 キヤノンのデジタル一眼レフの頂点に君臨する「EOS-1DX Mark III」が搭載するイ

          キヤノン EOS R6 MarkⅡ 実写レビュー: AF性能の進化を実感! 使い勝手も最高なハイレベルなフルサイズ機(ただし価格を除く)

          富士フイルム X-T5 新製品レビュー:痛快な撮影体験とわずかな苦言、XF30mm Macroレンズのレビューも添えて。

          X-T5はどんなカメラなのか?富士フイルムから「X-T5」が11月25日に発売されました。本機はAPS-Cフォーマットセンサーを採用するミラーレス機「Xシリーズ」の最新モデルであり、2020年4月に発売されたX-T4の後継モデルとなります。 X-T5は2014年に登場したX-Tシリーズの始祖であるX-T1が掲げていた「小型・軽量・高画質」というコンセプトへの原点回帰を狙って開発されました。というのも、X-T1/T2/T3とコンセプトを一貫できていたものの、X-T4では動画と

          富士フイルム X-T5 新製品レビュー:痛快な撮影体験とわずかな苦言、XF30mm Macroレンズのレビューも添えて。

          富士フイルム X-H2レビュー(後編):やはり4000万画素はよい! タムロン150-500mmのインプレも添えて

          先日、本noteで紹介しました富士フイルムX-H2のインプレッション後編になります。 なぜ後編をするか?というと、前編でテストした個体は発売前のファームウェアだったことが影響し、使用感に関わる部分に不具合がありました。通常であれば、そういった状態でも実力の片鱗は分かりますが、X-H2は富士フイルムを代表するフラッグシップモデルですので、真の実力を確認したいという気持ちがありました。前編は以下からどうぞ。 今回は発売後のアップデートv.1.01を適用した製品版でのインプレッ

          富士フイルム X-H2レビュー(後編):やはり4000万画素はよい! タムロン150-500mmのインプレも添えて

          富士フイルム X-H2 レビュー(前編):良い印象しかありません! ただ、レビュー機材はAFまわりに不具合も……

          この連載で7月に紹介した富士フイルムX-H2Sの兄弟機となるX-H2が本日(9月29日)発売。発売前に実機を試用したインプレッションをお送りします。なお、ボディは製品版ですが、カメラのファームウェアがまだ製品版未満の状態だったため、市販品と比べて使用感が異なる場合があります。後編では最新ファームウェアを適用した状態でレビューする予定です! 後編は10月中旬公開予定。 X-H2はどんなカメラなのか? スペックを詳しくチェックまずは、先に登場したX-H2Sについておさらい 7

          富士フイルム X-H2 レビュー(前編):良い印象しかありません! ただ、レビュー機材はAFまわりに不具合も……

          1インチセンサー搭載! 「AQUOS R7」のカメラ機能を使い込んでみた(コンデジとの比較も!)<家電批評/豊田慶記>

          シャープから5月に1型センサー搭載のAndroidスマートフォン「AQUOS R7」が発表され既に発売されています。今回は高級コンパクトデジカメと同じ1型センサーを搭載するスマホってどうなの?というカメラ用途目線でチェックしてみたので、参考にしてください。 検証・テキスト・写真:豊田慶記 大手メーカーでカメラ開発に携わった経験をもつ写真家。現在はWebやカメラ誌などで活動中。車とカメラ好き。Twitter:@PhotoYoshik 一部の製品写真:編集部 シャープ AQU

          1インチセンサー搭載! 「AQUOS R7」のカメラ機能を使い込んでみた(コンデジとの比較も!)<家電批評/豊田慶記>

          認知症介護ガジェット:おかんが万引きしてしまった……屋外用セキュリティカメラで再発防止を試みました

          本記事の初出は家電批評2022年7月号です。 執筆:岡野学/協力:工藤広伸(くどひろ)/編集:家電批評編集部(商品紹介のリンクはアフィリエイトを含みません) 事件です。おかんが近所のスーパーで万引きをしてしまいましたいろいろ話を聞くと、どうやらレジ袋に入ったお会計後の品物と同じものを、手持ちのエコバッグに入れていて、そちらの会計が済んでいないまま店外に出て、そこをお店の人に止められたそうです。幸い、お店側も通報を受けた警察も、おかんが認知症だということはわかったようで(似た

          認知症介護ガジェット:おかんが万引きしてしまった……屋外用セキュリティカメラで再発防止を試みました

          富士フイルム X-H2S インプレッション:被写体認識AFはZ9より好印象 <家電批評/豊田慶記>

          本日(5月31日)富士フイルムがミラーレス一眼「Xシリーズ」の最新モデル「X-H2S」を発表しました。2012年に登場した初号機「X-Pro1」から数えて今年で丁度10年という節目のタイミングに登場したX-H2Sで「Xシリーズ」は第5世代へと進化することになります。製品版手前のベータ機で短期間撮影できたので、そのインプレッションを速報としてお届けします。 検証・テキスト・写真:豊田慶記 大手メーカーでカメラ開発に携わった経験をもつ写真家。現在はWebやカメラ誌などで活動中。

          富士フイルム X-H2S インプレッション:被写体認識AFはZ9より好印象 <家電批評/豊田慶記>

          認知症介護ガジェット:徘徊・迷子対策に見守りGPSを比較しました<後編>

          本記事の初出は家電批評2022年1月号と2月号です。 執筆:岡野学/協力:工藤広伸/編集:家電批評編集部(商品紹介のリンクはアフィリエイトを含みません) 前回、おかんがひとり歩き(徘徊)したり、出かけ先で迷って帰ってこられなくなったりする前に、居場所を特定するための「見守りGPS」を“再度”持たせようと決意した僕。 今回は、最新の見守りGPS4台を、おかんに代わってテストした模様をリポート今回比較したのは以下の4製品です。 まず、小手調べで自宅から最寄り駅へ徒歩移動。川

          認知症介護ガジェット:徘徊・迷子対策に見守りGPSを比較しました<後編>

          OMSYSTEM OM-1レビュー:ファームウェアさえ安定すれば歴史に残る名機になるかも

          本記事の初出は家電批評2022年6月号の「カメラ&レンズ辛口批評」です。誌面に収まりきらなかった原稿や作例写真を含めた完全版を9000字の長文レビューでじっくりお届けします。 検証・テキスト:豊田慶記 大手メーカーでカメラ開発に携わった経験をもつ写真家。現在はWebやカメラ誌などで活動中。車とカメラ好き。Twitter:@PhotoYoshik 製品写真:小川賢一郎/fort/編集部 オリンパスの流れを引き継ぐ新ブランド「OM SYSTEM」OLYMPUSと言えば写真ファ

          OMSYSTEM OM-1レビュー:ファームウェアさえ安定すれば歴史に残る名機になるかも

          認知症介護ガジェット:徘徊・迷子対策に見守りGPSを比較しました<前編>

          本記事の初出は家電批評2022年1月号と2月号です。 執筆:岡野学/協力:工藤広伸/編集:家電批評編集部(商品紹介のリンクはアフィリエイトを含みません) 通い慣れたはずの道をおかんが間違えた先日、おかんの定期検診に同行したときのこと。いつもは診察が終わると病院前で僕と別れ、一人で路線バスに乗って帰っていくんですが、その日は別れ際に何度も「バス停ってこっちでいいんだよね?」と聞いてくるんです。ちゃんと家に帰れるか不安になった僕は、別れたフリをしてこっそりあとをつけることに。結

          認知症介護ガジェット:徘徊・迷子対策に見守りGPSを比較しました<前編>

          認知症介護ガジェット:カレンダーが読めなくなってもキングジムの電波時計なら理解できるかも

          本記事の初出は家電批評2021年6月号です。 執筆:岡野学/協力:工藤広伸/編集:家電批評編集部(商品紹介のリンクはアフィリエイトを含みません) 認知症介護の悩み:曜日感覚がなくなったおかんに「今日がいつか?」を教えたいカレンダーのどこが「今日」なのかわからない! 僕たちが普段生活をしていても、GWやお正月といった長期の休み中だと、たまに「あれ? 今日って何曜日だっけ?」と、曜日がわからなくなることってありますよね。でも、カレンダーを見たり、行動をたどったり、あるいはテレビ

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