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救急車で運ばれて気づいた1汁1飯の幸せ「食の断捨離」ダイエットを始めませんか?

救急車に運ばれまして・・・

こんにちは。痩せるスープの専門家、かえるんこと藤井香江です。ここ数ヶ月の間、体調を崩してしまい、息ができなくなって救急車で運ばれました。私の年齢は47歳。今まさに人生の多忙ピーク。家事、育児と介護と仕事で、追われるように暮らしていました。

ドン底からの気づき!大きな人生の転換期

私はダイエットや健康をテーマに本を出したり、発信しているので、「体調不良で救急車で運ばれるなんて、信じられない」そう思われる方もいるかもしれません。でも、私はこの経験をどうしても伝えたい、大きな人生の気づきがあったので、こうして文章を綴っています。

突然ですが、あなたに質問です

その前にあなたに質問です。「あなたは聡明で賢い女ですか?」家事も育児も仕事もPTAも完璧にこなす。週末は料理を作り置き、献立を毎週考えてて家族が喜ぶ、美味しいご飯をせっせとつくる。


あなたはそんな聡明で賢い女性を目指していませんか?

今の私たちは、毎日よく頑張っています。それなのに、雑誌やテレビ、SNSをみれば、人気のインフルエンサーたちがおしゃれなライフスタイルを公開していて、なんだか上には上がいて「そうでなはない自分」が途端に惨めになる。スーパーで買った惣菜を出しゃう私。昨日と同じおかず・・・。そんな自分を「ダメな人」扱いをして、反省し、また努力をして高みを目指す。

改めて「生きる」とは何なのか。

本来、生きるとは「食べる」ことです。ただこれだけなのに、世の中は、老若男女問わず、うつ病など心の病気や「生きづらい」と感じる人が多いです。本来生きる=食べると定義をすれば、全く大変なことではないはずです。だって、昔は一汁一菜。ガンや免疫性のような現代病もなかったのです。

日本人にはいつも変わらない飯と汁。

「おばあちゃんの味」のような特別ではない、しみじみと味わい深い地味なメニューであればいい。そう当たり前の作業で作る食事を作り続けること。これが死ぬまで「食べて生きる」ということではないだろうか。毎日頑張ってご馳走を作る。昨日とは違うもの。料理は愛情だから!レシピを見ながら試行錯誤する。私たちは女性は頑張りすぎなのではないだろうか。

行き先の見えないバズ料理合戦

歴史を遡れば、家庭料理はハレの日ケの日でいうケの日。家のご飯は華やかな料理ではなく、「健康に生きる」ための栄養を摂る食事であったはずです。しかしそれが今やSNSにはママたちのレシピ投稿が溢れかえって、行き先の見えない「競争」を繰り返しています。家庭の食事が生きるという目的からエンタメ化。
理想の食卓を追い求めて、終わりなき競争となっています。そして、この苦しみから逃れたいお金のある人が、食事の宅配サービスへと行き着いた。。

食事宅配サービスは表向きは家庭料理。

しかし「どこか後ろめたい」満たされない食事。とりあえず食事っぽいものを出せた自己満足。これでいい。納得させる自分がいたり、、、。頑張りすぎて心が折れた、病気になる前の私にいいたい。生きるための食を見直しませんか?

今、私たちに必要なのは「食の断捨離」。

家の断捨離はブームになり、片付けることで生まれる豊かさに共鳴し、多くの方が食器や服、宝石、車などを捨て始めています。本当に必要なものだけでシンプルに暮らす。年齢を問わず浸透しています。そんな中、生きるために一番大切な「食」。食の断捨離。これに目を向ける人が異常に少ないです。理由は1つは、食事=豊かさ。逆にいえば、シンプルな食事=貧しさという公式がいつの頃からか紐付けられているからでしょう。

私自身、華やかな食卓、完璧なママを追い求めていまいた。そして、過労とストレスで原因のわからない病気になり、動くことができず、改めて生きるという意味と強制的に向きあって、気づいたこと。

飯と具沢山の汁があればいい。

むしろ家族にはこれしか作れません。ごめんなさい。という日々が続きました。しかし思いの外、野菜を食べない息子が野菜を美味しいと言い始め、味噌汁が苦手な子供が「今日はなんの味噌汁?」と聞いてくるようになり、我が家の食卓は以前とは全く変わりました。


以前はハンバーグや唐揚げ、ポテトにグラタン、ファミレスのような、華やかな食事を出さないと満足しなかった子供が、野菜の香りや味に興味を持ち、ブロッコリーの軸の「コリコリ食感がいいよね」こんな言葉を聞くなんて。。。100%想像さえしなかったんです。

一汁一飯生活で健康を取り戻した

そして何より、動かなかった私の体がこの食生活で、動くようになったこと。原因がわからない痛みや胸痛がなくなったこと。今までの毎日外食のようなご馳走が家族で苦手になったこと。

改めて、美味しいとは何か?

コースや定食のような贅沢は料理ではありません。今なら自信を持っていえます。味噌汁を飲んだときのしみじみ感。「体にしみわたる」感覚。これこそが美味しいの定義です。インパクトは全くない。けれど、疲れた身体にスーッと抜ける。体がぐんぐん元気になり、喜んでいる。心と体がつながっている。そんな感覚も味わうことができました。


食の断捨離をしよう!

ダイエットの専門家として、食のプロとして、これから私が伝えていきたいのはこのメッセージ。食の断捨離。痩せるには〇〇を食べましょう!断食やプロテイン、糖質制限、エステやサプリ。そんな高額で特別なものは必要ありません。

安い旬の野菜を汁に入れて、タンパク質も入れて、たっぷり食べれば自然に痩せることができるのです。これが40代50代からのダイエットの結論です。

季節の野菜はデトックス!ダイエット効果

科学的にも、旬の野菜には冷えやむくみ、季節の症状をサポートする豊富な栄養素を含みます。さらに代謝を下げる活性酸素を取り除く、カラフル野菜に含まれるファイトケミカル。そして、野菜はどれも食物繊維が豊富!腸内の善玉菌のエサになり、便通も改善して腸内環境を整えてくれます。

また、汁やスープで飲むことで、加齢により落ちた消化に負担をかけずに吸収できるから、滞った代謝を改善することもできるのです。

汁ものは1つの鍋と食材があれば10分以内ですぐできるもの。誰でもレシピいらずで簡単にできる料理です。頑張らない暮らし。飯と汁があればいい。

料理が苦痛!今の生活、無理をしていませんか?

もう一度、質問をさせてください。今の暮らし、無理をしていませんか?もちろん料理上手で料理や家事好きなら別ですが、もし少しでも頑張りすぎていると気づいたら、食事のあり方を見直していきましょう。

今になって思えば、華やかな食事とは、情報を食べているもの。地味な食事は身体で味わっているもの。具沢山の汁やスープ中心の暮らしは、私に手の中にある幸せを教えてくれました。家のご飯の概念を変えただけで、心のストレスが大きく軽減。

病気を克服して足るを知る

もう足りないものはない。病気を克服して「足るを知る。そんな境地にたどり着きました。

とはいえ、あの人には負けたくない。痩せたい。もちろん欲望は人間のエネルギーです。とっても大切な原動力ですが、ダイエットなら頑張らなくても、地味な汁と飯の栄養で、美味しく食べて健康に痩せることができます。

最後に私は、この病気を通じて、がむしゃらにがんばる自分とはサヨウナラ、無縁になれたこと。余ったピーマンに玉ねぎ、煮干しに卵をぶち込んだ味噌汁に幸せを感じられるようになったこと。

最初は、あなたのお子さんや夫、姑が不満を漏らすかもしれません。でも、なんと言われても関係ない!我が家のメシは一汁一飯。2週間もすれば、この素朴な味わいと美味しさに慣れて、子供が大きくなる頃には、しみじみこの母の味を思い出すことになるでしょう。

誰に何と言われても汁と飯。

さあ、どうか肩の力を抜いて、誰に何を言われてもメシと汁。もう頑張らないくていい。レシピに縛られなくていい。今日は何を作ろうか?毎日、頭を悩ませなくていい。ストレスフリーで自然に痩せる。心も体も満たされる
食事にチャレンジしてみませんか。

いつか私がなくなっても、家族が自分で自分の健康を守れる暮らし。本当の幸せに生きる料理を、これからも発信していきたいなと思っています。

長文を最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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