日永和孝

kaeneというレディースのドレスブランドを運営。 https://www.kaene…

日永和孝

kaeneというレディースのドレスブランドを運営。 https://www.kaene.jp/

最近の記事

2022年11月1日を以って、有限会社factory mode Annaの代表となりました。

相も変わらずご無沙汰しております、kaeneの日永です。 私たちkaeneチームは、ドレス需要の回帰や、福岡店・新宿ルミネ店の慣れない営業に悪戦苦闘しながらも、仕事があることへの感謝や新しいことに挑戦する喜び、成長の可能性にワクワクした日々を過ごしてます。 ただ、一人一人の仕事量がとても多いので、スタッフの皆には申し訳なさもありつつ、、、いつも本当に感謝の気持ちでいっぱいです。 そして表題の通りですが、今年の11月1日を以って熊本県にある縫製工場、有限会社factory

    • kaeneが新宿ルミネ2に正式に出店することが決まりました!

      いつもどおり、大変ご無沙汰しております。kaeneの日永です。 皆様お元気でしょうか?? 私たちkaeneチームは、特に問題なく元気に過ごしています。 いやむしろ社内結婚ラッシュや出産で、幸せニュースが立て続けのハッピーオーラ満載でございます! kaeneの顧客様やインスタを見ていただいている方はご存じかとは思いますが、2月下旬から7月下旬までの5か月間、新宿ルミネ2様(以下ルミネ2)にてkaeneの期間限定ショップを開催しておりました。 そしてその売り上げ結果やルミネ

      • レンタルドレスの新サービス【re'kaene】 について。

        皆様、大変ご無沙汰しております。 コロナになって何度PCR検査を受けただろう、そして見事に陰性を更新していっております、日永でございます。 政府による緊急事態宣言もようやく解除され、kaeneの新宿ルミネ様でのポップアップも予算をクリアし有終の美を飾ることが出来ました。 そしてこのような困難な状況の中、ブライダル業界全体が徹底した感染防止対策に努めてくださるおかげで、全国各地で結婚式を開催されているのだと思います。日々のドレスの売れ行きを見て、勝手ながらとても感謝しており

        • 【kaene・Yawn】3月11日から2週間、とてもお得なBIGイベントを開催します!!

          皆様大変ご無沙汰しております。 実は、先日久しぶりにnoteを書いてUPしたんですが、見直すとちょっと暗い感じだったんで即消しました笑  なので気分明るくというか、明るい告知ですので自分も楽しんでこの記事を書こうと思います! 先ず、コロナが日本で初めて感染確認されてからは約1年が経ち、私たちがコロナの影響を受けて皆様に最初に応援していただいてからは、9ヵ月が経ちました。(まだ9か月前なんですって!) この1年経験したことがないことばかりが起きて、良くも悪くも新しい出来事

        2022年11月1日を以って、有限会社factory mode Annaの代表となりました。

          kaeneが提案するニューカジュアル「Yawn」というブランドを始めます。

          コロナ禍の先行きが見えない中、結婚式がどうなっていくのかも未だ見えずkaeneの売れ行きも皆目見当がつかないので、私たちと、kaeneのドレスを縫っていただいている縫製工場さんが生き残るために、kaeneに次ぐ新ブランドを立ち上げる事に決めました。 とは言っても、コロナ禍の加速が匂ってきた3月末にはそれを決めて動き出していたので、先日のkaene daily collectionを含めて実質2か月間は、それらに全力投球していました。 Yawn(ヤーン)とは ‟Pleas

          kaeneが提案するニューカジュアル「Yawn」というブランドを始めます。

          皆様の応援がめちゃくちゃ力になりました。本当に有難うございました!!

          先日開催しました、お取引先縫製工場様と私たちkaeneが生き残るための、対コロナ緊急企画【kaene daily collection】ですが、お陰様で予想を遥かに超えるたくさんのオーダーをいただくことが出来ました!(最終日なんてオーダーが止まらずずっと震えてました涙) ライブ自体が初めての挑戦だったし、世の中にたくさんのブランドがある中、私たちが提案する普段使いの洋服がどこまで受け入れられるか不安だったので、ライブ前後は全く眠れてませんでした。 しかし、最初からたくさん

          皆様の応援がめちゃくちゃ力になりました。本当に有難うございました!!

          皆様にお願いがあります。どうか私たちkaeneと、お取引きしている縫製工場さんの応援者になってください。

          改めまして、そして初めましての皆様、kaeneでディレクターを務めさせていただいております、株式会社侶丹(ロダン)の日永と申します。 kaeneとは主に結婚式やパーティー・セレモニー時に着用する、女性向けのドレスやスーツ等を提案しているブランドです。 今現在我が社は、私が入社して2度目となる大ピンチを迎えております。 そしてこの大ピンチは我が社だけの問題ではなく、たくさんの人々が関わっているので、範囲としましても以前記載しました1度目のピンチとは大きく異なります。 ピ

          皆様にお願いがあります。どうか私たちkaeneと、お取引きしている縫製工場さんの応援者になってください。

          縫製工場に40年の歳月を捧げた、耳が不自由な男の話

          彼の名前は安井明光。 熊本県は天草出身、昭和35年5月31日生まれで今年還暦を迎える、くまモン好きの笑顔がナイスな男である。 彼は幼少期より耳が殆ど聞こえないので、中学卒業後に南熊本にある障害者の訓練校に入り、2年間時計の組み立てや洋裁の手作業を習い、洋裁の道に進むことを決めたらしい。 弊社の関連工場であるファクトリーモードアンナ(以下アンナ)は創業30年を超えるのだが、それ以前から他の関連工場で働いてくれていたので、アンナの唯一の創業メンバーであり、勤務歴としても40

          縫製工場に40年の歳月を捧げた、耳が不自由な男の話

          「鬱病になりかけてる」と診断された男が、当時描いた絵がこちらです。

          今回は少し脱線した内容です。 自己紹介の記事に書いたのですが、私は福岡にある九州産業大学芸術学部デザイン学科プロダクトデザインコースが最終学歴でございます。 もちろんプロダクトデザインの才能があった訳ではなく、むしろ才能が無いというコトを学ぶために4年間も通ってしまったといっても過言ではありません。 そして、当然ながら担任の教授には大変嫌われており、大学4年の中頃に親が呼び出しをくらい「お宅の息子は全体未聞の生徒や!※」と怒られるという、なんとも救いようがない学生生活を

          「鬱病になりかけてる」と診断された男が、当時描いた絵がこちらです。

          アパレル業界で売上100万も作ったことない男が、3年で2億円を達成し倒産を免れた話

          ※写真は下段が2010~2017年までの年間手帳と、上段が7年分のメモ帳です 金融機関からの追加融資不可 以前記載した通り、シルバーからヤングに事業変更したことも含め赤字が続いてる状態だったので、どの金融機関も追加融資をしてくれず、自己資金から借金を返済しながら売り上げに追われる日々を送っていました。 今でも思い出したくない、あと3か月でこの売り上げやらないと倒産、、来月この売り上げやらないと終わり、、、という感じで、毎月の現預金残高に震え、まさにすれっすれのところを這

          アパレル業界で売上100万も作ったことない男が、3年で2億円を達成し倒産を免れた話

          売り上げ100万も作ったことない男が、社長に「お前が年間2億売らないと会社が潰れる」と言われて、必死に頑張っていた時に起きたある事件。

          R社長との出会い 題名通りとにかく会社を潰さないためにも、1枚でも多くの洋服を売るコトに必死になって頑張っていた時に、新規で△という会社のR社長から弊社と取引きしたいとアプローチを受けました。 関東に10店舗ほどお店を展開されていて、今後も店舗をどんどん展開していきたいし、kaeneというブランドもしっかり打ち出していきたい!と仰ってくださり、展示会での発注額も初回から下代※で約100万円分つけてくださいました。 ※下代とは卸値のことで上代はその商品の定価です。下代=メ

          売り上げ100万も作ったことない男が、社長に「お前が年間2億売らないと会社が潰れる」と言われて、必死に頑張っていた時に起きたある事件。

          ブランド立ち上げ時の苦悩

          以前記載したように、弊社は今期で45年目の所謂老舗でして、kaeneというブランドを立ち上げる前は、シルバー(70~80代のお婆ちゃん向け)の洋服を作っている会社でした。 その会社が潰れかけて、洋服に対してド素人の息子が入社しヤング向けの若いブランドを立ち上げ、当時インターネット販売は主流では無かったので、お店さんにいわゆる卸売りをしようとするとどうなるかと言いますと、 誰も相手にしてくれないんです( ;∀;) 【理由】 ・九州ではお婆ちゃんの洋服を作ってる会社として

          ブランド立ち上げ時の苦悩

          kaeneというブランドの由来

          前述したように、会社再生のためブランドを立ち上げる事になった私は、とにかく何を作ったらよいかがさっぱり分からなかったので、シンプルに世間は何を求めているのかのリサーチをすることにしました。(2008年頃) 誰に聞けば良いかすら分かっていなかったので、とりあえず天神(福岡の中心地)にあるセレクトショップと言われているお店に訪問しまくり「今何が欲しいですか?お客様には何が欲しいと言われますか?」とスタッフさん達に聞きまわりました。当時のソラリアやIMS等の駅ビルや、地下街に入っ

          kaeneというブランドの由来

          今さらながら自己紹介

          noteを始めてみて5か月が過ぎました。 そもそもなぜnoteなのかも分かっておらず、今みんなが使ってるのがnoteだからこれに書いていってるだけです。 書く内容も、今やってる仕事で伝えたい事や全く関係ないことまで、色々と試しながら書いてます。 そして、ようやく気付きました。 ほとんどの人が先ず一番最初にやってること。 「自己紹介」 なるほどね~、基本ルールね。 みんなやってるから逆張りでやらない!とかはいらなさそうなので、今更ですがとりあえず書いてみます。

          今さらながら自己紹介

          中学生の静かなる反抗

          私は小学校の時からとにかく勉強が大嫌いで、成績は図工(美術)と体育以外はほぼ3の、至って普通の脳みその持ち主でした。         そんな私ですが、中学に入学して英語という教科が増え、小6の時に英会話教室に通っていた私はスタートから当然みんなより英語スキルが上ということもあり、初めて勉学で自発的にスイッチが入りました。絶対5を取ってやる!って。 案の定中学1年1学期の英語なんて滅茶苦茶簡単で、その期の英語のテストはオール100点!通知表は英語以外どうでも良い!全てを捨て

          中学生の静かなる反抗

          人間の解釈とはこうまでも違う ~寂しがり屋編~

          今回は人によって解釈が違う、物事の事実は一つですが、解釈は無数であるというコトを前提に話を進めていきます。 また、今回の題材は「寂しがり屋」です。 正直私は損も得もしないので、自分が寂しがり屋でもそうじゃなくても良いと思ってます。 以前お客様か誰かから「日永さんって絶対に寂しがり屋ですよね」というコトを言われた記憶があります。 その人が私の事をどのくらい知っているかや、何をもってそう言ったのかは分かりませんが、その人からしたら私は絶対に寂しがり屋と解釈していることには変わり

          人間の解釈とはこうまでも違う ~寂しがり屋編~