見出し画像

プロレスの神様が残した言葉は高齢者にこそ聞いて欲しい

こんにちは。今日は、プロレスの神様と呼ばれる伝説の選手、カール・ゴッチさんが生前お話しされていたことについて深掘りしていきます。
本日も、よろしくお願いします。
このお話は以前、齢70歳を超えて今尚現役選手である藤原喜明選手がジムにいらっしゃった際にお話し頂きました。

運動をせずにいると当然のことながら筋肉は落ちていきます。
40代突入前後からそのスピードは顕著になっていくので、実感として40歳を過ぎると体力の衰えを感じる方が増えてくるようです。
こんな時、プロレスの神様と呼ばれた伝説のプロレスラーであるカール・ゴッチ師が常々仰られていたという言葉が現実味を帯びてきます。

「若いうちは、トレーニングをした方がいい。歳をとったら、トレーニングをしなければならない」

人間はいかに鍛えていても、運動をせずにいつまでも筋肉をキープできるわけではありません。
加齢に伴って脚力の低下、歩幅が狭くなることによる歩行速度の低下が起こります。
思ったよりも足が上がっていなかったことや、思ったよりも体力が衰えていて転倒・ケガにつながることも珍しい話ではありません。
現在の自分自身の体力、主に衰えやすい脚力を知るためにも、定期的にテストを実施してみてください。

一般的で簡単なものですと「立ち上がりテスト」というものがあります。
一般的な椅子は40cm程度だそうです。
ここから勢いをつけずに片足で立ち上がれますか?
もしも立ち上がれないとしたらそろそろ注意が必要です。

もう一つは「2ステップテスト」です。
大股で2歩歩き、その歩幅と身長から評価する方法になりますので、できるだけ滑ったり転倒したりすることがないよう注意して行ってください。
スタートポジションを決めて2歩できるだけ大股に歩き、その合計値を出します。そして、以下の式に当てはめてください。

2歩の歩幅(cm)÷身長(cm)=2ステップ値

この2ステップ値が1.0を下回ると黄色信号になります。
これはどちらも、日本整形外科学会ロコモオンライン(https://locomo-joa.jp/)に掲載されているものになります。

筋トレは痴呆予防も期待できる高齢者必須の運動です。
このようなテストを用いて筋力や体力を正確に評価することは、必要な運動を選別して行うにあたり非常に大きな手がかりとなります。
運動で健康寿命を伸ばし、明日を「明るい日」にしていきたいですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?