見出し画像

83歳のドミンゴ、80歳のミック・ジャガー

ドミンゴが日本に来て歌うことは知っていたが、ホントに歌って、ホントに元気だねえ。

御年83歳。老人の励ましになるから記録しておこう。


「三大テノール」の1人、ドミンゴさんが群馬・高崎市でコンサート 1900人を魅了「また帰ってきたい」(上毛新聞 5/7)


かつては「3大テノール」のひとりとして名声を博したドミンゴだが、いまはバリトンで歌っているそうだ。

ピアニストは90代や、ときには100歳まで弾くけれど、歌手は身体が楽器だから、限界が早いのではなかろうか。何歳まで歌えるのだろう。


そんなことを思っていると、きのうは、キャスリーン・バトルが75歳でメトにカムバックというポストも見た。


Battle returns to the Met stage this Sunday, May 12!
(Metropolitan Opera 5/7)


日本ではかつて、「オンブラ・マイ・フ」(ヘンデル)を歌ったスーパーニッカのCMで有名でした。(実相寺昭雄監督、1986年)



いっぽう、81歳のダニエル・バレンボイムには、引退の時期が近づきつつあるようだ。こちらは無理しないでほしい。


バレンボイムが健康上の理由から、5月1日のベルリン・フィル「ヨーロッパ・コンサート」の指揮から降板(月刊音楽祭 4/23)



歌手と言えば、ミック・ジャガーが80歳でステージで暴れているのも話題になった。


静かに歌う、アダルトな音楽なら80、90でも行けそうだが、「ロック」の人は大変だよね。

でも、映像で見る限り、ミック・ジャガーの動きはキレがあって立派。1歳年上のポール・マッカートニーよりまだ動けている。


少なくとも80代前半までは、若く、現役でいられることが、世界の常識になりつつある。

(米大統領選も、81歳のバイデンと、投票時78歳のトランプで争われる可能性が高い・・)


<参考>


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?