Kara

備忘録 主に旅の記録。

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記事一覧

Iceland Day2

この日はごく一般的なツアーに参加した。朝8:30に教会前集合、外はまるで真夜中。確実にアラームがないと寝坊をしていただろう。現に同部屋の子たちは皆寝ていた。携帯の電…

Kara
1年前

Iceland-Day1

朝10時台の飛行機に乗るべくLuasに乗り込む。空港まではLuasとバスを利用。Luasを一本逃したため、次のバスは30分後だった。幸いなことに別のバスに乗り継ぐことができたの…

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1年前
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自転車徒然

世の中が自粛モードに入り、弊社もまた、短縮勤務になった。とはいえ、仕事の指示は次々入るので、実際出したシフトよりは勤務しなければばならないし、半分在宅でもしなけ…

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4年前
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5.彼女

足早に家を出て向かった先は携帯ショップ。 Nokiaの時代錯誤な携帯とトップアップ式のシムを購入し、グチャグチになったメモを開き直した。 私は果たして何に巻き込まれ…

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4年前

幻影現実4.二日目

白い部屋、縦長の窓に白い光が差し込んできた。 朝だ。 寝惚けまなこのまま、徐に額や頭、脚に手を当てた。 身体はある… 胸を撫で下ろした。 横たわったままサイドテ…

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4年前
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幻影現実3.SOS

あれから何時間経ったか、緊張が解けぬままベッドに突っ伏していた時、扉の外で物音がした。 聞き間違えかと思いつつ扉に近寄ると、扉の向こうからメモを一つ渡され、小声…

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4年前
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幻影現実2.晩餐

老人は腰がすでに曲がっており、推定70-90歳程、細々語りかけてきた。印象で言うならば、某イギリス魔法映画の悪役という第一印象。 おもむろに引っ張り出したグリルサン…

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4年前
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幻影現実1.到着の夜

最寄り駅に着いたときには23:00を回っていた。 初めての場所で電話も繋がらぬまま、地図だけを頼りに降り立ったが、すぐに、なんと甘い考えをしていたのか、と気づかされ…

Kara
4年前
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Iceland Day2

この日はごく一般的なツアーに参加した。朝8:30に教会前集合、外はまるで真夜中。確実にアラームがないと寝坊をしていただろう。現に同部屋の子たちは皆寝ていた。携帯の電気を使いながら準備をし、集合場所へ向かった。大体色々なツアーが同じ集合場所へ集まるので、ちゃんとガイドに会えるかどうかいつも緊張するだった。バスは前日とは違い、もう少し小型。ガイドは、ハリーポッターに出てくるダドリーおじさん似のアイスラ

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Iceland-Day1

朝10時台の飛行機に乗るべくLuasに乗り込む。空港まではLuasとバスを利用。Luasを一本逃したため、次のバスは30分後だった。幸いなことに別のバスに乗り継ぐことができたので、予定通り空港に向かうことができたが、バスの時間については今後要注意。どのような寒さなのか、未知の世界だったため緊張しながら向かった。

飛行機の窓から白い岩肌が見えて、異世界に来たような印象を受けた。また空港に着いてすぐ

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自転車徒然

世の中が自粛モードに入り、弊社もまた、短縮勤務になった。とはいえ、仕事の指示は次々入るので、実際出したシフトよりは勤務しなければばならないし、半分在宅でもしなければならない。要は、会社での密集を避けるための対策である。それならば、朝は通勤する時間から自転車で峠を一本。そしてそれから仕事をする。とても良いルーティンだ。お店には入れないが公園にたたずみながら仕事をする。たまに本を読む。何と素晴らしい毎

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5.彼女

足早に家を出て向かった先は携帯ショップ。

Nokiaの時代錯誤な携帯とトップアップ式のシムを購入し、グチャグチになったメモを開き直した。

私は果たして何に巻き込まれてしまったのか。何も知らないというのは、ある意味好奇心をそそられるところもある。

Hello. I’m.

すぐに返信が来た。
しかしながら非常に打ちづらい…英語で打つと予測変換をしてくれるので、英語で会話した方が幾分ましだろうか

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幻影現実4.二日目

白い部屋、縦長の窓に白い光が差し込んできた。

朝だ。

寝惚けまなこのまま、徐に額や頭、脚に手を当てた。

身体はある…

胸を撫で下ろした。

横たわったままサイドテーブル上のメモ、その下の小さなトランクへと視線を移し、再び安堵した。

夢か現かわからぬまま支度をし、そのまま家を出ようとしたとき

「お出かけかい?」

全身がびくっと震えた。

いつの間にか背後に老人がいた。

「はい、夜は少

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幻影現実3.SOS

あれから何時間経ったか、緊張が解けぬままベッドに突っ伏していた時、扉の外で物音がした。

聞き間違えかと思いつつ扉に近寄ると、扉の向こうからメモを一つ渡され、小声で言伝をされた。

「ここで先週からいるものです。ここではあんまり長く話せないからこの電話番号にメッセージをください。」

「それから、夜階段を降りるとセンサーが反応するから気をつけてね。」

意味がわからなかったけれど、分かるような気が

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幻影現実2.晩餐

老人は腰がすでに曲がっており、推定70-90歳程、細々語りかけてきた。印象で言うならば、某イギリス魔法映画の悪役という第一印象。

おもむろに引っ張り出したグリルサンドマシーンに、ブルストとチーズを突っ込み、はみ出ているのをお構い無しに、蓋を閉じる。当然肉汁がたれる。

見た目にそぐわないワイルドな料理だったが、素材は美味しそうなものだったし、何よりお腹が減っていたので、ブルストの香ばしい香りは空

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幻影現実1.到着の夜

最寄り駅に着いたときには23:00を回っていた。

初めての場所で電話も繋がらぬまま、地図だけを頼りに降り立ったが、すぐに、なんと甘い考えをしていたのか、と気づかされる。

閑静な住宅街、同じような外観の住宅群、少ない外灯、暗闇の中で立ち竦んだ。

ふと人影が横切った。

反射的に住所のメモを差し出し、藁をも掴む思いで場所を問った。

とっさに声をかけられたのは、初老の女性。犬の散歩中のようだ。

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