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未来文明史論2020 ➓新「民主主義と選挙制度」

NEW #帝国議会130周年  おめでとうございます。自由民権運動ならびに伊藤博文ほか明治政府の活動でできた、アジア初の議会政治です。誇るべき日本近代政治史の遺産でしょう。


【近況】ご無沙汰しております。
父親が難病で入院その後のお見舞い(※面会できず)。
令和元年東日本豪雨で被災した実家を取り壊し、離れの家を再建していた、ということで、拙稿が投稿できず、いまに至ります。
近年の #豪雨  被害がひどいもので、いまだに再建できない多くの方々や地域があります。東京ではなく地方です。
例の感染症ばかり報道しておりますが(東京では約500人感染者、札幌でもパンデミックが激化、全国で2000人を超える)、人の命とともに思い出や財産などすべてを殲滅してしまう #自然災害。予防もワクチンも効果はありません、忘れはなりません。年末年始、来年2021(令和3)年はどうなるのでしょうか?

【2020年】
#アメリカ大統領選挙  が2020年11月にありました。
世界最大の、民主主義国家であり、世界のリーダーだった #アメリカ合衆国 。現大統領はマスメディアとの対立で、「分断」された世界情勢のなかで、様々な失言や暴言、かの感染症対策が失敗、多くのアメリカ国民が犠牲となりました。もう一方の民主党候補が選挙で勝利した・・・はず。いまだに、現大統領は「選挙不正」を訴えて、認めていません。最高裁での法廷闘争となるそうですが、これはみな国民の税金で行うのですね、選挙には多額の税金が使わているのに、私闘レベルで、もはや制度時代が腐敗していると思いました。
【参考:アメリカ大統領とは】
https://www3.nhk.or.jp/news/special/presidential-election_2020/basic/https://www.ntv.co.jp/uselection2020/https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/presidential-election2020/kaihyo/問題提起。#民主主義 #選挙  100年後はどうなるのか?
あえて暴論を記します。

【未来予測・2120年ごろ】
まず、 #選挙制度  は不正が続くので廃止。
つぎに、選挙によって選ばれて国民は、「議員」として国民代表となるはずの  #議会制度  も大幅に改革された。その理由は、選挙や議会での「多数決」は、少数派の意見を完全否定、【数は力なり】というイデオロギーを生んだから。

もはや  #国会議事堂  はいらない。関連の施設や宿舎などもすべて、国の借金支払いに補填した。当初は博物館として利用するか議論もあったけれども、跡地を再利用した。国会議員も経費も給与もいらない。そのかわり、オンライン議会で十分であることが分かった。そもそも2020年ごろ、#三権分立 が形骸化したことが原因だった。すべてが癒着の温床となって、世襲議員が首相となり、ある長寿政権で政治犯罪がうやもやになる現象すら起きた。

そこで、窮地に落とされた人類は、新しい政治機構を生んだ。それは、高度コンピューターテクノロジー発達でAIによる、合議制が行われるようになる。
AI #人工知能  は、はるかに人類の能力を超えて、各地域の問題点の抽出が公正で平等、かつて人類が理想とした「自由・平等・博愛」精神が徹底されていた。ここには政治献金や汚職、公文書偽装などありえない。
また、100~150年前の大戦では、選挙による合法的な #独裁  政権が生まれたのだが、SF映画で話題となった「人類殲滅するような独裁行うAI」を防止するために、複数のAIが用意されている。忖度(そんたく)しないAIから出された法案を可決するのは人類だが、これはあくまで「伝統の手続き」である。反対意見は出なかった。いや出せなかったのである。
しかしながら、ある日、事件が起きた。《続く》

【用語】
民主主義:(みんしゅしゅぎ、英: democracy、デモクラシー)または民主制[民主政]とは人民が主権を持ち行使する政治。近代では市民革命により一般化した政治の形態・原理・運動・思想で、民主主義に基づく社会は「市民社会」、「ブルジョア社会」、「近代社会」などという。対義語は君主制、貴族制、神政政治、寡頭制、独裁制、専制、全体主義など。《略》

選挙:(せんきょ)とは、投票によって首長や議員、団体の代表者や役員を選び出すこと。国政に関する選挙は国政選挙(こくぜいせんきょ)、地方自治に関する選挙は地方選挙(ちほうせんきょ)と称される。選挙は公職に就任する者を選定する行為である。歴史的には挙手や起立、喝采などの方法が採用されたこともあるが、現代の選挙は投票によって行われることが多い(日本の公職選挙法35条も参照)。明治維新前後の時期の表記・訳語では撰挙・選択とも。《略》

【補論・22世紀の未来のために】
いまの世界の混乱や危機について、自分がわかる範囲の知識で解決の糸口がないだろうか、考察してみた。思考実験である。まさに暴論でしかない。人文社会科学できる、仮説であって実験である。結果には必ず原因がある。その原因を追究することは、とりわけ政治において曖昧模糊である。

そもそも、「富と名声を得たい」というのは、きわめて人間らしい欲求だろう。明日への活力にもなりえる。その手段として、民主主義を利用しているのだろう。欲望のままに突き進む #資本主義  では、選挙によって民主主義は都合がよい。富裕層はますます富み、貧富の差や人種差別など格差は大きくなってゆく。

選挙改革や国会議員数など問題になっても、当事者にかかわる問題ゆえ、まさか都合が悪い方法はとるまい。人口の3%未満の優秀な人材が悪意をもって不正を行うとしたら、それを取り締まることは難しい。「賢い人々が悪事に染めてはいけない」前提で、社会制度は作られたはずだった。

地球の視点で考えるならば、異常な気候変動と複雑怪奇な国際関係を解決するならば、#生物多様性 を基本とした、地球のあるべき姿に強硬するしかない。
(1)人類は約70億人をこえるのを、100~1000年単位で、5~7億人程度に減らすこと。
(2)温暖化しないように、化石燃料を使わず森林を開発しないこと。海や大気を汚さないこと。以上の国際条約を決めること、この際に大国は義務を果たすこと(調印しないという例外を許さない)。
(3)ほか惑星に移住して、人類がまったくいない地球にして、ほったらかしにすることが一番かもしれない。
(4)ただし、人知で調整できないのは、太陽系のような惑星間のバランスである。巨大隕石の衝突、太陽風の異常(磁場・有害な放射線)など、どのような宇宙テクノロジーで対策できるのだろうか。

▼書いていてキリがない。
引き続き、#未来文明史論 2020、2021と書き続けたい。

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