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私の100冊

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プロフィールとして「私をつくってきた100冊」をまとめました。主に子供時代、学生時代に読んでいたものが多いです。思い出話も含めて語っていきたいと思います。既にその本にふれている記… もっと読む
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記事一覧

【私の100冊】No.4 不思議な世界はすぐそこに「さんしょっ子」安房直子

私のプロフィールとして、「私をつくってきた100冊」を選びました。 その中から順不同で本の内…

【私の100冊】No.3 理想と現実。「善き少女」になろうとしたけれど。「若草物語」

私のプロフィールとして、「私をつくってきた100冊」を選びました。 その中から順不同で本の内…

【私の100冊】NO2 仲間と楽しむ読書。「銀河英雄伝説」の思い出

私のプロフィールとして、「私をつくってきた100冊」を選びました。 その中から順不同で本の内…

【私の100冊】No.1 公文文庫の思い出と世界の神話・民話・伝説

先日「私をつくってきた100冊」というのを選び、プロフィールにしました。そこで選んだ100冊に…

【読書日記】1/6 武家社会の弱点。『武士の家計簿/磯田道史』

武士の家計簿「加賀藩御算用者」の幕末維新  著者 磯田道史 新潮新書 「大名倒産 /浅田…

【読書日記】1/9 松井さんと再会。「ゆめでもいい/あまんきみこ」

車のいろは空のいろ 新装版 4 ゆめでもいい あまん きみこ (著)黒井 健 (イラスト) ポ…

【読書日記】1/11 お正月の行事出来た?「絶滅寸前季語辞典/夏井いつき」

絶滅寸前季語辞典   絶滅危急季語辞典 夏井 いつき (著) ちくま文庫  昨日、「最高峰」の歳時記をご紹介して、句作用としては私には使いにくい、と書きましたが、その理由の一つは、さっぱり意味の分からない季語も大量に載っているところです。  特に新年の巻は、その傾向が強いです。  「大臣家大饗」「初子の玉帚」「粥柱」「穴一」などなどこれらは、「角川俳句大歳時記・新年」からぱらぱらとページをめくって適当に拾った季語ですが、これをどう扱ってよいやら検討もつかないですし、そもそも

【読書日記】1/15 今日はお休み、フラヌールしよう。「詩歌探偵フラヌール/高原…

詩歌探偵フラヌール 高原 英理 (著)河出書房新社 「フラヌールしよう」 フラヌール、は「遊…

【読書日記】1/21 心のへこみの修復法。「雑草はなぜそこに生えているのか/稲垣…

雑草はなぜそこに生えているのか 弱さからの戦略 稲垣栄洋 著 ちくまプリマ―新書  今日は…

【読書日記】1/31 本年は私の年、とつぶやいてみる。『私の部屋のポプリ/熊井明…

私の部屋のポプリ 続・私の部屋のポプリ 続々・私の部屋のポプリ  熊井明子 著 河出書房新…

【読書日記】 2/23 雅な都のお猫様。「千年の黙/森谷明子」

千年の黙 異本源氏物語  森谷明子 著  東京創元社 今日は天皇誕生日なので、宮中を舞台…

【読書日記】3/29 花と人と命の輝き。「花競べ /朝井 まかて」 花競べ 向嶋な…

花競べ 向嶋なずな屋繁盛記 朝井 まかて (著) 講談社文庫 春ですね。 桜が満開です。こん…

【読書日記】3/31 かこさとしさん。「未来のだるまちゃんへ/かこさとし」

未来のだるまちゃんへ かこさとし 著 文藝春秋 Googleを開いて、今日は「かこさとしさん生…

【読書日記】4/3 進級おめでとう。「たんぽぽの日々/俵万智」

たんぽぽの日々 俵万智の子育て歌集 俵万智 著 市橋織江 写真 まさに、今、葉桜となりつつある桜を見送ったらこんな感じ。 そして、子供を育てているとやはりこんな感じ。というのを三十一字で代弁してくれているように思います。 乳飲み子の時、保育園に通い始めた時、小学校に入学した時、それぞれ大騒動しきって次の季節へと移り変わる。 めっきりトゲトゲになった子どもに「あのときは、こうこうでとびきり可愛かった」と嫌がられるのが分かっていることをつい口に出してしまいます。 眉間にしわを