虹色のかめと花笑のさる

本が好き。 「ほんは なかみをこころとあたまにいれなくちゃ(Byがちょうのペチューニア…

虹色のかめと花笑のさる

本が好き。 「ほんは なかみをこころとあたまにいれなくちゃ(Byがちょうのペチューニア)」

マガジン

  • 私の100冊

    プロフィールとして「私をつくってきた100冊」をまとめました。主に子供時代、学生時代に読んでいたものが多いです。思い出話も含めて語っていきたいと思います。既にその本にふれている記事も紹介がてらこちらにまとめます

  • 花虹源氏覚書

    源氏物語を原文で読むことに挑戦しています。 読んだところの記録代わりに書いています。 源氏の子孫の姫に語り聞かせている設定です

  • 詩歌の栞

    私のすきな詩・短歌・俳句に関する記事、詩歌関連の読書日記の記事をまとめました

  • 歴史・時代小説~いつか来た道~

    読書日記から歴史に関する本、時代小説などをまとめました

  • 絵本がすき

    読書日記の中から絵本(に類するもの)をまとめます

最近の記事

  • 固定された記事

【雑記】6/1 遅ればせながら、自己紹介など。

今日は6月1日。 noteを始めて半年を迎えます。 今更ではありますが、自己紹介も兼ねて記載しておきたいと思います。 noteを始めた理由とここで書いている記事について 昨年末、残り少ない寅年を惜しみ、焦っておりました。 私は、この12年間いったい何をしていたのだろう、このままでは、あっという間に次の寅年がきて、私は還暦になってしまう! 成長していないどころか、睡眠不足に耐えられなくなったし、細かい文字が見えにくくなったし老化していく一方・・・。 おおいに焦って考えた結果

    • 【雑記R6】4/25 「10コで~も いちご♪」

      中学生になった娘のさるちゃん。 「ペットを飼いたい」としきりとねだるのですが、既に私の器はいっぱいいっぱいで、色よい返事はできません。 そこで、ひとつの生命に責任を持つ練習として、まずは植物を育ててみたら、と提案し、イチゴの苗を二株、義実家の庭からいただいてきました。 プランターに植え替えた直後は、へなっとなっていたのですが、数日で葉っぱにつやがでてしっかりとしてきました。 いただいてきた時点で既にいくつか小さな青い実がなっているので、このまま収穫にたどり着くのは難しく

      • 【雑記R6】4/18 花虹式本屋の歩き方

        私の4月初めのとある日の本屋散歩の記録です。 傘籤さまの記事に触発されて書いてみたくなった真似っこ記事でございます。 本屋さんに行くのは、今は一週間に一度くらいでしょうか。 電子書籍を利用することも増えましたが、本屋さんに足を運び、並んでいる本からあふれてくる「何か」を全身で浴びる「本浴」は、私の心身を整えるのに欠かせません。 ほとんどはお目当ての本を買って、新刊話書と児童書のコーナーをざっと流してくるシャワーのようなものですが、二、三か月に一度くらいはのんびりゆったり

        • 金曜から東京出張でした。空き時間に、迎賓館で特別公開の西の間見学してきました。 隅々まで美しい部屋にたたずみ、やんごとなき貴婦人の気分を楽しみました。 あちこちに鎧兜武者があしらわれていて違和感無いのが面白いです ほら、屋根にも

        • 固定された記事

        【雑記】6/1 遅ればせながら、自己紹介など。

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          たけのこ のこのこ かわいい このこ きのこ いっしょに  たきこむ あのこ

          たけのこ のこのこ かわいい このこ きのこ いっしょに  たきこむ あのこ

          【雑記R6】4/9 歌え奏でよ のびやかに「映画ドラえもん のび太の地球交響曲」

          春の女神は俊足で駆け去って、若葉滴る四月、入学式を終え新たな生活が始まりました。 その直前の春休み、さるちゃん(娘)とその友人たちを連れてドラえもん映画を観てきました。 【あらすじ】 学校の音楽会のためにリコーダーの練習をしていたのび太が出会った歌の上手な長い三つ編みの少女・ミッカ。 ミッカに誘われて、音楽がエネルギーとなる不思議な惑星ムシーカから来た人工衛星のような<ファーレの殿堂>に足を踏み入れたドラえもんご一行。 廃墟となっていた<ファーレの殿堂>を蘇らせるために

          【雑記R6】4/9 歌え奏でよ のびやかに「映画ドラえもん のび太の地球交響曲」

          【私の100冊】No.4 不思議な世界はすぐそこに「さんしょっ子」安房直子

          私のプロフィールとして、「私をつくってきた100冊」を選びました。 その中から順不同で本の内容、魅力、思い出などご紹介しております。 私の100冊 12.さんしょっ子 中学時代、「童話」の魅力に目覚めました。 いわゆる幼年童話でもなく、剣と魔法のファンタジーでもない「童話」。 自分が生きる日常生活と隣り合わせの不思議な世界、ほんの少し心を開けば私にも見えるかもしれない世界を描く童話が大好きでした。 立原えりかさん、安房直子さん、あまんきみこさん、柏葉幸子さんがその中で

          【私の100冊】No.4 不思議な世界はすぐそこに「さんしょっ子」安房直子

          花虹源氏覚書 道草の巻(一) 虹花内侍と姫様について

          源氏物語の原文を読む!と宣言し、注釈が充実した岩波文庫なら読めるな、とセットで買い込みました。 読んだ証として現代語訳していくことにしましたが、読むだけならともかく書くとなると古文法をしっかりふまえないと太刀打ちできないので、思い切って「私の源氏物語」を構築していくことにしました。 その過程で、この物語の語り手としての「虹花内侍」とその話を聞く「姫様」が生まれました。 noteに発表することで挫折することなく第一帖「桐壷」が書き終わりました。読んでコメントを寄せてくださる

          花虹源氏覚書 道草の巻(一) 虹花内侍と姫様について

          【雑記R6】3/27 最近の読書事情~読書日記が更新できないわけ~

          見出しに掲げたこの場所は、私の本の波止場。 我が家にやってきた本たちが最初に置かれる場所です。 私が「今、読みたい本」です。 「読みたい」と恋う熱量を反映して本たちがキラキラと輝いている晴れがましい場所です。 ここの本たちは、読まれた後は、大まかにジャンル分けされた本棚の所定の位置にその居場所を移し、我が家の本棚構成員となります。 しかし、そのような順調な経緯をたどる本ばかりでなく、仮の居場所のはずのこの棚に長く居座り続け、そのうち新しい本がやってきて「読みたい熱量」が

          【雑記R6】3/27 最近の読書事情~読書日記が更新できないわけ~

          【雑記R6】3/23あなたの花を咲かせましょう

          今年はかめくんもさるちゃんもそれぞれ卒業しました。 年度末年度始の繁忙期に卒業入学二人分が重なり、それに伴う様々な葛藤もあり心底くたびれておりますが、原点に立ち戻り健やかに育ったことに感謝しているところです 卒業証書を見せに行った実家に春の花々が咲いておりました。 母は、庭が好きな人ですが、普通の花の他に、果物の種や、拾った椿の実やどんぐり、ギンナンや、フラワーアレンジなどでいただいた枝物をとりあえず埋めてみるようで、そのうちのいくつかは芽吹き花をつけたり、小さな木になっ

          【雑記R6】3/23あなたの花を咲かせましょう

          花虹源氏覚書~第一帖桐壺(四)

          昔々その昔、帝の御子に光君と呼ばれるお方がおられました。 源の姓を賜り臣下となられましたが、三人のお子様は、お一人は帝にお一人は后にお一人は人臣の位を極められたそうな。 そのお血筋の末の末、とある姫さまに教育係の女房が語る源氏の君の物語 第一話はこちら むかしがたりをいたしましょう 源氏の君は、「光る君」という通り名の通り美貌、学問、諸芸の才すべてを備え、帝の深きご寵愛を受けて宮中でお育ちになられ、御年十二で元服することとなりました ―——十二歳!そのお年での元服はか

          花虹源氏覚書~第一帖桐壺(四)

          【雑記R6】3/16 「かなふみ」 あそび

          NHK大河ドラマ「光る君へ」の企画「かなふみ」 たけうちさまに教えてもらい、遊びに行ってきました。 とても面白いです。 せっかく作ったのでその記録です。 <遊び方> 1.三十一文字のマスにひらがな(濁音は使えません。)を入れます ひらがなを入力するといくつか候補が示されるのでその中から選びます。 例:「い」であれば、崩し字の「い」の他に「以」に近い文字も候補にあり。 マスに散らし書き風に入れることもできます 2.背景を選ぶ  これが実に種類豊富で迷います。  ことば 

          【雑記R6】3/16 「かなふみ」 あそび

          【読書日記R6】3/13 心ははるか遠くへ。雑誌二選

          旅の手帖2024年4月号「新しい北陸」 noteでご縁のできたnakazumiさまのカフェ紹介記事が載っているとのことで、早速本屋さんに行ってきました。 まずはお目当ての「喫茶店のあるじ」コーナーを開きます。 あたたかいページでした。 薪ストーブの灯明かりに照らされたような落ち着いた優しい色調の記事の中で、この一杯とひとときを愛しむようなまなざしと手つきで「おいしくなーれ」とコーヒーをいれるnakazumiさま。 記事も、nakazumiさまのお話を珈琲カップを両手で

          【読書日記R6】3/13 心ははるか遠くへ。雑誌二選

          【読書日記R6】3/11 忘れない。「東日本大震災を詠む」

          能登震災から始まった今年も三カ月が過ぎました。 北陸の地は、まだ寒いのではないかと案じています。 さて、昨日は何かと取り紛れて投稿できませんでしたが、3月11日でした。 東日本大震災を詠む 俳句四協会 (編)朝日新聞出版 久しぶりに本書を手に取りました。 東日本大震災から4年後の2015年の三月に出版されました。 日本の主だった4つの俳句協会が協力して、震災について詠まれた俳句約2600句を編纂した本です。 津波直後に見たもの、避難所の日々、年月が過ぎて季節が巡り、1

          【読書日記R6】3/11 忘れない。「東日本大震災を詠む」

          いつのまにか 仏頂面が住み着いて 笑いかたを忘れてしまったのです 娘がお手本を描いてくれました

          いつのまにか 仏頂面が住み着いて 笑いかたを忘れてしまったのです 娘がお手本を描いてくれました

          花虹源氏覚書~第一帖桐壺(三)

          昔々その昔、帝の御子に光君と呼ばれるお方がおられました。 源の姓を賜り臣下となられましたが、三人のお子様は、お一人は帝にお一人は后にお一人は人臣の位を極められたそうな。 そのお血筋の末の末、とある姫さまに教育係の女房が語る源氏の君の物語 第一話はこちら むかしがたりをいたしましょう 帝は、亡き桐壺更衣の忘れ形見の若宮をお里である二条邸からよびもどしました 若宮は、しばらく見ないうちに成長し、この世のものとも思えぬ気品と清らかさで、鬼神に魅入られてしまうのではないかと心

          花虹源氏覚書~第一帖桐壺(三)