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グラフィックデザインとAIについての対談とDC1の不採用通知

こんばんは,毎度研究したいと騒ぎ続けてまた学会に入会しては結局DC1落ちた院生です.
元気ですよ〜,こんな出だしではありますが.
というのも先日研究のことで美大にお伺い致しまして,グラフィックデザインとAIについて議論して有意義な時間を過ごさせていただきました.

・美大という環境←総合大学のデザイン科
とても新鮮でした.遅れないようにと早めにキャンパスに伺っていたのですが,早すぎたためぼっちキャンパスツアーを開始.絵画棟に行けば油画科の方達のあの独特の画材屋さんに来た時みたいな匂いが溢れている.
デザイン科は私たちのところよりも制作するための部屋が大量にある.そりゃあ制作制作…!となるわけだ.あとはそれとは別にプレゼンルームが用意されているのに驚きましたね.陶芸科には当たり前だけど窯があるし,学内での生徒たちの展示のフライヤーもたくさん見かけた.芸祭前ということもあってか,活気に溢れて,生徒たちは皆自分はクリエイターという感覚で学んでいるのかなという感じさえしました.

・グラフィックデザイナーとAI
よくグラフィックデザイナーはパソコン作業はしてもAIや機械的作業よりも手作業であったり,そのハンドメイド的温かみを求める気がする.なので叩かれるというと語弊があるけれど,私が院試でも学会でもグラフィックデザインの領域で検証段階でAIを使用することにはすごく突っ込まれたし,それはある意味課題でもあるし一時期「AIはデザイナー殺し」と言われたようにある種偏見のように目の敵にされているところがあるのではないかとも思う.それも運命か….
私が面談をしたグラフィックデザイナー兼教授の方はAIとグラフィックデザインを融合というか,AIを利用したグラフィックデザインの基礎研究を行なっていてテストやサンプル,色々資料を見せていただいた.
「余談なんですけど,グラフィックデザイナーの方って結構AIを毛嫌いするというか手作業を好む方の方が多いじゃないですか.先生は抵抗とかなかったんですか?」とお聞きしましたが,「いや,僕はPCに興味があったんだよね」というお答えをいただき,一概にデザイナーがAIを毛嫌いしてるとも思わなくなった.というかそれがまず偏見だったのかもしれない.
私はグラフィックデザインとAIに関しては新しい視点というか検証に使用したりすることで人間が見落としてしまうような細かいところを検出したりして,それが本当にそうかという検証,分析を行ったりと新しいことができるんじゃないかと考えているけれど,その先生も然りご法度的なことと思われていたけれどやってみたら面白いし所詮デザイナーとAIの共存方法なんて使い方によっていくらでもあるから一概に排除するのも,という感じでした.
最初私の指導教員の教授からは真面目な先生と聞いてましたが研究の話をしてたら全然そんな堅苦しくもなくラフに話せて気さくな先生だと思いました.

・学振,落ちたけど…
はい,その日まさにDC1の一次審査の結果発表で,まあ,なんとなくわかってはいたけれど不採用でしたね.
落ち込みましたよ.少しくらい.そりゃもちろん.
まあ,その後に先生との面談をしたので楽しくなってどうでも良くなったというか,それを忘れさせてくれるくらいのフィードバックは得たと思います.当初メールでは30分の予定でしたが,面談終わってから時計見たら90分喋ってましたからね,軽く対談の域ですよ笑
今は,DC2出したサークルの同期に教えてもらった奨学金の締め切りが今月末とのことで死ぬ気で研究計画書書くことになりそうです.
DC1出した時とは違う研究室だし研究計画書の内容も少し変わったし,この美大の教授との面談で少し構想が固まったというか参考にさせていただこうということもたくさんあったので院試の時の研究計画書のバージョンアップ版みたいな感じで頑張ろうと思います.
一番の鬼門である,教授への推薦状依頼をしたら案の定,引き受けてくださることにはなったけれどもう少し安価でいいから確実なのがいいのではとか言われて何も言えない状態です.
メンヘラどっかーんしそうな勢いですね,はい.研究費が足りないと言われている世の中で奨学金戦争勃発し,DC1落ち(学内の学振落ち対象者のにも応募しようと思いますが)でまた奨学金を取りに行かなきゃってなってる時にやる気削ぎ落とすようなこと言われるとは思いませんでした.
教授,悪い人じゃないんだけどね.わかってるんだけど自分が忙しいと公言して新しいプロジェクト沢山持ってきては処理できるの?ていう感じだし,それで忙しいからなんでもっと早く言ってくれないのと怒られても,私は情報を入手したその日にわりと報告するようにしてるんですけど,,
と,言っても仕方ないのですがね.デザイナーだし博士課程の生徒経験してないから仕方ないと思いつつ,早く来年度の研究室に行きたくてたまらんです,正直.教授がDマル持ってないので仕方ない.

・メンタルの維持費と研究費と生活費でカツカツです
そんなわけで楽しかった美大の教授との面談についてはがっつり書きたかったのですが,ちょっとメンテナンスしないとヤバそうなので控えめな記事になってしまいました.
ありがたいことに,JAGDAでの研究でそのMTにはまだですがそのAIを扱っている企業さんとのMTには呼んでもらえることとなり,またその時はご連絡をいただけるとのことです.
あと私の来年度からの指導教員がその美大の先生とお知り合いだったので結構話の掴みとして良かったです笑
研究生活に夢を馳せて,急な坂道になってしまった10月を越えないといけなくなりました.世の中の院生もなかなか大変でしょうし私だけ泣き言言ってるわけにもいかないので仕方ありません
生きることにします.
いつか研究室で死んでやろうとか思ったりもしました,すいません.
グラフィックの研究室なんでカッター類揃ってますし展示用の備品は揃ってますし,インスタレーション作品として私の死骸を飾っていてね
そう思ったりもしてますがもう少し生きるの頑張ります.
先生の言っていることもたまにわからないのですが頑張って理解します.(あ,先日ADHDの診断テストすべて終わりました,なぜか追加で自己分析のような筆記テストさせられましたが)結果は来月出るそうです.
生きるのです,私…

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