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日本の歴史・神様記

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日本の歴史、神社について書いていきます。 ・島根県 美保神社の記事を書きました(2019.2)
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神社めぐり 鎌倉・江ノ島

神社めぐり 鎌倉・江ノ島

2016年9月鎌倉長谷から、江ノ島神社へ。

橋を渡る前の海の向こうの雲。天界に見えるような雲の大地が美しかった。

橋のたもとの龍。橋を守っているよう。

なぜか江ノ島全体とか神社の分かりやすい写真が一つもなくて(時間がなかったせいもある)、

でも全体的な感想は、江ノ島は力の強い弁天様とすごーく大きな龍、それでとてもエキゾチックなパワーだった。海の神様だからということもあるのだろうけど、本来神

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神社めぐり

神社めぐり

2016年9月 京都市山科区 日向(ひむかい)大神宮です。

地下鉄東西線 蹴上駅から少し山を上ったところです。

今回の記事はかなりの私見です。日向大神宮自体は古くからある由緒ある神社で、かつては京の伊勢信仰の地として賑わっていた場所だと思います。現在も年数回の祭礼も行われていますし、紅葉の名所でもあります。

わたしは秋の台風が近づいている日のお昼前に行きました。

蹴上駅から山の方はとにかく

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宮島(広島厳島)スピリチュアル記録。(追記あり)

宮島(広島厳島)スピリチュアル記録。(追記あり)

宮島(広島厳島)のスピ出張記録についてはこれまで何度も下書きを書いてがんばったのですが、上手に書けませんでした。

わかったこと、感じたことだけシンプルに書こうと思います。各人の理解度や感性におまかせします。

宮島、すごかったです!霊性について学んでいる人はぜひ一度訪れたほうがいいと思います。

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宮島は霊性のとても高い島です。「島」自体が霊性が高いですが、特に宮島はエネルギーが強いです

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美保神社④まとめとして、種(固定種野菜)の話。

美保神社④まとめとして、種(固定種野菜)の話。

 ・・・さて、ここまで美保神社と三穂津姫命について、辞典や神話などを用いて(簡単ですが)解説してきました。

 でも「・・なんかちがうな。こういうことを書きたいのではないみたい」という気持ちがぬぐえません。

 もともと2年前に出雲から帰ってきたときに強烈に三穂津姫命のことを絵に描きたいと思ったのですが、イメージが赤く強いものだということはわかるのですが、どうもアウトプットまで行かなかったので置い

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美保神社③〈天津神・国津神の和合としての結婚。三穂津姫命〉

美保神社③〈天津神・国津神の和合としての結婚。三穂津姫命〉

 この記事を書くにあたって、辞典類を調べているうちに三穂津姫命についてもうひとつ大事なことに気づきました。

 三穂津姫命は国津神(地上の神様)の大国主と天津神(天上の神様)のむすびを担う神様でした。日本書紀に記述がある通りに、大国主命と美穂津姫との婚姻は天津神と国津神の「結び」を担う一種の政略結婚であったことです。

 神話の世界では、天で神様が日本の国を作り、さらに地上ではそれを実際に国家とし

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美保神社②〈種、稲穂の神様としての三穂津姫命〉2017.3

美保神社②〈種、稲穂の神様としての三穂津姫命〉2017.3

 さて美保関に着き、美保神社へ参拝しました。美保神社は事代主神(恵比寿様)と義理の母神にあたる三穂津姫命を祀っています。

 事代主神(コトシロヌシノカミ)とは神話の中で国津神である出雲の大神・大国主命の息子にあたり、天から天津神が降りてきて、国を譲れと交渉する「国譲り」の場面で大国主命から交渉を任されるのですが、船を逆さにかぶって隠れてしまう・・というエピソードの海の神様です。そしてここで国津神

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美保神社①旅行記 (島根県松江市)2017.3

美保神社①旅行記 (島根県松江市)2017.3

 2017年の3月に出雲へ旅行した。

対になる伊勢には何度も出かけているのに出雲は初めてだった。数年前に一度計画したのだったが、祖父の他界で見送ることとなった。

初日に出雲大社や稲佐浜を参拝し、二日目は朝から日御碕半島へ出かけていた。二日目は弾丸スケジュールで、とにかくバスの時間がものを言う日だった。

島根でパワースポットと言ったら、回るところは西側の出雲地方に大体集まっていて、松江や玉造温

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日本の歴史・神様記を書くにあたって。

日本の歴史・神様記を書くにあたって。

 日本の神社によく訪れるようになったのは、2011、2年くらいからだろうか。

 蝶々さんという、今では日本の女性の未来についてたくさんの発信をしている作家さんが好きなのだが、その蝶々さんのイベントに行き始めたのがそれくらいの頃だった。最初は伊勢で行われたイベントに行けなかったので、時期が外れた時に一人で出かけたのだ。それがきっかけといえばきっかけかもしれない。

 もともと日本文化も好きだったし

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