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脱・人生の居眠り運転

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記事一覧

退屈の恐怖と向き合う

退屈の恐怖と向き合う

忙しいことと、暇なこと、どちらがツラいのだろうか。
意識的に応えるならば「忙しい」と答える人が多いかもしれないこの問い、
実はそうでもない、と思わされるような研究があったりする。
私たちは何より、退屈を恐れている。
そしておそらく、退屈が意味するもの。
それは…

退屈するくらいなら痛みを!?自由時間と幸せの不思議な関係

小学生のころ、「毎日が日曜日ならいいのに」と憧れた。
しかし、毎日が日曜日

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言葉と思考が作る世界

言葉と思考が作る世界

私たちが見ている世界というのは、案外あやふやなもの。
「さっき目の前を通った赤いポルシェだけど…」
なんていう風に話しかけられると、実際に見たのはシルバーのポルシェだったのに、記憶の中では赤いポルシェにすり替わることがけっこうある。

これが目に見えないことだとなおさら。

たとえば、「じつはAさんって、すごくいい人に見えるけど裏では人の悪口ばっかり言ってるんだよ」なんて言われたとする。

Aさん

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何もしないという実験

何もしないという実験

最近、意識してるのが「何もしない」という事。
もう少し具体的に言うと、手を打たないという事。
なんのこっちゃ?という感じだと思うので、ちゃんと説明します。

先日社内で、ちょっとした問題が表面化しました。
社員から相談を受けて、それをしっかり聞きました。
そして、自分も同じ問題意識を持っていることも伝えました。
以上。

いつもなら、「それならばこうしよう」と提案したり、「ああしよう」と自分で動い

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自然の法則と願い事

自然の法則と願い事

よく言われる話が、人は自然の法則の中で行かされている、と。
自然を宇宙と読み替えてもいい。
なんにせよ、すべては不変の法則の中にある、というわけです。

人や社会がそういった法則の中で動いているという前提に立った時、「神頼み」の是非が持ち上がってくる。

宇宙全体が確固たる法則の中で動いているのに、その中の一人の人間の、個人的な願いがはたして天に届くのだろうか?
皮肉っぽく見えるかもしれないけど、

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【脱・人生の居眠り運転②】すべての原因は自分にあると捉える

【脱・人生の居眠り運転②】すべての原因は自分にあると捉える

例えば、部下や子供、パートナーが何かしら失敗をやらかして、自分が被害を被ったとします。ここでやりがちなのが、相手を責め、相手に反省を求める態度。

特に親子関係においては、顕著で、子供が落ち着かないとなるとしかりつけて、なんとか静かにさせようとする。

しかしこれ、何の解決にもならず、同じ問題に繰り返し巡り合うことになります。

部下や子供を叱りつけても事態はよくならない部下であれ、子供であれ、何

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【脱・人生の居眠り運転①】目の前の人は、自分の心の投影だと知ろう

【脱・人生の居眠り運転①】目の前の人は、自分の心の投影だと知ろう

最近、コーチングや算命学で経営者の方のサポートをしてる、若林由香さんと仲良くさせてもらってます。彼女はそういった様々な経営者の行動やメンタルの相談を通じてその悩みの元を辿っていくと、いくつかの共通点を見出せると言います。その「悩みの根源」についてシリーズで考えていきたいと思います。

なぜかムカっとくるアイツ家族、友人、同僚、上司や部下、取引先。
人が生きていく中では、様々な人間関係があります。そ

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