桂 たかし

人生において前例はそんなに大切か 他人が敷いたレールは必要なのか 他人の作った道が…

桂 たかし

人生において前例はそんなに大切か 他人が敷いたレールは必要なのか 他人の作った道がそんなに大事か 自身が気持ちいいだけでいいのか 自身が楽しければそれで良いのか 私は安定も安心も求めない 2021/01/01記

記事一覧

晩酌。

新潟の蔵元である高千代酒造が醸す「高千代(たかちよ)」辛口 純米酒 扁平精米 素濾過火入れ R4BY。  蔵元がある新潟県南魚沼市は県内屈指の豪雪地帯であり、全国的…

桂 たかし
10日前
54

晩酌。

千葉の蔵元である寒菊銘醸が醸す「寒菊(かんきく)Monochrome 2023」純米大吟醸酒 無濾過生原酒 R5BY。  寒菊銘醸が年に一度だけ醸す、無濾過原酒にこわった超限定Occ…

桂 たかし
2週間前
52

晩酌。

 愛媛の蔵元である成龍酒造が醸す「伊予賀儀屋(いよかぎや) MASHIRO」純米酒 無濾過 R4BY。   イメージしたのは軽くて旨く、優しいお酒。  果実感もあり…

桂 たかし
1か月前
69

晩酌。

福井の蔵元である一本義久保本店が醸す「一本義(いっぽんぎ)辛爽リミテッド」純米吟醸酒 生詰 越の雫 R5BY。  蔵元が位置する福井県勝山市、日本国内で最も恐竜の化…

桂 たかし
1か月前
69

晩酌。

新潟の蔵元である新潟銘醸が醸す「N-888(えぬはちはちはち)」純米酒 R5BY。    昭和13年(1938年)、新潟県長岡市で機那サフラン酒(薬用酒)を製造していた二代目吉…

桂 たかし
2か月前
73

晩酌。

海老名の蔵元である泉橋酒造が醸す「桜とんぼ 愛山(あいやま)」純米吟醸酒 兵庫県産愛山 R5BY。  桜とんぼは愛山、雄町、山田錦の酒米違いで醸されています。  そ…

桂 たかし
2か月前
59

晩酌。

三重の蔵元である森喜酒造場が醸す「るみ子の酒」特別純米酒 生酛 R3BY。  日本酒の伝統的な醸造方法である「生酛(きもと)造り」で醸した特別純米酒。  酵母を添加…

桂 たかし
3か月前
63

晩酌。

石川の蔵元である宗玄酒造が醸す「宗玄(そうげん)しぼりたて生原酒」R4BY。  もち米を使用した4段仕込みの普通酒を、新酒の時期だけ生原酒で瓶詰め。  普通酒の搾り…

桂 たかし
3か月前
72

晩酌。

新潟の蔵元である青木酒造が醸す「雪男(ゆきおとこ)OGASAKA(小賀坂)ラベル」本醸造 R5BY。  青木酒造は創業1717年、全国を代表する豪雪地帯の新潟県魚沼地方の造り…

桂 たかし
4か月前
70

晩酌。

山北の蔵元である川西屋酒造店が醸す「凛峰(りんほう)」純米酒 山廃 備前雄町 R5BY。  凛峰は、岡山産備前雄町を全量使用し、川西屋酒造店で唯一、山廃酛で醸す日本…

桂 たかし
4か月前
68

晩酌。

群馬の蔵元である分福酒造が醸す「蔦ふく」純米酒 ワイン酵母 R5BY。  「分福」とは、福を分けるという縁起の良さ、館林にまつわる伝説「分福茶釜」に由来します。  …

桂 たかし
5か月前
57

晩酌。

 岐阜の蔵元である林本店が醸す「百十郎(ひゃくじゅうろう)秋桜(こすもす)」純米吟醸酒 R3BY。  春は桜、秋はコスモス。  華やかに咲き誇る白い花ようなアロマ。 …

桂 たかし
5か月前
59

晩酌。

山形の蔵元である新藤酒造店が醸す「くびったけ」本醸造 R5BY。  横浜に本店を構えるお酒のアトリエ吉祥が蔵元に依頼して醸した、KISSYOオリジナルの日本酒。  タンク…

桂 たかし
5か月前
63

晩酌。

新潟の蔵元である越銘醸が醸す「越の鶴 壱醸(こしのつる いちじょう)」純米酒 無濾過原酒 栃尾棚田産越淡麗 R5BY。  新潟県長岡市栃尾地区の宝である見晴らしの良…

桂 たかし
5か月前
59

晩酌。

愛媛の蔵元である成龍酒造が醸す「伊予賀儀屋(いよかぎや) 漆黒ラベル」純米吟醸酒 無濾過 愛媛山田錦 R5BY。  伊予賀儀屋で最も飲まれる「純米吟醸 黒ラベル」の…

桂 たかし
6か月前
65

晩酌。

三重の蔵元である清水清三郎商店が醸す「鈴鹿川 ひやおろし(すずかがわ)」純米酒 R5BY。  清水清三郎商店は年に1度の寒造りではなく、一年中醸す四季醸造。  蔵元の…

桂 たかし
6か月前
62
晩酌。

晩酌。

新潟の蔵元である高千代酒造が醸す「高千代(たかちよ)」辛口 純米酒 扁平精米 素濾過火入れ R4BY。

 蔵元がある新潟県南魚沼市は県内屈指の豪雪地帯であり、全国的にも有名な米どころ。
 日本百名山のひとつ、巻機山(まきはたやま)の麓に位置し、『多くの人が「千代に八千代に」栄えるように』という願いのもと、
 明治初年に初代蔵元が清酒「高千代」と命名し、高千代酒造として創業されました。

 代表的

もっとみる
晩酌。

晩酌。

千葉の蔵元である寒菊銘醸が醸す「寒菊(かんきく)Monochrome 2023」純米大吟醸酒 無濾過生原酒 R5BY。

 寒菊銘醸が年に一度だけ醸す、無濾過原酒にこわった超限定Occasionalシリーズ。
 「情景」や「想い」にフォーカスし、四季とはまた違った視点で日常をオケージョナル(特別な瞬間)に彩る味わい。
 コンセプト毎に適した酒造好適米を選定し、華やかな設計のもと徹底した温度管理と出

もっとみる
晩酌。

晩酌。

 愛媛の蔵元である成龍酒造が醸す「伊予賀儀屋(いよかぎや) MASHIRO」純米酒 無濾過 R4BY。 

 イメージしたのは軽くて旨く、優しいお酒。
 果実感もあり旨味と酸味バランスのいいお酒。
 日本酒度”-6”という数値が示す通り、今までの伊予賀儀屋には無かった新たな味わい。
 あえて使用米・使用酵母ともに非公開。

 前回は、何にも染まらない黒である、漆黒ラベル。
 今回は、何にでも染まる

もっとみる
晩酌。

晩酌。

福井の蔵元である一本義久保本店が醸す「一本義(いっぽんぎ)辛爽リミテッド」純米吟醸酒 生詰 越の雫 R5BY。

 蔵元が位置する福井県勝山市、日本国内で最も恐竜の化石が発掘された奥越前と称される雪深い盆地。
 霊峰白山の懐に抱かれた豪雪地帯は、酒米「五百万石」の国内有数の生産地として知られています。
 近年では、福井県独自の好適米である「越の雫」「さかほまれ」も作付されています。

 製糸業から

もっとみる
晩酌。

晩酌。

新潟の蔵元である新潟銘醸が醸す「N-888(えぬはちはちはち)」純米酒 R5BY。
 
 昭和13年(1938年)、新潟県長岡市で機那サフラン酒(薬用酒)を製造していた二代目吉澤仁太郎らが中蒲原郡村松町(現五泉市)に二つの酒蔵を集約し、新潟銘醸株式会社を設立。
 米、水、人、そして環境の4つにこだわって酒造りされています。

 米は新潟県産米。
 越後が誇るの「越淡麗」、農家の人にお願いして契約栽

もっとみる
晩酌。

晩酌。

海老名の蔵元である泉橋酒造が醸す「桜とんぼ 愛山(あいやま)」純米吟醸酒 兵庫県産愛山 R5BY。

 桜とんぼは愛山、雄町、山田錦の酒米違いで醸されています。
 その中でちょびっとだけ高い愛山をセレクト。
 これまでの春酒はうすにごりとして醸していましたが、今年度から澄酒に変わっています。

 「なんか泉橋で『桜とんぼ』ってのを売っているらしいよ」と女房から水を向けられ。
 訊けばXで流れてきた

もっとみる
晩酌。

晩酌。

三重の蔵元である森喜酒造場が醸す「るみ子の酒」特別純米酒 生酛 R3BY。

 日本酒の伝統的な醸造方法である「生酛(きもと)造り」で醸した特別純米酒。
 酵母を添加せず、自然発酵によって低温で40日間かけて酒母を育て、さらに30日間の醪日数をかけてゆっくりと丁寧に仕上げました。

 『るみ子の酒』誕生秘話。
 漫画家・尾瀨あきら原作の漫画、『夏子の酒』。
 酒蔵を継ぐはずだった兄が亡くなったため

もっとみる
晩酌。

晩酌。

石川の蔵元である宗玄酒造が醸す「宗玄(そうげん)しぼりたて生原酒」R4BY。

 もち米を使用した4段仕込みの普通酒を、新酒の時期だけ生原酒で瓶詰め。
 普通酒の搾りたて生原酒だからこそ味わえる濃醇でクリーミーな旨味さ。
 15度が一般的なアルコール度数が19度高く、グッとクセの強い味わい。
 なんだかんだで毎年飲んでいますが、今年は去年買って自宅冷蔵庫で一年熟成(笑)

 令和6年能登半島地震で

もっとみる
晩酌。

晩酌。

新潟の蔵元である青木酒造が醸す「雪男(ゆきおとこ)OGASAKA(小賀坂)ラベル」本醸造 R5BY。

 青木酒造は創業1717年、全国を代表する豪雪地帯の新潟県魚沼地方の造り酒屋。
 代表銘柄は「鶴齢」、「淡麗辛口」が多い新潟の酒の中で、越後杜氏による伝統の技によって酒米本来の旨みを残した「淡麗旨口」の酒造り。

 青木酒造が酒づくりで一番大切にしている「和合」の精神。
 杜氏や蔵人、酒米を栽培

もっとみる
晩酌。

晩酌。

山北の蔵元である川西屋酒造店が醸す「凛峰(りんほう)」純米酒 山廃 備前雄町 R5BY。

 凛峰は、岡山産備前雄町を全量使用し、川西屋酒造店で唯一、山廃酛で醸す日本酒。
 峰シリーズは全て純米酒、秀峰(しゅうほう)は阿波山田錦仕込み、麗峰(れいほう)は阿波山田錦仕込みの熟成純米酒。

 日本酒の裏ラベルを読むと、色々なことが分かります。
 「2017年度醸造」
  日本酒を醸して瓶に詰めたのが2

もっとみる
晩酌。

晩酌。

群馬の蔵元である分福酒造が醸す「蔦ふく」純米酒 ワイン酵母 R5BY。

 「分福」とは、福を分けるという縁起の良さ、館林にまつわる伝説「分福茶釜」に由来します。
 赤城山系の自然水と、契約栽培での自然栽培米を原料に、昔ながらの手作りにて少数精鋭・少量仕込みで酒造り。
 清酒用酵母ではなく、ブリドムースという白ワインを仕込む際に使用する酵母で醸しています。
 ちなみに、ラベルの「蔦ふく」は手描き。

もっとみる
晩酌。

晩酌。

 岐阜の蔵元である林本店が醸す「百十郎(ひゃくじゅうろう)秋桜(こすもす)」純米吟醸酒 R3BY。

 春は桜、秋はコスモス。
 華やかに咲き誇る白い花ようなアロマ。
 艶のあるテクスチャーで、優しい甘みをフレッシュな酸がリードして引き締める。
 ラストはほろ苦くエアリー。

 中々難しい言語表現、飲んでから「ははぁ、この味と香りがエアリーなんだ」と覚える。

 日本酒は熟成目的で保存しない限り、

もっとみる
晩酌。

晩酌。

山形の蔵元である新藤酒造店が醸す「くびったけ」本醸造 R5BY。

 横浜に本店を構えるお酒のアトリエ吉祥が蔵元に依頼して醸した、KISSYOオリジナルの日本酒。
 タンク一本、一升瓶換算千本単位で買い付けたのか、ラベルだけなのかは不明です。
 蔵元の代表銘柄は雅山流、泉氷鑑、九郎左衛門など。
 雅山流は飲んだことがあるけど、他は無いなぁ。

 「誰かに夢中になる恋のようなお酒」というところから「

もっとみる
晩酌。

晩酌。

新潟の蔵元である越銘醸が醸す「越の鶴 壱醸(こしのつる いちじょう)」純米酒 無濾過原酒 栃尾棚田産越淡麗 R5BY。

 新潟県長岡市栃尾地区の宝である見晴らしの良い棚田と、そこの住む生き物や自然を守り伝えたいとの掛け声で23件の酒屋が集結し、「棚田の生き物を愛する会」が立ち上がったのは2006年のこと。
 ※新潟県中越沖地震が発生したのは2004年。

 蔵元である越銘醸と米作り未経験の「棚田

もっとみる
晩酌。

晩酌。

愛媛の蔵元である成龍酒造が醸す「伊予賀儀屋(いよかぎや) 漆黒ラベル」純米吟醸酒 無濾過 愛媛山田錦 R5BY。

 伊予賀儀屋で最も飲まれる「純米吟醸 黒ラベル」のプレミアムバージョン。
 通常の純米吟醸酒は松山三井、酵母、精米歩合、製法は変えず愛媛県産山田錦にて醸しています。
 上品な香りと落ち着いた味わいで、ワンランク上のお酒としてリリースされた限定酒。

 酒は夢と心で造るもの、愛媛は西条

もっとみる
晩酌。

晩酌。

三重の蔵元である清水清三郎商店が醸す「鈴鹿川 ひやおろし(すずかがわ)」純米酒 R5BY。

 清水清三郎商店は年に1度の寒造りではなく、一年中醸す四季醸造。
 蔵元の空調、冷蔵等の設備を強化し、常にフレッシュで瑞々しいお酒を醸しています。

 「作」で有名な清水清三郎商店の地元銘柄「鈴鹿川」をひと夏熟成させたひやおろし。
 今年は純米酒バージョン、もちろん近所の酒販店では購入できないので、ネット

もっとみる