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5月27日 読書会報告

川口市出身の自称読書家 川口竜也です!

5月27日の夜に開催した「東亰讀書倶樂部」読書会の報告です!

この日はリ新規の方が2名、リピーターが5名の合計8名でお酒を飲みながら読書会。その名もBOOK & BOOZE! ビールや白ワインとともに、好きなことを語り合う。

哲学や経済などの真面目な話で盛り上がりつつ、時には心温まる作品も大切だとしみじみと感じる。振り返ってみると、海外作品が多かった印象。

いつもの通りボードゲーム会も午後に開催してます。読書好きは創作力や読解力に優れているか。

ゴーストライターの気持ち
横暴編集長
読書会終了後に撮影
美味しい料理とお酒と共に

・紹介して頂いた本

ジュール・ヴェルヌ「八十日間世界一周」東京創元社

1872年フランスの新聞にて「80日間で世界一周できる時代が到来した」という見出しが話題に。英国紳士であるフィリアス・フォッグ氏は、執事のパスパルトゥーとともに世界を駆け巡る冒険小説。

マルティン・ブーバー「我と汝」講談社

"私とそれ"は代えが効くけれども、"私とあなた(我と汝)"という一対一の関係性は代えが効かなくなる。家族や友だちといった、この関係性の違いは一体何か。

スティーブン・キング「ゴールデンボーイ」新潮社

かの有名な映画「ショーシャンクの空に」の原作をどうしても読みたく、書店を練り歩いたが見つからず。ネットで聞いたら「ゴールデンボーイ」に収録されていると聞き、たまたまお隣さんが持っていたのを拝借。原作名は「刑務所のリタ・ヘイワース」。

ヴァージニア・ウルフ「青と緑」亜紀書房

風景描写ではなく、内省的・心理的な描写が心に響く。自分が感じるままに記されているからこそ、自分なりに解釈できる。

例えば、ある男が砂浜でガラス玉を見つけた。数ある中から見つけたこのガラス玉、だがガラス玉もまた選ばれたことを喜んでいるだろう。その心理描写がどこか感慨深い。

上野千鶴子「おひとりさまの老後」文藝春秋

人間が人間たらしめるのは「介護」があるから。今後年金や財政問題は解消の兆しは見えず、地域との繋がりも薄れている現代社会、いかに一人で死を迎えるか。自助的な考え方を早いうちから身につけるべきかと薄々感じる。

瀬尾まいこ「夜明けのすべて」水鈴社

PMSでイライラする女性と、パニック症候群を持つ男性。同じような心理的症状を持つ者同士が、一人の人間として生きていく。昔は友達が作れなかったけれども、今は仲良くなれた。まるで夜が明けたように。

6月の読書会スケジュール

6月10日(土) 10:00~12:00 →満員御礼
朝活×読書会
6月17日(土) 14:00~17:00
散策×読書会
6月24日(土) 13:00~18:00
文学×ボードゲーム会
6月24日(土) 19:00~22:00
飲み有り読書会 BOOK & BOOZE!

ご興味ありましたら、コメントやPeatixにて是非お待ちしております。皆沢に会えるのを心よりお待ちしております(*^^*)


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