見出し画像

 闘い後の救い


 現実の世界、つまりリアルと言おうか、
 逃げてるつもりはない、いや、逃げてるかもな
 リアルの人間との付き合いも、正直疲れるよ。
 しかし、どちらさんも、その世界で生きてる。
 だから、仕方のないことだと分かりつつも、
 苦しいんだよ、実際のところはね、うまくは
 言えないところも、苦しいんどけどね。

 自分はどうなんだろうな、この、どうなんだ
 ろも、自分でさえ分からないんだから、
 厄介だよな、全くこの頭の中では、どんな
 想いや思い、考えを感じているのか、これも
 分からないんだから、もう正直嫌になるんだ。

 とにかく文字に表そうなんて、思って書いて、
 でも、上手く気持ちが書けていないんだよな。
 書いてるとどうなんだろ、気持ちってのは、
 一瞬は、落ち着くのであろうか…..分からない。

 ずっと何かと闘ってきた。
 そう、何かとだ…影すら見えない何かだしなぁ、
 気づいたら、何年も何年も過ぎていて苦しい。
 リアルでは、皆を受けとめている。
 そう、立場的にもだ。

 だけど、自分は、弱い人間なんだ。
 苦しいんだ、分からないよな、わからないよ。

 こちらの世界では、素直になれたらいいのに、
 こんなこと、想ったり考えてたりが、甘えか…
 甘えたことを想っては駄目なんだよ。
 もう、抱きしめられたり、抱きしめたりも
 ないのだろうと、ふと、想ったりしているよ。

 ずっと、ずっと巻き戻してみれば、其なりに
 出逢って抱きあい、甘い時間も赦してきた。
 愛って言葉は、理由なく飛び交い乱れて、
 灰色と背中合わせで、生きてきた歴史だと。

 だけど、もう疲れたんだ正直。
 でも、ひとつ叶うなら、心で繋がって欲しい。
 ずっと待っていた気がする。
 この世に生を受けた時から、ずっとそうずっと
 いや、待っていたんだ。
 ずっと、ずっと歩いてきて、激しく濃い時を過
 ごして来た。
 ただ、甘えかたはわからない、猫のように
 膝のうえにでも、乗っかるのか….. 
 いや、そうじゃないよな、だけど柄でもないし
 もう、そんな若くもない…..愛かぁ…..感じたい。
 この世の中に、特別という言葉があって、
 それを感じても良いのなら、宝物にする。

 これは、はっきり言えることがある。
 内面の繋がりと絆、これはあってほしい。
 つまり、こころの中とでも言おうか、
 これを 愛、そう感じて独り終わる。

 だからこの先も、
 誰に気づかれず、守って行く……
 やっとたどり着いたんだ…..大切この文字に。

 そして、こころの中に収めて、人生を終える。

 それが、心の安堵そして幸せ…..
 弱虫の少年だった想いも救われるから…..


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?