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ウェリントンまでの道のり【ニュージーランド放浪旅6】

こんにちは

カズマです。



■前回の記事はこちら
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1 初のNZテント泊

テントを張って寝泊まりし、翌朝目が覚める。

なんと美しいことか。
こういう場所から見える景色もまた秀逸。


この時周りには全くといっていいくらい、誰もいなかった。

この景色を独り占めにすることができただけでも十分満足。
小さな感動を噛みしめることの大切さを直に感じた。


昨晩あまりにも疲労がたまりすぎたため、せっかく持ってるレインフライを使わずこのままの状態で一晩を過ごした。しかし気温の影響か結露が発生しげんなり….

幸い物凄いビショビショという感じにはならなかったけど次回からレインフライを被せるのと、同時にシュラフカバーを買おうと思った。

※シュラフカバーが必要と話す人達の気持ちがめっちゃわかる。これは確かに必須だということを直に感じた。


終始だれも来なかったので安心。

おそらく木に囲まれていたのと、近くの牧場にて牛さんが見守っていたのかもしれない。※近くに牛がいたのを翌朝はじめて知った。


荷物をまとめ、いざ出発。


その前にNew Worldという名前のスーパーへ向かい、食料と水を確保。

リンゴとパンと水を買う。

ぶっちゃけリンゴは重いけど貴重な栄養源でもあるので買うことにした。
あと意外かもですが、リンゴとパンが合うんよね。
リンゴジャムというのが売ってるくらいだから、その前段階であるリンゴを丸かじりしてからパンを食べるよう。こうすることで食が進む。
ジャムを買わなくても十分味わうことができ、且つお腹もたまる。

これぞ旅飯またはサバイバル飯の一つでもある。



時刻は8時半


いざ出発。


ヒッチハイクを開始。





全然捕まらん。


1時間半が経過。




1台の車が止まった❗❗❗❗❗


行き先はPalmerston North.

ホワイトボードに書いてた行き先と一緒だったので同行させてもらうことに!行き先一緒なのはガチでありがたい!



片道2時間半近く。


一気に距離を縮めることに成功。


乗せてくれたのは20代前半の男性。
(Kiwi:ニュージーランド人の呼称)

今年大学を卒業し、晴れてScientistになったとのこと。
めっちゃ優しい青年だった。


元々はイギリス出身だったが10代のころに家族全員でNZに移住したとのことで、そのためか何となくUKアクセントな感じがした。
本人もイギリス訛りが目立つかもしれないみたいと言ってたが、ぶっちゃけNo problemです。楽しく話すことができればなんだってOK!



道中何度か目にして思ったことは、


日本車が多く出回ってることだ!



今まで訪れた国の中でこんなにも日本車が多く流通してるとは思わなかった。

これまでに出会った方々のほとんどは日本車が好きだと言ってくれた。
「EU車とくらべて日本車は良心的価格で状態も非常に良く、走りやすい!」



改めて日本ブランドの強みというか、日本企業およびこれまでに一生懸命社会に貢献し続けた従業員一人ひとりの努力と勤勉さ、一個ずつ積み上げ続けてきた結果、世界中の人々に愛されるまでに至るようになったんだなぁと。


主に中古車が多く、まれに日本語表記の注意書きがそのまま貼ってるのを目にすることがある。


いずれにせよ、Kiwiの人々が日本ブランドの車を選んでくれたことに感謝している。



2  2時間30のドライブ


道中、

フラットホワイトをいただいた!


写真を撮りそこねたけど、めっちゃ暖かくて美味しかった!
とはいえ20代前半の方に奢ってもらうのもなんだか申し訳ないというかなんというか、我ながらジリ貧であること・無力感を覚えた……..


とはいえ、わざわざボクのために美味しいフラットホワイトを提供してくれた青年のご厚意に感謝!


ボク自身は未だPoor Englishなので、未だ細かいニュアンスで伝えることができなかったりListeningに関しても不十分だと感じる場面は多々あるが、それでもボクの話し相手になってくれた青年および道中話しかけてくれた人々の優しさには心から感謝している。


彼自身の優秀さには感銘を受けるというかボク以上に秀でてると感じる場面が多々あった。これまでに大学を通じてたくさんのことを学んだり、自身の意見・主張・考えをしっかり持つことなど、日本でいう集団主義的なものとは大きく異なる何かを感じた。個人一人ひとりの強みというかポテンシャルの高さがにじみ出てるように感じた。





日本だとよく「〇〇の発音おかしい」「△△の文法が間違ってる」などとことん細かいところまで指摘され続け、できないところや短所ばかりにフォーカスを当てるといった、いわゆる減点方式で評価されることが殆どだった(もちろん相手にもよるし、昨今ではどうなのか不明)。

減点方式での評価って言い換えればただのアラ探しであり、または不必要にダメ出しをしたがる陰湿な人が増えるだけなのではと個人的にはそんな印象である。


それに比べたら今回のNZではほとんどの方は特に指摘しまくったり他者の動向についてやたら細かく聞いたりすることはなく、寧ろ他者は他者・自分は自分という感じではっきりと分けて考えるところに魅力を感じる。
もちろん人によるけど、個人的にはこの監視されてない感じや開放感・個性と思想を尊重し合う文化的な側面を見て何だか居心地が良い。


これまでに訪れたオーストラリアやアメリカ、カナダ、EUも同様、周りの目線を気にしなくて済んだのでだいぶストレスが緩和されたのを今でも覚えてる。※もちろん場所にもよります。



車を走らせながら色々話し、そして……..



3 Palmerston Northに到着


ようやく着いた!

乗せていただきありがとうございます❗❗❗

優しさ溢れる笑顔の好青年!
ホンマにありがとう!


ルートはこんな感じ。


時刻は12時30分


とりあえずお腹が減ったので近くの公園でパンとリンゴを食べる。
この組み合わせが意外と美味い。

20枚入のパン(1ドル)と10個近く入ってたリンゴ(3.5~4ドル) 

これだけでも十分満足。本当ならもっと食べたいけど予算に限りがあるため、贅沢は言ってられない。


一通り食べ終えていざ出発。

15~20キロ前後のバックパックを背負って30分歩く。


ひたすら歩く。

この3枚はAction4で撮影。

最新の小型アクションカムは静止画もだいぶ綺麗に映るようになった。
手のひらサイズで撮れるのでかなり重宝してる。



この辺でヒッチハイクをするべく、ホワイトボードを出したその直後、
一台の車が止まった!


途中までとはいえ、ボクの存在に気づいてくれた男性に感謝!


これまた奇跡!


エンジニアをしてる男性で、奥さんと子供2人の4人家族とのこと。
手に持ってるiPhone14を目にしたことやカーナビもApple製のとのこと。

ボク自身もPCとスマホともにAppleなので、互いに共通点が生まれ、そこから一気に盛り上がった。

Apple Car Play
いつリリースされたものかは不明。
実際に見せてもらうまで上機の存在は全く知らなかった。



これまでに話した内容は大体以下のような感じです。

・何日間NZに滞在するのか
・日本では何をしていたか
・この町へくるまでの手段は全てヒッチハイクだったのか
・彼女はいるか(いません!Nothing! I have been single ていう感じで答えた笑)

そのほかにも他愛のない話をしてたけど、これが意外と盛り上がる。
というかヒッチハイクで乗せてくれたからには積極的に話す姿勢を見せないといけないことが殆どなので、言い換えれば嫌でも話す機会が増える。

英語で話す機会をつくる上でもヒッチハイクは意外とアリかもしれない。
※決して推奨してるわけではありません。



4 次の街に到着


Paraparaumuという街に着いた。
同時にドライバーからは「この道はウェリントンへ行く車が通るからここでやるといい」といった感じでヒッチハイクに最適なスポットまで送ってくれた。ありがとうございます!


そのあともヒッチハイクを行い、

偶然一台の車が止まった。
工事作業員が3人乗ってるハイエースで、後ろには座る場所がなかったためそのまま車内の床に座って乗ることに。これまた貴重な経験!

この時ウェリントンのスペルが一文字抜けてることに気づいた。
我ながらスペルミスってもうた……
今までにないくらい強いアクセントを放つ老男性。
けど乗せてくれただけでも十分ありがたい。


短かったけど途中まで乗せてもらい、再度ヒッチハイクを開始。

近くに住宅街があり、且つ木が生い茂ってるスペースがあったのでいざという時はここで野宿すればいい。

20分くらい経ち、一台止まった!


距離が短いけど途中までならいいよということで、乗せていただいた!

ありがとうございます!



あと少し!

時刻は夕方6時手前

あと少しでウェリントンに着く!


ここでもヒッチハイクをはじめる

徐々に近づくにつれて交通量も増えてくる。しかし中々止まらず。



5 ついにWellingtonへ!

30分後、

公園に止まってた車から一人の女性が声をかけてくれた!
「ウェリントンまで乗せて上げるから乗りなよ」

よっしゃーーーー!


最高にハイテンションな笑顔でパシャリ📷❗


2人とも気さくな感じがあって、めっちゃ話しやすかった!


一日で計5台の車に乗せていただきました!

協力してくれたKiwiの人々に感謝します!
ありがとうございました!


この日は流石に疲労が溜まっていたのでホステルを2泊3日で手配し、
宿へ向かった。


着いたあとは荷物を置き、近くのスーパーへ行き食材を購入。

ツナ缶とパスタ、トマトペーストとセロリを使って即席のトマトパスタを作った!極貧の旅飯だけどめっちゃ美味かった!

内訳はだいたいこんな感じ。

・パスタ 1・7ドル
・ツナ缶2個 一つあたり2・5ドル
・トマトペースト 3・5ドル
・大きい束で売ってたセロリ 4ドル前後
・翌朝食べる20枚いりのパン 1・2ドル

NZは物価が高いので、スーパーをうまく利用して生き延びないと破産する・・・・・・・


海外で作るパスタが意外と美味い。しかもトマトペースト自体が日本よりも安いので、滞在中はなるべく自炊を心がけるようにしてる。その方が安上がり。※外食はガチで高いので基本あんまり行かない。


とりあえずウェリントンまでの道のりについて

ざっくばらんに記すことができました。


2024/04/13時点、

今ボクは南島のダニーデンという街でこのnoteを綴ってます。
なので当時の記憶をたどりながら書くのが意外としんどいというか、当時の感動が薄れるような気がして。なので現在進行系で書くのが理想的だけど、どうしても書く時間を確保するのが難しいので、どうしても不定期になりがちです。あらかじめご了承ください。



というわけでこの辺で終わりにします。


最後に

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