見出し画像

心を握るという行為【 】#157

とあるYouTuberの方が仰っていて勉強になったので、アウトプットと自分への戒めとして書きます。

「お客様を握る」

営業パーソンが良く使う言葉です。関係性と信頼を築き上げ、「このお客様は自分のコントロール化におけている」簡単に言うと、こんな意味合いになります。

この「握れている」という感覚、9割くらいは勘違いであり、その人間の過信です。握れているというよりも、「握れていると思いたい」が先行し過ぎて、自分の都合が良いように解釈してしまっています。

私自身、営業として仕事をする中で何回も失敗してきました。少し仕事を覚えてきて、自分の力を過信し始めるタイミングで、理由が分からずに失注してしまう。頭では「握れていない」と気づいていながらも、上司にはそれっぽい言い訳を考えて、「自分は悪くない、どうしようもない結果だった」と報告していました。

今思えば当然なのですが、人の心はそんなに簡単にコントロール出来ません。100%の信頼なんて得られません。市場にこれだけのサービスが溢れていて、それと同じ数だけの営業パーソンもいる。比較検討をして、ほかのサービスを使う事なんて当たり前なわけです。

仕事を例に挙げましたが、普通の対人関係も同様ですよね。星の数ほどの人がいる中で、自分だけに依存させるなんてどだい無理な話で。限りなくメリットを感じてもらい、適切な距離感で関係性を築いていければ良いなと思います。


最近、人間不信なニコラスでした。


ニコラス

この記事が参加している募集

自己紹介

皆さま、サポートありがとうございます。頂いたサポートは、全て自己研鑽に充てています。全力で生きていきますので、今後ともよろしくお願いします!