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【絵本・お菓子作り】『いつつごうさぎとゆきのもり』と回転焼き

いつつごうさぎとゆきのもり


あらすじ

道ばたにちょっと変わったトラックがとまっています。
まだ暗い冬の朝。車には明かりが。
中をのぞいてみると、小さな5匹のうさぎたちが、あたたかいシチューの朝ご飯を食べているところ。

準備ができたら、さあ出発!
長い長いトンネルをぬけると、そこはあたり一面雪!さあ、雪遊び!
雪だるまづくりに、ソリすべり。
メイが見つけた小道を行くと、大きな湖があって…

出版社からの内容紹介

感想

息子も私も大好きな「いつつごうさぎシリーズ」

3作目は雪の森が舞台。
いつつごうさぎちゃん達は、今回も人助けしながら、おいしそうなお料理をふるまいます。

まつおりかこさんの絵本は、絵もお話もとっても可愛くて癒される~♡

1作目は春、2作目は夏、そして今作は冬のお話なので、次は秋のお話がくるのかな?4作目も楽しみです♪

「いつつごうさぎやき(回転焼き)」作ってみた

今回のお話の中に「いつつごうさぎ焼き」というお菓子が登場します。
うさぎの形をした、いわば回転焼きのようなもの。

絵本に出てくるもう一つのお菓子「メレンゲケーキ」は難しそうだけど、「いつつごうさぎ焼き」は簡単そうなので、息子と一緒に作ってみることに。

レシピには、牛乳パックでうさぎの形を作って型にすると書いてあるのですが…。

牛乳パックで…?
うさぎを作る、だと…?

不器用勢には無理!

というわけで、100均のパンケーキ用シリコン型に頼りました。

***

絵本のレシピなので詳細は書かけませんが、生地の材料・分量はホットケーキとほぼ同じ。

生地を作って、型の1cm程の高さまで流し入れます。

生地作りと型に入れるのは息子にお任せ。

ここからは下の画像をご参照ください。

①フライパンに入れて蓋をして弱火で5分程加熱。
②真ん中にあんこを入れ、
③その上に生地を入れて弱火で5分程加熱。
④生地の表面まで火が通っていれば、フライパンに油をひき、シリコン型をひっくり返す。弱火で5~8分程加熱。

「ぷつぷつ」「やけたかな」「まあだまた」
と呟きたくなりますね。
(おっと、ちがう絵本だった…)

完成したのがこちら。

もはや「いつつごうさぎ焼き」ではなく「ただの回転焼き」ですね。

でも、ホットケーキミックスでも、ちゃんと回転焼きの味がしておいしかったです。
食べ応えがあったけれど、息子も夫もぺろりと食べてしまいました。

回転焼き?今川焼き?大判焼き?

ところで、私が「回転焼き」と呼んでいるこのお菓子。

「今川焼き」って呼び方もあるよなぁ。
違いはあるのかな?
と思って調べてみると、こんなサイトに辿り着きました。

江戸時代に生まれた「今川焼き」が日本全国に広がり、各地で「大判焼き」や「回転焼き」などと呼ばれるようになったそう。(これはWikipedia情報)

そして、上記サイトによると、地方別の呼び方を大別すると以下の通り。

北海道・北東北…「おやき」
南東北・茨城…「大判焼き」
首都圏…「今川焼き」
東海…「大判焼き」
滋賀・兵庫以外の関西…「回転焼き」
兵庫…「御座候」
広島…「二重焼き」
中国・四国地方…「大判焼き」
九州…「回転焼き」

兵庫「御座候」
ござそうろう!?
江戸時代感すごい!かっこいい!

というわけで、元々はすべて今川焼きだそうですよ。

「いつつごうさぎ」関係ない話でオチてしまいすみません。

長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

書誌情報

『いつつごうさぎとゆきのもり』
作:まつおりかこ
出版社:岩崎書店
発行年:2022年

まつおりかこさんの絵本の紹介記事

▽『いつつごうさぎとうみのほうせき』を紹介しています


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