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再録:素人が理解できないプロに文句を言い、プロは素人の理解できなさに付き合いきれないという困った状況について
本記事は2015年3月に書いた当時のブログ記事の加筆修正版です。気候変動研究ではあらゆる立場の人々とのコミュニケーションが日常で、2020年の脱炭素宣言以降、ますますそのような毎日です。当初の記事の執筆から8年経った今も基本的な考え方は変わっていません。このときにはデザイナーが「プロ」の側で、たまたま今twitterで話題になっていたのは安全保障ですが、だいたい似たようなことが言えるのではないかと
もっとみる誰の言うことを最もアテにするか <コロナ予防接種バージョン>
新型コロナウイルス感染症の予防接種について、自分が一般人としてどう考えて接種したかを書いておきます。医療は専門外ですが専門の環境分野では科学的知見と公共の政策・事業の関係についてわりと中の人なのでその知識は活用しています。以下6千字ほどですのでお手すきの際にどうぞ。
まず予防接種以前のコロナ禍当初にすぐ分かったことは、自分には一次情報から正しく判断する力はない、ということ。ここでいう判断する力と
たったひとつ+1のシンエヴァ感想(ネタバレあり)
送ればせながらようやく見ました。twitterだとどうしてもネタバレしちゃうのでこっちに書きます。
普通の感想は一つだけ、やっと宿題が終わったなあと思いました。めでたしめでたし。
で、+1のほうが本記事の本題です。
公開のちょっとあとから、まあ多少ネタバレみちゃってもいいかと思って普通にtwitterも見てたんですよ。まあこっちもそれなりの年齢にもなってきたし(Q/シンのミサトさんとだいたい
あなたの地域の脱炭素計画のつくりかた
先日、地方自治体で脱炭素に取り組むためのビジョンづくりのマニュアルを研究所から公表しました。ユーザーとして地方公共団体の職員さんや業務を受託するコンサルタントの方々を想定しています。
◆地域における「脱炭素社会ビジョン」策定の手順 Ver1.0
プレスリリース
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20210305/20210305.html
マニュアル公開頁
http
地球温暖化問題を環境・経済・社会の視点からふんわり概説します
大変珍しいことに私が専門の地球環境が話題になっていますね。気候変動業界は結構大きいのであちこちに解説があり、所属組織もQ&Aを出しているくらいですが、個人としてもこれを機にふんわりと環境・経済・社会について概説しておこうと思います。以下はtwitterで50連投したものをまとめて若干の修正をしたものです。
さていきなりですが上記Q&Aはこれです。
国立環境研究所 地球環境研究センター
ココが知