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20240330_アラブの春の経緯を知り、考えたこと_ゲームチェンジの世界史_紹介と感想48

はじめに

こんにちは、Keiです。

 今まで私にとって"元気が出た"と思ったコンテンツや"役に立つかもな"と思ったコンテンツや考え方を紹介してきました。今回も良い人生にするために"役に立つかもな"と思った考え方を紹介していきます。

参考書

この度、参考にした本は
『ゲームチェンジの世界史』神野正史
です。

内容と感想

 前回の記事では"インターネット登場"までの部分を読んで感じた事を書きました。

 今回の記事では"インターネットが独裁政権を倒す"までの部分を読んで感じた事を書いていきます。

内容

 2010年12月中旬、チュニジアで露天商をしていた若者が焼身自殺を図ったことからアラブの春は始まった。役人への賄賂が払えず、商売道具や商品を没収され、暴行を受けたことへの抗議だった。当時のチュニジアは独裁政権であり、このような事件は度々起こっていたがすぐにもみ消されていた。事件の一部始終が"フェイスブック"で拡散され全国規模のデモ・ストへと発展し、独裁政権は1か月と保たずに崩壊していった。

感想

 アラブの春について学ぶ良い機会となりました。アラブ諸国はあまり馴染みが無く、"アラブの春"がそもそもどんなものなのか、という点も知らなかったため大変勉強になりました。アラブの春のきっかけがSNSであった点も初めて知り、勉強になりました。1つのサービスが国家体制を変えたという点は凄いことだと思いました。
 個人的にそもそもなぜ、アラブの"春"という言葉なのかが疑問になりました。立場によっては"冬"という用語が使われてもおかしくないと思います。様々な理由があると思いますが、"春"という言葉は民主主義陣営の作った言葉のような気がしました。民主主義陣営にとっては民主義運動が起こることは良い事だと思いますが、立場が異なる人達にとっては良いことではないと思います。直観的なイメージで印象を変える言葉を見た時は背景まで考えるべきだと思いました。
 今まで普通に起きていたがもみ消されていた事件がSNSをきっかけに広まり、1か月と保たずに倒れたという点には驚きました。"普通に行われていたこと"も些細なきっかけで"普通ではなくなる"ということは意識しておくべきだと思います。自分が普段行っている"良くないと感じていること"は、今は重要視されていないとしてもいずれはもっと大きくなり、自分に返ってくると思います。自分の生き方を振り返る際にも意識できると良いと思いました。

最後に

 生きていく上で自分が直観的に"良くない"と感じていることは、いずれ自分の元に返ってくると思います。将来どんなことが起きたとしても誇れる生き方を選択できると良いと思いました。
 自分に誇れる生き方を選択し、充実した人生にしていきましょう!

 どなたかの参考になれば幸いです。

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