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震災からの復興を願って

2024.1.18【199限目】

誰もが新しい年の平穏と幸せを願う元日に、能登半島を地震が襲ってから、2週間以上が過ぎました。

地震の規模は、阪神・淡路大震災の9倍に当たるともいわれています。振れは東日本大震災に匹敵するということです。大津波警報が出て、建物が倒壊し、火災で大きな被害があり、懸命な救助活動も続いています。

小学校が避難所になっていて学校が始まらない状態で、めども立っていない地域もあります。保護者や子どもたちは、家族の拠点をどこに置けばいいのか、転校するのか、地元に残るのかを戸惑っているところです。

被害が大きかった能登地方を中心に、多くの小・中学校の完全な再開のめどは立っていませんが、14校の小・中学校は15日から、7校は22日に新学期が始まります。


阪神・淡路大震災から29年

今回の地震のニュースを見る度に、29年前の阪神・淡路大震災と重なってしまいます。

1月17日の阪神・淡路大震災の追悼行事が営まれましたが、一般から公募したメッセージが灯篭で形作られました。今年の文字は能登半島地震の被災者への思いが込められています。

地震で被災される方がどんどん増えていく中、「一人じゃないよ」「いっしょに」「寄り添い続ける」と言う意味を込めて、『ともに』と言う言葉に決まったそうです。

阪神・淡路大震災の時のスローガンが『がんばろう こうべ!』で、皆が1つになって復興し続けています。


自然災害に備えて

自然災害は、人々に多大な影響を与えます。阪神・淡路大震災・東日本大震災など過去の震災から学び今後の災害に備えることが大切だと思います。

今回の地震で珠州市の津波に会った地区は、東日本大震災のような津波に備えて、年に2~3回避難訓練をしていました。

逃げる場所を高台の集会所一つに絞って、そこに必ず逃げると決めて訓練をしていたおかげで、5分で到達した津波に、その地区の人たちは、迷うことなく決められた場所に避難することが出来、誰一人亡くなった人はいなかったといいます。

能登半島地震が起こった時、災害時に備えてあった非常食や水や薬などを点検したという友人がいて、その話を聞き、普段から準備をしておくことの大切さを忘れていたと反省しました。

また、家の中を見渡すと倒れてきそうな家具ばかりで、どこに逃げようかと改めて考えました。避難場所や避難経路も確認しておくことも大切だと思いました。

今回の地震だけでなく、日本に住む限りは、どこで地震が起こっても不思議ではありません。


3学期が始まって1週間が過ぎました

3学期は学年のまとめの時期です。3学期の取り組みを見通して、しっかり計画しておかないと、あっという間に終わってしまいます。

3学期は、学級のまとまりもよく、色々なことも意欲的にとりくむことが出来るようになってきます。

学級集団としても自治的な力が付き、教師の声かけにも答えて、日常の活動も自主的に出来るようになります。

中学年ぐらいになると、学級会活動も班長や係を中心に色々な取り組みが出来るようになり、子どもたちは、やる気十分で活動することが出来るようになります。そして次の学年に進級することを楽しみに準備していくのも3学期です。

教師としては、3学期の取り組みを子どもたちに分かりやすく伝えることと、何をするのかを見通しを持って、学年・学級経営をしていくことが大切です。

被災地にある小・中学校や高校の多くは、避難所になっていて、校舎の破損や断水、停電の影響などもあり、授業をいつ再開できるのか見通せない状況です。子どもたちは、早く新学期が始まるのを待っています。

昨日、17日に甚大な被害が出ている輪島市の中学生401人中、250人が約2ヵ月間、家族と別れて集団避難をしました。この大切な3学期の始まりに、能登地方にはまだ学校に行けない子どもたちがいます。

一日も早く、授業が受けられる日が来ることを願っています。


庭に梅の花が咲きました。もうすぐ春がやってきます。


【今週のけい先生】*担当:夫(父)

年末年始の疲れが出たのか、3日間ほどスポーツクラブやゴルフの練習にも行かず自粛していました。

週末に関東に転勤している3男が、大阪での会議で帰ってくると連絡があり、好物の品を早速買いに出かけました。3男のおかげで、けい先生は元気、やる気、その気になりました。


【編集担当より】
1月も半ばとなり、2024年という言葉にもだいぶと慣れてきました。いつもこの時期は、まだ手が去年の入力パターンのままでミスをしてしまいます。ついこないだ、2020年だったように思うのですが。気が付くと2030年になっていそうです。

2030年代は、どんな世の中になっているでしょうか。2023年は、AIの元年と言ったところでしょうか。本格的に様々なサービスにAIが導入されていき、日常生活もおおきくかわることでしょう。

関西がどんな世の中になりそうか、CHATGPTさんに聞いてみました。

・2025年に開催される大阪・関西万博が大成功を収め、関西の国際的な魅力とブランド力が高まる。万博のテーマである「人類の知恵と技術の進歩」に沿って、関西の企業や大学がイノベーションを生み出し、世界の課題解決に貢献する。

・関西経済連合会が策定した「関西ビジョン2030」1に基づいて、関西がオープンで独創的な価値を生む経済、ヒトを惹きつける舞台、新たな社会モデルのトップランナーとなる。関西の底流にある伝統や文化、関西スピリットを生かしつつ、アジアや西日本との連携を強化し、関西広域での資源の最適活用や個性ある都市の有機的つながりを実現する。

・AIやIoTなどの先端技術がさまざまな分野に普及し、関西の暮らしや働き方が大きく変わる。例えば、自動運転やMaaS2によって交通の利便性が向上し、関西各地のアクセスが容易になる。また、テレワークやオンライン教育が一般化し、時間や場所にとらわれない柔軟なライフスタイルが可能になる。さらに、AIが医療や介護などの分野で活躍し、高齢化社会における健康やQOL3の向上に貢献する。

・関西が持続可能な社会の実現にリードする。関西の企業や大学がグリーン成長やS+3E4を前提とした脱炭素社会に向けた革新的な技術や取り組みを展開する。また、関西広域連合5が広域行政の拡大・深化を通じて、自然災害や感染症などの危機に対して強靱で安心・安全な社会の実現に取り組む。

・大阪市内で運営を目指すカジノを含むIRが2030年1〜6月ごろに開業する。国内初のカジノは、関西の観光や経済に大きなインパクトを与えると期待される。IRには関西企業など20社が計1000億円強を出資する2。関西の産業や雇用にも貢献するとともに、地元企業のブランド力や競争力の向上にもつながる。

関西がより賑わって、国際都市として、世界中からお越しいただき、大いに賑わい、儲かることを願います。


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