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人生は常に通過点

人生は常に通過点

今回は、慶應義塾高校野球部の森林監督が今年の夏の甲子園大会に優勝した後に、選手たちに伝えた言葉を紹介したいと思う。
森林監督は選手たちに
「この甲子園優勝を最高の思い出にしないでほしい。これからもっともっと大きな場所で活躍してほしい」
と伝えたそうだ。
普通は、最高の思い出を自信にして頑張ってほしいというようなことを伝えると思うが、そのような伝え方はしない。そこには、甲子園は長い人生の通過点にしかすぎず、ここで人生を満足してほしくないという思いがあったのだろう。確かに人生の通過点でしかない。どんなにいいことも悪いことも‥だから、どんなにいい状態でも満足してはいけない。そして走り続ける必要がある。自分たちの周りには自分を追い越そうとする目に見えるライバル、目に見えないライバルがたくさんいる。一回の成功で満足してそこから抜け出さなければ、すぐに社会の変化に対応できなくなる。
今回の森林監督の言葉を聞いて、人生とは?を考えさせられた。

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