きいこ

夫と息子とのこと。おいしいもののこと。音楽のこと。好きなこと。いろいろあった今までのこ…

きいこ

夫と息子とのこと。おいしいもののこと。音楽のこと。好きなこと。いろいろあった今までのこと。毎日の暮らし。

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noteはじめました

海と山が近くにある小さな町で、夫と息子と3人暮らしをしています。 今もいろいろ課題も悩みもあるけれど、そんな毎日を過ごせてること、昔の自分が知ったらびっくりすると…

きいこ
7か月前
126

半分も言えてない

じりじりと暑い日差し。 なんでもないことに、こぼれてほころぶ。 なんでもないことに、転げて止まらず。 突然に静かにゆるやかに。 なんでもないように、さらりと。 なん…

きいこ
21時間前
24

小さく震えるハリネズミみたいな

ひんやり冷たい窓辺の手すり。 BGMは斉藤和義。 用事をすませて訪ねれば留守。 会釈をスルーされてちくりと痛む。 今朝のことと夢のこと。 追いかけられて食べられる。 ほ…

きいこ
1日前
34

益田ミリさん「一度だけ」を読んで

ここのところ目にする機会が何度もあって気になっていた益田ミリさん。初めて手にした小説。 日常の忘れたいことを帳消しに出来るようなキラキラした何かを、誰かをあてに…

きいこ
4日前
33

お米作りのいいとこどり

夢で目覚めて、2度寝で夢の続き。 明るく差し込むオレンジの光。 キラキラと光る田んぼの水。 自分なりに出来ることを。 動くたびに痛む。 テーブルで囲むお昼ごはん。 ほ…

きいこ
4日前
33

たったひとかけら

ひんやりした空気が居座る朝。 Yシャツとハンカチとボタンダウンシャツ。 窓の外は小雨の降る音。 なんでもない話にまぎれこませて。 言葉はないのに不思議と伝わる。 うれ…

きいこ
5日前
27

最近のこと

今日は平日の臨時休み。 花を買いに行きたいというリクエストに応えて、大きな花屋さんへ。買わなくても「この花かわいい」「きれいな色」「この花見たことない」「ふわふ…

きいこ
7日前
31

思い返せばたっぷりと

浅い眠りのまま朝。 たっぷりのヨーグルト。 朝のうちに用事をすませてしまう。 あの時と重ねてこわがっている。 大丈夫大丈夫とこわごわ進むずるさ。 思い過ごしで変わり…

きいこ
8日前
23

長く残って、短くあっという間に

1日雨の火曜日。 寄り道して2分遅れ。 いよいよその時。 低く立ち込める雲。 途中どしゃぶり。 アロマコーヒーとブラックコーヒー。 小さく流れるハワイアン音楽。 言葉に…

きいこ
8日前
37

広がるnoteの世界

小さな頃からむくむくと想像をかき立てられる文章を読むことが好きで、文章を書くことも好きだった。 人見知りで口下手な自分だったけど、不思議と文章では自分のこと気持…

きいこ
11日前
68

待ちわびて満ち足りる

楽しさがはじける。 夢といびきと寝言。 空気が変わるいつものその時。 待ちわびて一瞬だけ軽く。 理由に心配の種。 ふくらむうれしさ。 本屋にて、この前気になっていた…

きいこ
13日前
32

言えないまま流れる景色

朝の始まりのおはよう。 心許ない出発を見送る。 楽しみに向けて先取りの準備。 思わずにじみ出る。 石の山。木漏れ日。止まる風。 見晴らしの上で。 決めてたつもりがどっ…

きいこ
2週間前
32

震えるぐらいの

カーテンの隙間から光。 朝からそれぞれがスタート。 本屋さんでととのえる。 遅れてやるべきことがやってきて。 きっと明日のために。 おやつの時間、味わいふたつ。 いつ…

きいこ
2週間前
22

思いがけずの目的地

夫とおいしい珈琲を飲みに行こうと、少し足を伸ばして出かけたらお休みだった。 じゃあ他のところへ行こうと、いろいろ検索していたら、とあるマルシェイベントを見つけた…

きいこ
2週間前
21

ばらの花いっぱいの

そのひとときのために。 集中も、緊張も、休憩も。 大きく広げて待っている。 安心と、満足と、労りと。 そこにつながるために。 この前の休みの日、 ばらがたくさん咲く…

きいこ
2週間前
43

珈琲の香りと味わいに一息つけること

最近の朝の始まりはカネコアヤノの音楽。 洗濯物はグラデーション。 まだ熱いアイロンにふれて小さくやけど。 本屋さんで気になる本2冊は買わないまま。 集中しすぎて珈琲…

きいこ
3週間前
40
noteはじめました

noteはじめました

海と山が近くにある小さな町で、夫と息子と3人暮らしをしています。
今もいろいろ課題も悩みもあるけれど、そんな毎日を過ごせてること、昔の自分が知ったらびっくりすると思う。

高校に行けなくなってから数年間、外に出るのが怖くなっていた時期がありました。つまずいたり、転んだり、坂道転げ落ちたりしながら、もがいてもがいて、好きなことや家族や音楽の力に支えられながら、小さな勇気を何度も振りしぼってやっとなん

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半分も言えてない

半分も言えてない

じりじりと暑い日差し。
なんでもないことに、こぼれてほころぶ。
なんでもないことに、転げて止まらず。
突然に静かにゆるやかに。
なんでもないように、さらりと。
なんでもないように、本当を。
願望と決意。

昨日こんなことがあったとか、今日は蒸し暑いねとか、見てるドラマの話とか、今目の前のこととか、そういうなんでもない話を、ただただ話せて笑い合うことが出来ることは、なんでもないようでいて、ずっと記憶

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小さく震えるハリネズミみたいな

小さく震えるハリネズミみたいな

ひんやり冷たい窓辺の手すり。
BGMは斉藤和義。
用事をすませて訪ねれば留守。
会釈をスルーされてちくりと痛む。
今朝のことと夢のこと。
追いかけられて食べられる。
ほころびを直すかのようにほころぶ。
気配を近くに物語の中へ。
本当をこっそり忍ばせる。
小さく震える優しいハリネズミ。
ぴったりを求めて。
気持ちをぐっと入れてやっとその場を離れる。

Apple musicで好きなミュージシャンの曲

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益田ミリさん「一度だけ」を読んで

益田ミリさん「一度だけ」を読んで

ここのところ目にする機会が何度もあって気になっていた益田ミリさん。初めて手にした小説。

日常の忘れたいことを帳消しに出来るようなキラキラした何かを、誰かをあてにしながら追い求めている姉妹の物語。

毎日を生きることに必死にもがいていた時期、私も来るはずのない何かを、手に入るはずのない何かを、どこかの誰かをあてにしながら過ごしていたことがあるので、読みながら自分の胸が「いたたたた…」という気持ち。

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お米作りのいいとこどり

お米作りのいいとこどり

夢で目覚めて、2度寝で夢の続き。
明るく差し込むオレンジの光。
キラキラと光る田んぼの水。
自分なりに出来ることを。
動くたびに痛む。
テーブルで囲むお昼ごはん。
ほんの少しだけでも出来ることを。
緑の小さな柿。
箱の中で眠る猫、小さく答えてくれる。
ジリジリ暑い日差し。
角の取れた黄色いふせん。
TVerと小説とクリープハイプ。
オレンジのコペンと日焼けした鼻と働く風景。
ビビンバで1日のねぎら

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たったひとかけら

たったひとかけら

ひんやりした空気が居座る朝。
Yシャツとハンカチとボタンダウンシャツ。
窓の外は小雨の降る音。
なんでもない話にまぎれこませて。
言葉はないのに不思議と伝わる。
うれしくてゆるむ。
思ってたことのたったひとかけら。
ストックはたっぷりあるのにたりなくなる。
「犬とベイベー」
正座かまどろむかの2択。
綿菓子のような気持ちを抱えてやるべきことを。

「24」

最近この数字ばかり目に飛び込んでくる。

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最近のこと

最近のこと

今日は平日の臨時休み。

花を買いに行きたいというリクエストに応えて、大きな花屋さんへ。買わなくても「この花かわいい」「きれいな色」「この花見たことない」「ふわふわの葉っぱ」「なんていう名前やろ」とゆっくり見てまわるだけでも楽しい、癒される。

と言いつつ、ちょうど鉢を置くスペースがひとつあいていたのでオレガノを買った。好きなんだけど、うまく育てられたことはなく、それでも今度こそは…と買ってみた。

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思い返せばたっぷりと

思い返せばたっぷりと

浅い眠りのまま朝。
たっぷりのヨーグルト。
朝のうちに用事をすませてしまう。
あの時と重ねてこわがっている。
大丈夫大丈夫とこわごわ進むずるさ。
思い過ごしで変わりがなく。
たっぷり注がれている。
思い返して気付く。
気付いたからには。

長く残って、短くあっという間に

長く残って、短くあっという間に

1日雨の火曜日。
寄り道して2分遅れ。
いよいよその時。
低く立ち込める雲。
途中どしゃぶり。
アロマコーヒーとブラックコーヒー。
小さく流れるハワイアン音楽。
言葉に安心して言葉が出てこない。
リアルなアクシデント。
どっちかなと想像してたら、長くうれしい方の。
短くあっという間。
たっぷりたまごサンド。
ちゃんと最後まで。

図書館へ行くと、まだまだ読んでない本がたくさんあってわくわくする。

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広がるnoteの世界

広がるnoteの世界

小さな頃からむくむくと想像をかき立てられる文章を読むことが好きで、文章を書くことも好きだった。

人見知りで口下手な自分だったけど、不思議と文章では自分のこと気持ちを言葉にすることが出来た。

日記を書くことも長く続けていた。その日あったことや、思ったこと、感じたこと、気づいたこと。書いてると自分の気持ちが整理されて、気づかなかったことに気づいたりして気持ちが落ち着いた。

今も手帳に日記を書いて

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待ちわびて満ち足りる

待ちわびて満ち足りる

楽しさがはじける。
夢といびきと寝言。
空気が変わるいつものその時。
待ちわびて一瞬だけ軽く。
理由に心配の種。
ふくらむうれしさ。

本屋にて、この前気になっていた2冊と、今日見つけてしまった1冊を買った。

「私を幸せにする時間の使い方」
自分のための時間をやりくりするアイデア。
今、自分の時間がとれるようになったのだけど、それを持て余してしまっている。その無駄にしてしまっている時間を、大事に

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言えないまま流れる景色

言えないまま流れる景色

朝の始まりのおはよう。
心許ない出発を見送る。
楽しみに向けて先取りの準備。
思わずにじみ出る。
石の山。木漏れ日。止まる風。
見晴らしの上で。
決めてたつもりがどっちつかずで先越し。
迷うまま景色がどんどん流れる。
半分のさらに半分だけ。
うずまいて底の言葉。
そして、溢れんばかりの言葉。

素直な自分の気持ちを言葉にしたり、表現するのが小さな頃からずっと苦手で。この年になって、「気持ちは伝えた

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震えるぐらいの

震えるぐらいの

カーテンの隙間から光。
朝からそれぞれがスタート。
本屋さんでととのえる。
遅れてやるべきことがやってきて。
きっと明日のために。
おやつの時間、味わいふたつ。
いつもの時間、同じがふたつ。
細かに震えて、あの曲の。
ストレートで、小さな。
1度だけ、保留のまま。

思いがけずの目的地

思いがけずの目的地

夫とおいしい珈琲を飲みに行こうと、少し足を伸ばして出かけたらお休みだった。

じゃあ他のところへ行こうと、いろいろ検索していたら、とあるマルシェイベントを見つけた。そういえば数日前に、好きなお店が出店すると告知されていたイベントで、その近くだったので「行きたい行きたい!行こう!」となり、急遽出かけた。

たくさんの人でにぎわっていて、たくさんのお店が出店されていた。

キャンドルショップ。透明でき

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ばらの花いっぱいの

ばらの花いっぱいの

そのひとときのために。
集中も、緊張も、休憩も。
大きく広げて待っている。
安心と、満足と、労りと。
そこにつながるために。

この前の休みの日、
ばらがたくさん咲く庭を見に行ってきた。

庭に足を踏み入れたら、
ふわりと一瞬ばらの香り。

ちょうど満開で咲き乱れていて、
たくさんの人が見に来ていて、
あちこち写真を撮る人。
私もそこに紛れてたくさん写真を撮った。

ばらは、ゴージャスで華やかで気

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珈琲の香りと味わいに一息つけること

珈琲の香りと味わいに一息つけること

最近の朝の始まりはカネコアヤノの音楽。
洗濯物はグラデーション。
まだ熱いアイロンにふれて小さくやけど。
本屋さんで気になる本2冊は買わないまま。
集中しすぎて珈琲時間。
壁がすっかりなくなった。
ころころと転げてから、ふいに流れが変わる。
危ういタイミング。
やわらかでやさしい珈琲。
日常に立ち返る連絡3件。
外はすっかり雨模様。

珈琲の香りはずっと好きだったけど、珈琲を口にすると頭痛がするよ

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