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昭和史を学ぶ意義。

stand.fmで音声配信をおこなっている。
ご存知ない方のために、チャンネル名を紹介するが、その名もおなぐさめラジオ

このnoteもそうだが、ご覧いただく方やお聴きくださる方々が、日常の些事をすこしでも忘れ、あははと笑っていただけるように。

つまりはどなたかのおなぐさめになればと願って、半ば自己満足的にこの音声配信をさせてもらっている。

【関連】各回のアーカイブはここに格納!


いつも私のnoteをご覧になっている方には心から感謝である。さらにstand.fmまでお聴きくださっている方々にいたってはもう、頭が上がらない。本当にありがたい限りだ。



今夜も21時からLIVE配信をおこなう。

テーマは「終戦」である。

noteにて『30年かけて語る日本史』を連載中のじゃむむさんをゲストにお招きし、これまで全部で5回、LIVE配信をおこなってきた。

じゃむむさんは筋金入りの日本史マニアだ。

自宅には歴史、文学、
そのほかの本が全部で約6,000冊あるらしい。

過去の配信を聴いていただければお分かりだが、じゃむむさんの語り口調はそれそれは愉快で、たしかな知識に裏付けられた情報は、聴き手の私にとって目からウロコの情報ばかりである。


過去の5回の配信では、一貫して昭和史を扱ってきた。その理由は、単にじゃむむさんが最も得意とする地点が昭和だから、というところだが、それともう一つ、私が昭和史を聴きたいからという理由もある。


日本の歴史を思い浮かべるとき、私たちの脳みそから出てくる偉人たちは、戦国武将や幕末の志士たちであることが多い。日本史の人気ジャンルである。

もちろん、じゃむむさんはその地点の歴史を語ることもできるであろうが、それでも私は、昭和史が聴きたい。


近くて遠い時代だからだ。


現在は令和、その前は平成、その前が昭和である。これだけでもう近い。この100年前後の話である。


が、高校の日本史で学ぶ昭和史は、3学期ごろにさらっと通り過ぎる傾向がある。軍部大臣現役武官制、二・二六事件、満州事変、真珠湾攻撃と言われても、どこか芯を食ってバチンとこない。


鎌倉幕府、室町幕府、なんなら卑弥呼のあたりは、あぁ、あれねと話せる気がするが、なぜか昭和史は語れない。タブー視されている気配すらある。つまり、遠いのだ。


近いのに、遠い時代。それが昭和である。



私の実の曽祖父は沖縄戦で戦死している。

ひいおじいちゃんという、限りなく私に近しい直系の祖先が沖縄戦で亡くなっているのに、私は先の大戦について何も語れない。

これがどうにも悔しかった。ひいおばあちゃんにも聞けなかった。あのころを生きていた人が近くにいたのに。

それを知って、どうするもこうするもないが、だけども知りたい。


過去5回の配信では、特定の人物から見た太平洋戦争について、じゃむむさんに語っていただいた。右でも左でもなく、できるだけフラットな配信になることを目指して。

初回は近衛文麿と松岡洋右。
2回目に東條英機と石原莞爾。
3回目に昭和天皇。
4回、5回は二・二六事件の群像劇を。


満を持して、今夜は「終戦」を取り扱う。


今夜は当時の日本政府の意思決定のシステムを知れることと思う。それを聴いて、現在の仕事に活かすもよし、生活に活かすもよし、はたまた何もしないのもよしだ。特定の思想を押し付けるものではない。


8月でもなんでもない春の夜、先の大戦がどうして起こったのか、なぜ止められなかったのか、どんな葛藤があったのかを知る権利が私たちにはある。

『よくわかる日本史』は別に今夜が最終回なわけでもないが、それでも今夜は多くの方にお聴きいただきたい。


それでは今夜21時、一緒に知ろうぜ、ベイビー!


<あとがき>
これをご覧になったすべての方がお聴きくださるわけでもないことを念頭に置いて、じゃむむさん、ハードルをあげておきました。毎回のじゃむむさんの偉人モノマネが好きだと言ってくれる方が多くいます。今夜は太平洋戦争の終結を知ることができる回です。ぜひ、LIVEでお聴きください。

◾️今夜9時からのLIVE配信は「終戦」だ!

■過去配信についてのありがたい感想記事はココ!


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