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ひとの本性とは、
 
「二つ」の時に現れるのです。
 
 
「一つ目」は、
 
 
将来にわたってのお金の不安、
 
食べることができるかの心配、
 
心身のあちこちに痛みがある、
 
 
そのような、
 
「自分が苦しくて心乱れる時」、
 
ひととしての本性が現れるの
です。
 
 
そして、
 
 
「二つ目」は、
 
 
お金がしっかり稼げていて、
 
食べることにも困らず、
 
心身ともに健康そのもの、
 
 
そんなひとは、
 
心が乱れようもありませんが、
 
 
逆に、
 
もがき苦しんでいる他人様へ、
 
 
「よき大人であれ」
 
「分別を保て」
 
「心を乱すな」
 
と、
 
思いやりの心を忘れて、
 
ついつい、求めがちなのです。
 
 
そのような、
 
「他人様が苦しくて、自分が
安楽な時」、
 
ひととしての本性が現れるの
です。
 
 
苦しくても、苦しくなくても、
 
「本性」というものは、
 
いづれ、現れる。
 
 
ですから、ひとは、
 
いつだって、
 
自分の心を磨き続けるのです。
 
 
感謝、合掌
慈永

ありがとうございます。お布施は、こちらから😊😊😊