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元ヤングケアラー の子ども時代②
私の母は、たくさんの趣味があったようです。
フラワーアレンジメント、洋裁、料理、家族1人1人へのアルバム作りなど。
私は、幼い頃、お父さんが写真を撮ったものを母が現像し、お母さんが作ったアルバムを何回も見るのが好きでした。
その写真の一つ一つにお母さんのコメントが少し書いてありました。
一言一句、忘れないように、覚えたくて何回も見ていました。
その一つに、私が年長さんの時の遠足でお母
母親のお墓参りのお話。
先日、久しぶりに、母親のお墓参りに一人で行ってきました。
子どもの頃から、何回行っていたのか、、
これから、何回行けるのか、、
前回までは、悲しく、辛い想いが大きかったですが、
今回は精神的にも、だいぶ大丈夫になりました。
私は、今までのお母さんとの絆と言ったら、
別れてからの悲しみと辛さでしかなく、
そしてそれにしがみついていました。
今でも別れが良かったとは思わないけれど、
そのことに
元ヤングケアラー の子ども時代①
私がいつからヤングケアラー だったか、
思い出してみたら、
小学一年生の夏休み明けくらいから
だったと思います。
その時は何の病気か分からなかったけれど、
夏休み明けから、
手術をして入院すると、
たぶん母親本人から告げられました。
病気というものが、漠然と怖く、
母親が辛いだろうと思うのと同時に、
離れて暮らすことがとても怖くて、
とても寂しく、悲しくなり、
妹や弟が無邪気な中、
私一人で泣