自分を社会不適合者だと思っていた理由とリフレーミング
こんにちは。きのです。
ご覧くださりありがとうございます。
主にHSPや子育てに関する体験談を発信しています。
この記事では、私が自分のことを社会不適合者だと思っていた理由と、その認識を捉え直した体験についてお伝えします。
X(旧Twitter)で投稿した内容を掘り下げます。
日頃生きづらさなどを感じる場合に、何かヒントになることがありましたら嬉しいです。
▼自分を社会不適合者だと思っていた理由
私は自分のことを、いわゆる“普通”に生きられない社会不適合者だとずっと思っていました。
この場合の普通とは、一般的に良しとされるタイプのような人のことです。
社会人のモデルとされるような人ですね。
これって、学校教育からの刷り込みのような影響がとても強いと思うんです。
学校に毎日行ける。勉強や運動ができる。友達が多い。
そういう一般的に良いとされる感覚、価値観のようなものが幼児教育や学校教育の時点から存在していて、それが社会の中でも大きく影響のある基準となっているんですよね。
そんな中で、私が自分のことを社会不適合者だと思っていたのは、次のような理由です。
子ども時代や学生の頃はまだよかったです。
勉強を頑張り、親や先生の言うことに素直に応じることで自分を保っていた部分がありました。
しかし、社会に出ることの怖さはその前からずっと感じていて、実際に社会人になると理想とされるタイプと自分とのギャップを実感することになりました。
疲れやすいし、落ち込みやすいし、人と同じように社会生活を送るには心身ともにとんでもない労力を要する。
そんな人として弱すぎる自分は、社会人として、ひとりの大人としてこの社会ではうまく生きていけない、社会不適合者だと思うようになりました。
人間に向いていないとすら感じていました。
▼社会不適合者だと思っていた自分の個性を捉え直す
HSPを知る前の私は、一般的な基準では弱いと判断できる自分を否定して、世の中に合わせることが正しい、合わせないと社会に適応して生きていけないと思っていました。
しかし、HSPを知ったことが自分を捉え直す大きなきっかけになったのです。
自分を捉え直すこと。専門用語でリフレーミングと言ったりもします。
フレームを変える。つまり、自分を捉えるネガティブな枠組みをポジティブなものに変えることです。
HSP提唱者アーロン博士も著書の中で、「HSPはリフレーミングすることが大切」という内容を多く述べています。
HSPについて学ぶにつれて、繊細さは強みにもなる、深く考えることができる、共感力が高いのは素晴らしい、そんな情報を目にすることが増えて最初は信じられませんでした。
だって、私はこんなに弱くて疲れやすいのにそれが素晴らしいこと、強みにもなるだなんて…。
でも、繰り返しそのような情報に触れるにつれて、本当にそうなのかもしれないと思えるようになっていき、自分を捉え直そうという気持ちにもなることができました。
例えば、こんな感じに私は自分を捉え直していきました。
このように、自分は弱いとただ否定していた状態から、リフレーミングにより自分を前向きに捉え直し肯定することで、自己受容も深まりました。
繊細さは強みにもなるということも、納得できる、信じられるようになりました。
もし自分は社会不適合者だと感じたら。
それは環境が合わなかっただけかもしれません。自分を正しく理解できていなかっただけかもしれません。
必ずしも、一般的といわれる多数派の社会に自分を無理して取り繕って合わせなくてもいいんです。
今いる場所で、生きづらさを感じる。自分を異質だと感じる。だからこそ、自分を深く知る。そして、この先どこでどんなふうに生きたいのかを考える。
自分をよく知った上で、理想を思い描き、そこに近づいていけるような行動を積み重ねた先に、自分らしい人生があるのかもしれません。
今いる場所や常識に適応できなくたって、あなたの価値は何も変わりません。
きっと大丈夫です。
以上、自分のことを社会不適合者だと感じていた体験についてお伝えしました。
最後までご覧くださりありがとうございました。
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