菊地紀寿
毎週金曜日辺りに更新(例外あり)。 世知辛い世の中に一息つける滑稽話をお届けします。 たぶん会社帰りに読むにはもってこいです。 当方無職、仕事の依頼お待ちしております。
知り合いをネタに書いている僕は他人の褌でnoteを更新する不届き者の端くれ。 羨望の眼差しも侮蔑な視線も感じてないけど、ここらで一発自分をネタに筆を走らせてみます。 ついさっきまで台所で煙草吸っていて頭の中では文章が降りてきたのにラップトップの前に座ると三分前の勢いが風前の灯火で意味もなくケツを突き出して女豹ポーズしちゃうから己に前途多難ですな！！ 「ダメだ書けないよ」 「そんなんで書くのをやめる？」 「だって無理だもん……書けるわけないじゃない」 「書いてよ、書きなさいよ、
当方ベース39とギターの38、ボーカル36三人とも男です。 オリジナルでのバンド活動(ギターはメジャー経験あり、ベースはインディーズで音源発売、ボーカルはフリースタイルの大会で優勝したことあります)してましたが今はやっておらず趣味だけど本気で打ち込めるドラムを募集しています。 全くのオリジナルでのバンド活動経験ない方だと厳しいですが、ある程度活動経験ある方だと話が早く活動できると思います。 バンド名は「深夜の紅茶ハイ」に9割方決定です。 月多くて2、3回スタジオに入り
未だに就職先が見つからずに黒猫の倉庫で働く其の日暮らしな僕です。 今回の文章or過去の奴でも良いので、コイツ面白い、ウチで働かないかって人いましたらご連絡ください。 光の速さでアナタの部下になります。 本題私の記憶が確かなら、2021年の9月の事だった。 便器に腰を落ち着け気張っていると久しぶりに知り合いからLINEが来た。 「佐伯さんテレビに出てたよね？」 唐突に連絡してきた文章は大人の気遣いZERO。 故に馬鹿な成人の極みだった。 便器の上で連絡を貰ったのが日曜日
女の家に転がり込むのが得意な男も、四十も半ばに成れば国からの支援金もあり、お一人様暮らししながら真面目に飲み屋を一人で回していた。 心身ともにズボラだけど真面目な面もあり、曜日ごとのお客さんの入店状況が解らない為、新店オープンから暫くは休み無しで営業。 暇な時は掃除をするがエアコンを消し忘れる凡ミスを連発するのはご愛嬌。 いや、やっぱり抜けてる……歯と同様に。 普通だったらとっくに野垂れ死んでいるマッキーは地獄に仏、渡りに船な状況が舞い込んでくる星の下に生まれたアル中オジサ
八月のエッセイ部門にも応募したけど、七月の文芸部門にも厚かましい僕は応募してみました。
フォローしている元銀座の姐さんが応募した記事を見て便乗して応募しました。 応募作品はコチラです。 腹を下した話なので落選間違いなしですが、清水の舞台から飛び降りる気合で応募しました。
前回のあらすじ 子供ができて浮気して浮気相手との破局からの娘生誕。 店で酒飲みすぎて家に帰らなくなり嫁から見捨られ、お茶ハイ浴びる毎日。心の弱さを酒でカバー、それがアル中。 本編 自分勝手に生きてきた代償に幸せを掴んでも台無しにする男は、酒で帳尻を合わせながら女性を口説くことを怠らなかった。 嫁がいた時から店の常連客で歌舞伎町のキャバ嬢のサクラを冗談半分で口説いていたのが、開花しサクラと付き合う事となった。 店泊生活から女の家に転がり込み、40代でも恋する男は幸せの酒
今までのあらすじ わいは京都生まれ京都育ちのマッキー。 メタルバンドでベース弾きながら飲み屋を経営してたけど、不景気の煽り食って借金踏み倒して東京に逃亡したんや。 職探しの前に遊んでたら散財して、銭が底を突いて最後に缶コーヒーか東スポ買うか迷うて東スポ買うたら、風呂屋の求人見つけたんや。 その後はトントン拍子で風呂屋辞めて、歌舞伎町で飲み屋出してアキと付き合うて子供できて、順風満帆な東京ライフやで！！ 続き 中に出してないと言い張るマッキーだけどアキちゃんのお腹はすくす
すっかりサボってました、このシリーズ。 前回は約一か月前だったんですね。 GWは自宅でワッショイしてましたか皆さん？ 僕は会いあ変わらず無職で毎日がGWです。 前回の続き 京都から夜逃げして東京の青空の下、なけなしの金で買った東スポに救われたマッキーは、風呂屋のボーイを卒業し晴れて歌舞伎町交番の真裏に佇む、中銀ビルの2階に「Bar0412」をオープン。 店名の由来は当時付き合っていた女性の誕生日という似合わないロマンチックネーミングセンス。 店名の由来はマッキーに相反す
寒の戻りが春から初夏へのスピードを緩めている今日この頃 お元気ですか？僕は2社も会社落ちました。 世知辛い令和の曇天に寒風を全身で受けながら一筋の光が差したと思ったシナリオプランナーのトライルは落選し、D〇M系列のライバー専門事務所のオンライン面接受けましたが(社員の方)、合否の連絡が一週間たっても来ません。 毎日がゴールデンウィークの僕ですが飲みたい気分です。 ソーダ割りを下さい、泣いてなんかいないわ傘の柄がアヌスに入っただけ。 アイツなんか、アイツなんか……酒で思い
昨日お岩さんから電話がありました。 「花子がトイレから出れなくて困っています。割れた皿を数えてる女は頼りないので鬼太郎に頼みましたがオリンピックの最終選考が近々あるため墓場でのトレーニングを休めないと断られました。」 浮世も冥土も世知辛い昨今、コンニチハ、僕は今も無職です。 流行り病の影響で世界大恐慌やリーマンショック以上の就職難に立ち向かい書類選考で落とされる日々を送っていますが一筋の光が差し込みました。 落とされ続けて自棄(ヤケ)になりながら応募したゲーム会社のシナ
月に叢雲(むらくも)、花に風。禍福は糾える縄の如し。塞翁が馬。 人生は常に吉凶混合で、人々は時の漂流者。 裏路地に一輪の花が逞しく育ち、表通りには棘が潜んでいる。 華やかな場所こそ、魔が差すトリックにご注意くださいませ。 前回の続き 夜の飛ばし屋(トキタマ昼も)ツムツムには同棲して三年経つ彼女がいて、僕が知り合った家賃折半三年目の時点で夜の営みが年1ペースになっていた。 「もう同居人なだけです！！」なんて事を黒霧水割り喰らいながら言っている彼だけど、月一で遠出したり彼女
卒業、入学、新卒の入社、花粉症、選抜甲子園、花見、桜、奇々怪々なホモサピエンスの出現と、相も変わらず騒がしい季節がまたやってきた。 越冬した人々は、過ごしやすい気候の相乗効果で心が緩みがちになり、寒空の下で油断大敵をマニフェストとした自分たちを見失いがちになる。 元来、人は開放的で本能に忠実なのに冷蔵庫の中よりも低い温度に晒された経験から我慢と言う理性を覚えたのかもしれない ※著者の見解 アルコールが脳の機能を一時的に鈍らせる様に春は心の締りを緩める効能がありイレギュラー
Mは和泉と皆に隠れてワッショイする日々を送っていましたが本人の口からまごうこと無き真実を聞かされた人々(バイト先のメンツ)は祝福よりも聞かされた時の心境を語りだしました。 「正直引いたわ、聞いた瞬間から焼酎の味がしなくて聞かなきゃよかった」 「冗談にしちゃー笑えないけど、本当だからもっと笑えない」 「スリーサイズオール100〇〇(バイト先の店名)の峰不二子をMがモノにしたのか、俺は今日という日を忘れないね！！」 「あ、良かったんじゃない。シフト早めに出しといてね、アタシ来週
何の気なしに夕方のニュース番組を見ていたら、お見合いパーティーの番組がやっていた。 失礼を承知で言うが、顔にモザイクがしてあるげど、それでも解る風采が上がらない方たちのパートナー探し。 一人の男性が頑張って女性と仲良くなったが別の女性からのアプローチに舞い上がり結局二人に愛想を尽かされていた。 若いうちに遊ばずに歳いってから遊ぶとタガの外し方を間違えるに似た行為に「良い経験したんじゃない」と僕のやさしさが顔を出したけど彼には届かなかった。 見てくれのいい若い男の二股は女性か
出来レースやヤラセはあるものでネット文化が定着している昨今も金で人気を喰らうフェイク事業のお手伝いさんは存在している。 SNSが身近に存在していて「今日からあなたも誰かに応援される人に」 なんて夢見がちな謳い文句が溢れてるけど、俗世は弱肉強食が焼肉定食と同等の定番メニュー！！ 新しいコンテンツが産声を上げた瞬間にメディアは飛びつき讃えて批判し世論は大絶賛と流行り物に乗っかった優越感が雄叫びを放ち 「妬み、嫉み、使ってもいないのに不満や愚痴」が右往左往している。 ブルーオー
