畏れ・その場に居続けられないー谷村美術館・村野藤吾ー

衝撃を受けた建築シリーズ最後！ ２０２０年、谷村美術館を訪れました。 一緒に行こうと誘ってくれた人がどこかの本か雑誌で見つけてきた建築だったので 自発的に望んでいったわけではありませんでした。 が、 行ったらびっくりしちゃった！ どっしりとしたコンクリートで 粘土の塊のように重量を感じる外観とは裏腹に 中に入ると 雲の上、夢の中 のようなふわふわした気分に包まれる。 一方で展示物は神秘的で威厳があってものすごく怖かった。 長く直視できない。 心臓から全身の血管まで 内側

コントラスト・異世界への冒険ー菅野美術館・阿部仁史ー

衝撃を受けた建築シリーズ 今日は宮城県塩竈市にある菅野美術館です。 ２０１９年のゴールデンウィーク 宮城・岩手の建築巡りをしました。 旅のメインは坂茂さんの湯ぽっぽだったような気がします。 とにかく菅野美術館は、 当時のわたしにとってオマケの位置にいながら最も印象を強く残しました。 その建物は住宅街に突然現れる コールテン鋼の四角い箱。 覚えたての素材を頭の中で 「コールテンコウ、プリンセステンコウ、、」と その頃頻繁に唱えていた。 （この頃の癖で今でもコールテン鋼を目に

内省・深掘りの冬

最近考えていること 繋がっているかもしれないし 繋がっていないかもしれないけど、 季節柄地域柄、曇りがちなこともあって （私は朝起きて晴れていたらそれだけで超ハッピーなのです） 内面への深堀が止まらずぐるぐるぐるぐるしているので とにかく一旦書いて整理したい きっと総じて支離滅裂です 人は鏡というけれど 「人は鏡」って、類友的な意味合いでこれまで捉えていたので たまに理不尽極まりない人に直面すると、 この理不尽な人がわたしなわけがないでしょう、勘弁してよ〜 と思っていたけ

爪に「カワイイ」を宿してもらった ものがつまみづらいとか スマホやキーボードに触れるときにカチカチ鳴るとか、 ちいさな不便がいとおしい

社会人 趣味を持つには自由に使える時間少なすぎないか？ そのくらいでもできるのが趣味？ けっこうなんでもガッツリやりたいんだけどな(๑･̑◡･̑๑)

”膝から崩れ落ちる”という経験ー地中美術館・安藤忠雄ー

過去に巡り合った衝撃を受けた建築シリーズ 今回は、香川県直島にある地中美術館について書きます📝 直島に旅行してからもうすぐ２年が経ちますが、 受けた衝撃は今も色濃く刻まれています🔥 初！安藤忠雄建築（ながい前置きです） 日本だけでなく世界的にも超有名な安藤忠雄さんですが、 意外としっかり安藤建築を味わうのはこのときが初めて。 ある物件の老朽度調査に行ったとき、上司が 「安藤さんのコンクリートってものすごく美しいけど、 あれはきっと施工者ともたくさん打ち合わせをしていて

足の裏で感じる作家性ー秋野不矩美術館・藤森照信ー

お晩でございます 今日は先日の旅行で衝撃を受けた秋野不矩美術館の感想を記事にします 私は大学の頃からよくいろんな建築を見に出かけてきました もちろん毎回それぞれ学びはありますが、 ごくたまに、ガツン！！！と強い衝撃にぶち抜かれます これまでに衝撃を受けた建築 地中美術館 谷村美術館 秋野不矩美術館 菅野美術館 こう見ると美術館ばかり、、 それぞれどんなふうに衝撃を受けたかを記事にしたいなと思いますが まずは直近の秋野不矩美術館を振り返ります 長いアプローチ

静岡・広島の旅についてのあれこれーその②

その①のつづき、広島編からです 広島編行った場所と一言感想をそれぞれ 新白島駅 宮島口旅客ターミナル 下瀬美術館 おりづるタワー 世界平和記念資料館 ①新白島駅（広島県広島市） 　→この駅が日常の中にあったら楽しいな 　　これも別記事書きます🐛 ②宮島口旅客ターミナル（広島県廿日市市） 　宮島で印象的だったのがこの景色↓ ヒモのようなものが道を挟んだ両方の建物に架かっていて何だろう？ と思っていたのですが、 しばらく歩くと2枚目の写真のような景色が続くように

静岡・広島の旅についてのあれこれーその①

１１月下旬に４泊５日の旅行をしてきました 気づきや全体通しての感想など 自分用メモも兼ねて書いていきます 書きながらヘビーヘビー級のボリュームになったので２つに分けました その①では総括と静岡編について その②では広島編とおまけ備忘録について　です 今回の旅行、とにかく行ってよかった ひとこと総括行ってよかった 胸がいっぱい、言葉にしたら感動が小さくなって消えちゃいそうで少しこわい やっぱり美しいのは自然（富士山・茶畑・夕日・瀬戸内海などなど） 建築にできるのは視

こんな感じで生きていたい

建築の記録をするためといいながら、 過去に書きかけていた下書き記事があったので 自己紹介がてらもう一本、わたしについて ぷかぷかと水に浮かんでいるように やって来た波を楽しむように 自然の流れに身を任せながらも、時には自分で進む方向を決めるように こんな感じで生きていたいなという私のイメージです 2020年度も終わる頃、突然やってきた新型コロナウイルス。 世間は自粛ムード！バッド！！ という感じでしたよね 一方わたしは新しい楽しみにたくさん出会い、 毎日今日は1人で何を

noteはじめます🦒

こんにちは、kirinnokubiと申します 先日突然、noteを始めよう！！と思ったので、 １本目に「noteを始めること」について書いてみます 自己紹介 建築の設計に関わるお仕事をしています お仕事だいすき✌️ 趣味は、読書・絵を描くこと・旅行・（最近はリングフィットに夢中🤸） などなど その時そのときで興味を持ったものに突っ走る習性があります noteをはじめる動機 動機はズバリ、 最近行った旅行での感動を一つひとつ言葉で残したいと思ったから！🛫 なぜno