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胸キュンnovel1000本ノック

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桐野りの【胸キュンノベラー】
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胸キュンnovel000本ノック終了しました

胸キュンnovel000本ノック終了しました

こんにちは。お久しぶりです。
桐野りのです。

お正月くらいだったかな、1000本ノック終了しました！
3年間くらい毎日更新していたんですが、あとちょっと、という時に失速しまして。結局5年くらいかかってしまいました。
でも、そういうマイペースなところも自分らしいなと思います。

読んでくださった皆様、いいねをくださった皆様、ありがとうございました！

原稿にボイスを付けてくださったほりぃ様、毎日拝

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繭果あこ様にいただいた漫画から胸キュンnovel1000本ノック995

「今日ポッキーの日なんだって」手渡しされた四角い箱。「ポッキーと言えばこれだよな」1本くわえて迫ってみる。冗談のつもりだったのに彼女はノリ良く応じてくれた。ポリポリ音と共に近付いてくるポッキーの百倍美味そうな彼女の唇。なあ、俺ってはめられた?甘い香りに酔いしれる社員食堂の昼下がり。
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胸キュンnovel000本ノック1000

道草ダメって言われてる。大きな口と牙長い爪。噂の狼だって名乗らなくてもわかる。無視して通り過ぎなきゃ食べられちゃう。あれほど言ったのにって皆に呆れられちゃうよ。でも。猪を一撃で倒した君に一目惚れ。お礼を言うためって言い訳して鋭いその目を覗き込んだらもう逃げられない。ケダモノの夜。
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胸キュンnovel1000本ノック999

「1000個？変態かよ」短編を沢山書き上げた私に君は言う。「しかしまあ偉いわ。ど根性だな。ネタに困ったろ」「全然。だって全部君のことだもの」「え」不意打ちに固まる君。この表情子供の頃と変わらない。雪がポツリと肩に落ち緊張で胸がドキッとする。「ゴールしたら言うって決めてたの。私ね君が」
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胸キュンnovel1000本ノック998

遠くの君に手紙を書く。誕生日にもらったガラスペン。陽の光を浴びてキラキラしてる。君は本当に私のツボをよく知ってるね。あれからずっと日記もメモもこれで書いてる。インクの香りとカリカリって音がたまらないね。新しい楽しみをありがとう。早く君に会いたいな。寂しい、って文字がぽやりと滲む。
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胸キュンnovel1000本ノック997

倒れた彼女をマンションに運び水を飲ませようと冷蔵庫を開く。ずらり並んだエナジードリンク。お節介気質が俺をスーパーへ駆り立てた。ただの後輩。だけどさ俺が見捨てたら、こいつダメになると思うんだ。「アーンして。そう。ごっくんな」君の地獄を俺は知らない。だけど寄り添うくらいはできるから
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胸キュンnovel1000本ノック996

扉が開かれ光さす場所へ君は一歩踏み出した。長い階段何度も落ちそうになってたね。大きな背中が震えるのを私はずっと見ていたよ。泥臭さい頑張り屋の超天才。私だけ知ってた輝きが今世界へ放たれる。寂しくなったら空を見上げ精悍なその顔を思い出すよ。「世界を獲るぞ」悔しげないつかの声と共に。
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胸キュンnovel1000本ノック993

道具でいいから大切に使って欲しかった。泣き笑う君。ずっと笑顔で耐えてたんだな。もう大丈夫俺がいる。あいつなんて忘れろ。一生俺が愛してやる。曇りのない本物の笑顔を俺に見せろ。強がりが板につきすぎて誰にも気がついてもらえない君こそが本物のプリンセス。俺の俺だけの最高級のダイヤモンド。
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胸キュンnovel000本ノック994

下校中に視線が集まる高校デビューの17歳。「横にいるの彼氏？もったいない」って君とセットで噂されてる。顔色全然変わらないけど絶対君にも聞こえてるよね。少しは焦ってほしいんだけど。私の隣幼なじみポジション彼氏ができたら奪われちゃうよ。独り相撲はわかってるけど詰め寄りたくなる夕暮れ時。
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胸キュンnovel1000本ノック992

文化祭のリハーサル。自粛が続いた三年間で初めての校歌。ひょろひょろ声の私達に先生は「元気出せよ」と檄を飛ばす。ガリガリと氷みたいに削られていた青春の日々。元気なんてマスクの裏にとっくに吸い取られてるよ。でもね。声のボリューム必死にあげる。今の私の精一杯で恋したあなたに応えたい。
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胸キュンnovel1000本ノック990

「さよなら」ホームで君と向かい合う。君はいつものポーカーフェイス。幼馴染の私達。生まれて初めて離ればなれだ。座席に座って窓越しに彼を見た。胸が痛む。嫌だ。旅になんて出たくない。飛び出して君の首にしがみつく。「大好き」何度となく告げた言葉。やめなきゃって思うのにまた彼を困らせてる
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胸キュンnovel1000本ノック987

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胸キュンnovel1000本ノック985

「鰐さん可愛い」爬虫類ゾーンでしゃがむ彼女。可愛いのは君の方だと思うけど反論祭りになるから黙っとく。うふふ、とまるで小動物を愛でるみたいに愛しげな微笑み。なあまさか俺に惚れてくれたのって強面だから、なんてないよな？まあどっちでもいいんだけどさ。人外にすらざわつく胸に恋心を再確認。 https://t.co/ALcTqe4jnE#140字SS #140字小説 #短編小説 #ショートショート #超ショートショート #恋愛 #胸キュンnovel1000本ノック #Twitter小説 #twnovel