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アルコール依存症~重度の人やその家族である人に一度考えてほしい事
重度アルコール依存症の kiyopi です。
今回は重度アルコール依存症の人や、その患者に苦しむ家族の人に一度考えてみてほしい事を残します。
患者自身もその家族も、断酒にこだわり過ぎると本当の問題が何であり、どこに問題があるのかという本質を見失い(現在のアルコール依存症治療自体がそういうものなので、ある意味しょうがない)、一生お互いへの不安や恐れ、不信や怒りに振り回される人生になってしまいます
断酒日数計算したり、断酒アプリが有効な人、しない方がいい人
重度アルコール依存症の kiyopi です。
アルコール依存症者には、断酒日数を計算したり、断酒アプリで断酒日数や浮いた酒代を計算する人もいます。
ですが、それでうまくいく人がいる反面、逆効果になる人もいます。
今回はその違いについてです。
日数計算やアプリで断酒が継続している人でも、それを糧に楽しんで断酒している人、SNSでのいいね集めの様に日数や浮いた酒代の増加に躍起になっている人、た
『孤独感』との向き合い方
重度アルコール依存症のkiyopiです。
アルコール依存症者にも抱えて苦しんでいる人の多い『孤独感』ですが、傍から見れば孤独でも何でもない状況(友人や親友がいる、恋人がいる、結婚している・子供もいる、家族との仲が良好など)でも孤独感を抱え苦しんでいる人もいます。
『孤独感』というのは、本当に孤立しているとか孤独だから感じるモノではありません。
なら何故、人は孤独感を感じるようになるのでしょう
「死にたい、死にたい」と言う割には死なないのは何故?~自殺願望・希死念慮
重度アルコール依存症の kiyopi です。
「死にたい、死にたい」と言う割には死なない人が周りにいて、「そんなに死にたいならとっとと死ねよ!」「どうせ口だけで死なないくせに死にたいとか言うな!」とイラついた経験をした人はいると思います。
または、自分が抱えているという人もいると思います。
重度アルコール依存症とも、希死念慮は切っても切れない関係にあります。
今回は一般では自殺願望、心理学や医
アルコール依存症は自分だけの問題ではない~子供のアダルトチルドレン化と家庭の機能不全化
重度アルコール依存症でアルコールチルドレンでもある kiyopi です。
アルコール依存症になる人にはお子さんがいる人も もちろん多いです。
成人している子もいれば、思春期の子、小さい子もいれば親がアルコール依存症である事を認識できないほど幼い子を抱えた人もいます。
成人して自分の家庭を持ってから親がアルコール依存症になったのであれば、アダルトチルドレン化する事はほぼないように見受けられますが
人からの『心配』や『期待』に振り回されないためには?
重度アルコール依存症の kiyopi です。
人は誰かに心配されたり期待されると嬉しいものです。
反対に過剰であったり、相手によっては苦しくなるものです。
『心配』も『期待』も愛情の表れ、信頼の表れと思われていますが、どうしてそれが起こるのか?
実は愛情や信頼も関係ありません。
今回は『心配』と『期待』の起こる心理メカニズムについて説明しようと思います。
これを読んで、人からの心配や期待
アルコール依存症とセルフネグレクト
重度アルコール依存症の kiyopi です。
アルコール依存症にはセルフネグレクトの人も多いと言われます。
僕もその一人です。
今回はセルフネグレクト当時の僕の状態も含め、アルコール依存症とセルフネグレクトの関係についても説明したいと思います。
セルフネグレクトとは?簡単に言えば日常生活がまともに出来なくなってしまった人が陥る状態の事です。
アルコール依存症に限らず、鬱を代表として各種精神疾
アルコール依存症~『分かってもらえない、理解してもらえない』を乗り越えるには?
重度アルコール依存症の kiyopi です。
アルコール依存症者だけではなく、精神疾患やADHD,ASDなどの先天的な疾患を抱える人なら誰でも『分かってもらえない、理解してもらえない』というのは、必ず抱える事のある悩みだと思います。
しかし、視点を変えた捉え方や考え方をすれば、軽減出来たり、解消出来たりもします。
今回はその辺の説明をしたいと思います。
何故『分かってもらえない、理解しても
アルコール依存症~重度の人が回復のために足りない事
重度アルコール依存症の kiyopi です。
今回は、僕の経験から 僕が断酒し、継続できる自分になるために足りなかった事を説明しようと思います。
簡単に言えば『とことんまで自分で考えてみない事』です。
自分を知ろうとしない~自分は自分で思っているほど自分を全く知らない何が好きで、何が嫌いで、何をしたくて、何がしたくないのか?
誰が好きで、誰が嫌いで、その人のどこが好きで、その人のどこが嫌いな
アルコール依存症~『お酒を飲むのが問題と考える』のか?『どうして飲まずにはいられないのか?』を問題と考えるのか?その違いはとてつもなく大きい
重度アルコール依存症の kiyopi です。
アルコール依存症は現在の国内のアルコール依存症治療プログラムでは、お酒を飲むから問題とされています。
だから、「お酒を飲まなければいい」という対症療法のもと『とにかく断酒する・させる』が目的とされています。
僕からすると、子供でも分かる程 安直でしかないです。
現在、世間には断酒本や禁酒本が多く存在しますし、医師、専門家、アルコール依存症者と様々
アルコール依存症~見下し、マウントで苦しい人に~する側の心理を知りましょう
kiyopi です。
アルコール依存症に限らず精神疾患を抱える人なら誰でも、見下されてバカにされたりマウントされて苦しんだ結果、症状が悪化した経験のある人は多いと思います。
同じアルコール依存症仲間からされて苦しんでスリップする人もいます。
する側にも人それぞれ違いがあって説明はし切れないので今回は簡単にですが、他人を見下してしまったり、マウントを取る人の心理を一歩深掘りして、そういった人への
アルコール依存症~回復の段階による精神的変化
重度アルコール依存症の kiyopi です。
アルコール依存症の段階的変化はよく公開されています。
何か月目にこうなりやすいとか、壁期がどうとか。
でも、それはあくまで目安です。
何週間目、何か月目といった時間的というか日数的というか周期を信じ込んでしまうと、その時期が来ることを変に不安に思ってしまったり、その時期になっても自分にはなかったことで実際の回復状態以上の回復をしていると過信してし
アルコール依存症~飲酒欲求を抑え込んではいけない
重度アルコール依存症の kiyopi です。
現在アルコール依存症において、『飲酒欲求は悪いもの』『飲酒欲求を感じてはいけない』『飲酒欲求が湧くのはお酒への執着があるから』といった考え方が深く深く浸透しています。
しかし、飲酒欲求というものはお酒を知った人なら誰でも湧き起こるものなので、本来は良いも悪いも、ダメでもいけないものでもなく、ましてや執着の表れでもありません。
なのに、アルコール依
僕が『重度アルコール依存症』を名乗るようにした理由
重度アルコール依存症の kiyopi です。
僕は最近になって『重度アルコール依存症』と名乗るようにしました。
その理由について説明したいと思います。
重度アルコール依存症者、飲酒量コントロール障害者、ソバーキュリアス最近、飲酒量コントロール障害者やソバーキュリアス(敢えてお酒を口にしない生活をする人達)も含め、しきりに「断酒、断酒」とSNS等で配信したり、回復のために良いことや自分の取り組ん
アルコール依存症~謝るより先に感謝を伝えろ
重度アルコール依存症の kiyopi です。
アルコール依存症の診断を受けて、医師から「家族に、職場の人に、ちゃんと謝りなさい」と言われた経験のある人もいると思います。
僕もその一人です。
ですが僕の経験上、本当に大事だったのは「ありがとう」と感謝の言葉を伝える事でした。
何故、僕が謝罪より感謝の方を先にしろと言うのか?
今回はそこの説明をしたいと思います。
謝罪とは?感謝とは?その意
アルコール依存症~スリップしてばかりで・・・と悩む人へ
重度アルコール依存症者の kiyopi です。
アルコール依存症と診断されても、どうしても断酒が出来ない、続かないと悩む人は沢山います。
僕がそんな人達に共通していると思うのは、断酒に固執し過ぎる、医師なのに悩みに耳を傾けずあしらってきたり薬だけで抑えようとしかしない医師を信用し過ぎる、薬を信用し過ぎ・頼り過ぎる、自助グループや断酒継続者は正しい、凄い、絶対だと思い込んでいるという事です。