【ヒョーイザムライ】 登場人物と各話あらすじ(1~11話)

連載中の作品は、途中から読みづらいですよね。
特に連載が続いて物語が複雑になるほど、ついていくのが大変なのです。

私も昔、週刊少年雑誌を読んでいた時に、そのような気持ちになっていました。

だからこそ、現在の状態や登場人物がわかる「あらすじ」が重宝されます。

この記事では、現在私が、note上で連載している「ヒョーイザムライ」の各話あらすじと、主要登場人物を紹介させていただきます。

元号の変わり目に、まとめさせていただきましたので、

連載を読んでくださっている方は、復習用に。
まだ読んだことのない方は、どんな物語なのか確認用に。

ぜひ、読んでいただければ幸いです!

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<あらすじ>

「ひ弱な中学生に、侍が憑依した!」中学生と侍の絆と因縁の物語。

舞台は高知県の四万十市。中学2年生の男の子・勇は、ある日、森の中で事件に巻き込まれ、命の危機に陥る。
死を覚悟した時、勇は偶然、石碑の札を破り捨てた。その時、封印されていた一条兼定の家来が勇に憑依し、瞬く間に敵を屠り、窮地を脱した。

その後、勇と侍の奇妙な共同生活が始まる。
幼馴染の美人・雪の父は市長だった。条例廃止を求めて、市長に圧力をかける暴力団・長元組。勇と侍は、彼らと対峙していくことになる。

正義とは何か。歴史とは何か。
少年の成長と現代社会の闇に迫る物語。


ここからは、各話のあらすじです。

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<エピローグ、からっぽの勇>

-1569年- 月夜の暗殺
ある一人の侍が、何者かに暗殺される。

-2019年-
主人公の勇は、14歳の中学2年生。

彼の今日までの人生の歩みが語られる。
(詳しくは下記の登場人物紹介)

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<一、少年と侍>

2019年1月21日、月曜日。
スーパー・ブラッド・ウルフムーン

主人公の勇は神社の前で、失踪した父を見かけた。
勇は父を追いかけ、道無き道を進んだ。

たどり着いたのは、森の奥にある石碑が置かれた広場だった。

勇はここで怪しい男に襲われ、命を奪われそうになるが、石碑に張り付けられた札を引きちぎった。

すると札に封印されていた侍が、勇に憑依して彼の体を操ってその男を撃退した。

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<二、命の蝋燭>

侍は状況が飲み込めていない勇に、さきほどの出来事を説明する。

侍が勇に憑依すれば、勇の奥底に眠るエネルギー、火事場の馬鹿力が解放される。
筋力、瞬発力、治癒力も。

そのため、侍が生きていたころの体術・剣術を再現できる。

しかし、無敵ではない。
憑依して戦闘を行えば、勇の魂の蝋燭が燃え上がり、彼の寿命は削られる。

侍は勇にとりついているが、その姿と声は勇にしか見えない。

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<三、心を開けば>

侍と勇の会話は続く。

侍は、内気な勇の性格を憂いて語り掛ける。
「あの頃は、誰も俯いておらんかったぞ?悲しいこともつらいこともあったが、そういうときこそ、みんなで会話をするのじゃ。そしてたわいもないことで笑いあうのじゃ。儂らは一人じゃない。会話をして、周りのものと気持ちを通じ合うことは、つらさや恐怖を和らげてくれるのじゃ?」

あくる日、勇は神社にて、幼馴染の雪と遭遇する。
しかし侍は、なぜか勇に憑依し、彼の意識を奪ってしまった。

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<四、土佐一条家と長宗我部家>

勝手に憑依して勇の意識を奪った侍は、雪に突然語り掛けた。
雪は訝しがり、勇に不信感を持つ。

その場を逃げ出した勇は、侍に怒りをぶつけた。

侍は、雪に語り掛けた理由と、自分の主君、戦国大名の一条兼定について語り始めた。

一条兼定は、土佐の大名であったが、長宗我部元親に滅ぼされた。


また、勇には、確固たる信念がなかった。
「ぼくは、そこまで支えたいと思える人はいないよ。ただ、周りの雰囲気、時代の流れに流されるまま生きているのかもしれない。いい大学に入って、いい会社に就職して、母さんに楽をさせてあげたい。あれ、ぼくはいったい、誰のために生きているんだろう…」

このように話す勇に、侍はこのように声をかけた。
「寿命が長ければいいというわけでもない。どれだけ、真剣に生きたかが、大切じゃからのう。」

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<五、お雪と兼定。その悲劇>

侍は、現代の雪が戦国時代のお雪と瓜二つだったというエピソードを話した。

侍の主君である一条兼定は、お雪と恋に落ちたが、彼女と出会ってから政治のことを省みなくなったらしい。

その後、一条家は長宗我部家に侵略され、一条兼定は国外に追放された。

お雪は、一条兼定と会えなくなったことを悲しみ、入水自殺をした。

また、侍は、なんでもスマホで調べようとする勇の行動に疑問を呈した。
「便利、か。簡単にすぐ手に入るものに、大きな価値はあるのかのう。勇、一度、調べるのをやめてくれんか。」

そう言って、勇を、お雪が入水した地に連れて行った。

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<六、信じるべきは何か。>

お雪が入水した地には、供養塔が立てられていた。

現代の雪は、ここに現れ、勇と雪は会話を交わす。

勇はその後、雪に招かれて、彼女の家で夕食を食べることになった。

また、勇は雪に、侍のことを打ち明ける。

雪はこう言った。
「私たちは家も近所で、3歳のころからの仲でしょ?私は勇くんのことを信頼しているの。
その勇くんが言っているんだから、侍がどうとか、その内容が多少現実離れしてようとも、それを信じるの。 それに、勇くんが私をだますメリットがないじゃん。」

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<七、 距離感なんだよ、人生は>

雪は、勇にあるお願いをした。

家庭環境に不満がある彼女は、勇が雪の家に泊まり、雪は勇の家に泊まることを求めていたのだ。勇はしぶしぶその願いを承諾して、後日、交換お泊まりが行われることになった。

雪の家で夕食をとったあと、勇は帰路につく。

勇は、そこで怪しい男たちと遭遇し、尾行を始めた。
しかし、尾行は失敗し、男たちに囲まれ、暴力を振るわれた勇は、再び窮地に陥る。

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<八、 イカロスの翼と身分差>

窮地に陥った勇は、怪しい男たちが所属する組織のお頭から

窮地に陥った勇だったが、怪しい男たちが所属する組織のお頭に救われる。
彼は、自分たちと山内雪にはかかわるな、と言い、イカロスの逸話の話を伝えた。

後日、勇は雪と昨夜の一件を話す。
雪がいうには、その組織は「長元組」という暴力団だった。
暴力団排除条例が制定されて以降、生活に困窮した彼らは、市長である雪の父親に圧力をかけて条例廃止を求めていた。

高知県に残る身分差、暴力団への処遇、勇はどうすればいいのか、わからなかった。

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<九、憑依の刻 -弓の刀->

勇と雪がお互いの家を入れ替わって泊まることになっていたこの日。
雪の家に、侵入者があった。侍が憑依することで、なんとか不審者を撃退した勇だが、後味は決して良くなかった。
一方雪は、勇の母に対してある問いかけをする。

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<十、恐怖に打ち勝て>

母に剣道を始めたいということを伝えた勇は、かつて通っていた道場を再び訪れた。そこで竹刀を握った勇は、自分の致命的な欠点を思い出した。彼は、幼き頃の事故のトラウマのせいで、竹刀を思いっきり振ることができなくなっていたのだ。
そんな彼を侍は叱咤激励する。そして、心技体を鍛えるトレーニングが始まった。
基礎的な筋トレ、素振り。そして、バッティングセンターでの特訓を経た勇は、たしかな手ごたえを感じていた。
その時、二人目のヒョーイザムライ、羽生利史が、勇と侍の前に現れた。

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<十一、侍の正体と、もう一人のヒョーイザムライ>



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<十二、京都動乱・勇の血筋は>

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<十三、京都決戦・潜入!法垂窟>

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京都編⇒選挙・特訓編⇒最終章... 全21話で完結予定です。



【登場人物】

続いて、主要な登場人物を紹介します!


<天久 勇>

中学2年生の男の子で、高知県四万十市に住む主人公。

かつては熱心な父の指導を受ける剣道少年だったが、事故の後遺症により剣道を辞める。

また、両親の離婚、父との決別などもあり、それ以降、内気な少年になってしまう。

2019年1月21日の一件で、侍に憑依された後は、徐々に自分の感情を出せるようになる。

*侍に憑依されることで、自身の潜在能力が引き出され、数々の窮地を乗り越える。意識を失うごとに過去の回想が頭に浮かんでくる。

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<山内 雪>

勇の幼馴染の中学2年生の女の子で、この物語のヒロイン。

四万十市市長の一人娘で、高知藩主山内家の末裔。
名門の家に恥じない華麗な容姿をしており、光沢を帯びた長い黒髪は見る人の心を奪う。
小顔に不釣り合いなほど大きな黒い瞳は、吸い込まれるように美しい。
一度口を開くと、自分の意見を物おじせずに伝える性格で、学級委員を務める。

内気な勇を何かと気にかけて話しかける。

父は政治家で多忙、母は専業主婦。

彼女の悩みは、誰も自分自身をみてくれないこと。政治家の娘、としてお姫様のように扱われることに不満を感じている。

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<侍さん=......>

土佐の戦国大名・一条兼定の家臣の........で、1569年に暗殺されている。
しかし成仏できずに、「過去に2度」、人間に憑依する。

とある一件で石碑に封印されていたが、勇が札をはがしたことにより、三度人間に憑依することになる。

侍の姿は、憑依している者にしか見えない。そのため、現在、侍の姿と声は勇にしか確認することができない。

いくつかの疑念が気にかかり、いまだに成仏できない。

かつては主君の一条兼定を支えた優秀な重臣だが、現代では勇を支える。

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<天久 弘子>

勇の母。

あることが原因で父と離婚し、以後女手一つで勇を育てる。
朝から晩まで働き、あまり家に帰ってこない。

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<長川 家親>

勇の父。

剣道において勇をきつく指導した。
呪文のように「強くなれ。とにかく強くなれ」と言い、勇にプレッシャーを与えた。

勇が5歳の頃、母と離婚し、それ以降行方をくらました。

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<長元組>

高知県四万十市で活動する暴力団。
暴力団排除条例が制定されて以降、生活に困窮した彼らは、市長である雪の父親に圧力をかけて条例廃止を求めていた。

その頭は、勇の父?

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<羽生利史>

5歳の時、勇と剣道の稽古に挑み、勇に負傷させた少年。

勇と同い年だが、隣町の中学校に通っている。

剣術の腕前には確かなものがある。

照れ屋だが、熱い心を持つ男。

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<羽生監物>

羽生利史に憑依している侍。
一条家四家老の内の一人。

土佐羽生城主。天正二年、一条兼定を豊後へ追放するが、これに反発した加久見左衛門は中村城を攻め、この合戦で討死した。

心残りがあり、成仏できずにいたところ、利史に憑依した

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<???>

侍さん(  )がかつて憑依していた人物。

京都にて、勇と遭遇する。

ある一件で、侍を…


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面白い作品になるよう尽力しますので、ヒョーイザムライを読んでいただけますと幸いです!この下に、1話からのリンクを貼っておきますので、興味を持っていただけた方は、読んでみてください!

令和元年、私はまず、この作品を面白いものに仕上げようと思います!

それでは、良いGWをお過ごしください。








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