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都内の大学で政治社会史を教えている研究者です。もともと登山は好きでしたが、45歳くらい…

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都内の大学で政治社会史を教えている研究者です。もともと登山は好きでしたが、45歳くらいからサイクリングを初めて富士ヒルや乗鞍ヒルクライムに参加してます。ランも楽しんでいて2023年初めてマラソンに参加しました。ここではスポーツを通して考えたことを忘備録的にまとめています。

最近の記事

Run for Fun02:スロージョグでめぐる日野市(パン屋編:ベッケライならもと)

僕のジョグのコースはパン屋を「点」としてそれらを線で結ぶように決められることが多いです。好きなパン屋や行ってみたい店を見つけるとその「点」を結んでコースを決めてジョグします。 さらに言えば途中歩いても全然良いと思います。 ジョグしたり、歩いたり。そうすると、もはや運動というよりは娯楽に近い感覚で楽しめます。ウォーク&ラン。 時々、ランナーの中には「頑張ること」「苦しさに耐えること」を無意識の前提として、走っている途中に歩くこと(楽をすること)を避けたがる人がいますが、歩きには

    • Run for Fun01: スロージョグでめぐる日野市(パン屋編:ベーカリー・モリ)

      Jogでめぐる日野市走ることを「スポーツ」として日常から切り離して特別視する考え方も多いですが、僕としては走ることはあくまで日常活動の一環として生活全般に融合したものと考えるのがしっくりきます。 そもそも人間の身体は走るようにデザインされているし、そのために進化していて、人類にとってかなり長い期間、生きることと走ることは切っても切れない関係にあったと思います。 そんなわけで、僕はジョグを買い物や退勤などの日常的移動と合わせて行うことが多いです。なんとなく車や電車に乗っていた

      • 48歳からのマラソンチャレンジー2023年つくばマラソン(レース編)

        装備ー寒く小雨が予想されるコンディション2023年11月26日のつくばの天気予報は、ピンポイントで雨… そもそも初マラソンの僕は、タンクトップのような本格的なランニングウェアは持っていません。 まずシューズはNIKEのヴェイパーフライ3です。いつもはZOOMで走っているのですが、一度銭湯ランで試し履きしておいたもので、ほぼ新品です。正直、他のブランドの製品を着用したことがないので、比べられません。ただ自分には合っていて不満がないのでNIKEを愛用しています。 特にヴェイパ

        • 48歳からのマラソンチャレンジー2023年つくばマラソン(準備編)

          長かった故障期間ー自転車とウォーキングの日々前回紹介したように、故障中に参加したFrostbiteのハーフマラソンではこれまで走ったことのないペースで走ることができました。が、当然のことではありますが、結果的に無理が祟って左足首上の部分を痛めてしまいました。 いわゆるシンスプリントと言われる故障のようでした。 当初は「どうせすぐに治るだろう」と軽く考えていましたが、これが意外と長引くんですね… 通勤中、信号が点滅しても走れない僕の脇を、恰幅の良いおっさんや痩せたおじいち

        Run for Fun02:スロージョグでめぐる日野市(パン屋編:ベッケライならもと)

        • Run for Fun01: スロージョグでめぐる日野市(パン屋編:ベーカリー・モリ)

        • 48歳からのマラソンチャレンジー2023年つくばマラソン(レース編)

        • 48歳からのマラソンチャレンジー2023年つくばマラソン(準備編)

          48歳からのマラソン・チャレンジーFrostbiteRoad Race(2023)

          レースへのエントリーまでこれまで自転車について書いてきましたが、もともと走るのは好きでロードに乗る前から、健康のために近所の公園をグルグルと走る習慣がありました。初めは夜に走ることも多く、ラップタイムも気にせずに、距離も3〜5km程度で満足していました。 ところが、ロードバイクでヒルクライムをするようになると、脚の筋肉や心肺機能が鍛えられたのか、自然とランも速くなって走行距離も伸びて行きました。 僕の心底からの実感として、ロードのヒルクライム(とパワートレーニング)はランナ

          48歳からのマラソン・チャレンジーFrostbiteRoad Race(2023)

          45歳からのヒルクライムー振り返り編(3)

          2021年に2回目の挑戦で1:12:36でシルバーとなった富士ヒルでした。ここで高強度インターバルの効果を目の当たりにした僕は、迷いなくその後も同じようなトレーニングを毎日繰り返していました。 しかし今から考えれば、自分の年齢&自転車歴・筋肉の特性・心肺機能・性格といった個別性を考えずに、高強度のインターバルに注力したことには問題があったと感じています。もちろんメリットもありましたが、デメリットも大きかった。その結果が22年の富士ヒルの結果(1:15:32)に現れてしまったと

          45歳からのヒルクライムー振り返り編(3)

          45歳からのヒルクライムー振り返り編(2)

          今から思えば、ロードバイクに本格的に乗り始めて数ヶ月足らずで、試走もせず、どんなコースもわからないままに参加したことを考えれば、1回目の富士ヒルは上々の出来だった思います。 ただ、せっかくなのでもう少し頑張って1時間15分を切ってみたいという思いを抱いたのも事実。そこからパワーメーターを利用した科学的トレーニングの模索が始まりました。もともと研究者で凝り性ということもあって、とにかく参考文献を読み漁って自分なりのスタイルに落とし込みました。 結果だけを見れば次の2021年富士

          45歳からのヒルクライムー振り返り編(2)

          45歳からのヒルクライムー振り返り編(1)

          2024年を迎えて早くも富士ヒルのエントリー時期が近くなりましたね。 45歳からヒルクライムを始めて早くも4年が過ぎようとしています。最近noteを始めたのを良い機会にこれまでのリザルトを振り返り、それをこれからのレースに活かしていきたいと思います。 これまでのリザルトまずはこれまでのリザルト(年代別)をまとめた上で、それぞれの時期を振り返っていきたいと思います。 富士ヒルクライム 2020年(age:45) 1:19:52 227/1597人 2021年(age:46)

          45歳からのヒルクライムー振り返り編(1)

          スポーツは身体に悪いのか?  フィットネスとスピードについて

          こんにちは。 ゆるいランニングなど楽しんでいたぼくは、45歳を過ぎてロードバイクに乗りはじめました。もともと子供と一緒にサイクリングなどして楽しんでいましたが、そのうち面白半分でレースなどにエントリーするようになり、友人にそそのかされてパワーメーターを購入し、試しにパワトレなどしはじめて、、、と良くあるパターンでスピードを追求するような方向性へと変化したわけです。 若いうちはそれで悩み無用でしょう。お好きなように楽しく追い込めば良いと思います。 しかし、50歳も目前になるとふ

          スポーツは身体に悪いのか?  フィットネスとスピードについて