映画「キングダム」と「首」の違い、そしてアート「HAPPY XMAS (War Is Not Over)」展
2023年に見た映画15本のうち、偶然にも半分が戦争に関する映画だった。
キングダム 運命の炎
首
君たちはどう生きるか
RRR
イニシェリン島の精霊
窓ぎわのトットちゃん
ぼくたちの哲学教室
クリスマス近くには、表参道のヴォイドプラスにて、水戸部七絵 「HAPPY XMAS (War Is Not Over)」 展をみた。
個展タイトルはもちろん、ジョン・レノンのあの曲からだ。
戦争。戦い争うなんて生ぬるいものじゃなく、殺し合いしてると思うと恐ろしい。私など蚊も殺せないのに。
自分の手は汚さずに他者に戦争をさせてる首謀者がいて、その命令で戦争しなきゃいけない人がいるってすごい世界線だなと思う。
ロシア人やイスラエル人の兵士の中にも、戦いながら違和感を感じてる人がいるらしい。
映画「キングダム」はそういえば、戦争の首謀者をカッコよく描いている。
一方、北野武の「首」は、そうしなかったのがこだわりだろう。面白かった。
敵に殺されるのも怖いが、命令されて殺しをさせられるのも怖いし、感覚が麻痺して殺しが怖くなくなるのも怖い。
地震で大変な方もたくさんいるけど、それでも日本に生まれて良かった。
そうそう、「HAPPY XMAS (War Is Not Over)」展の水戸部七絵さんは、戦争首謀者と違って自らの手を汚すタイプです。
なんてWAR WAR言うとります。お時間です。
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