イントロ

【恋愛と結婚のための心理学#1】イントロダクション


 
 「恋愛と結婚のための心理学」シリーズはテクニックではなく、自分の恋を見つめなおし、超本質ど真ん中のパートナーシップに取り組むための読みものです。


まだ出会っていない方も、好きな人がいる方も、恋愛に臆病になっている方も、長年お付き合いしている方やご夫婦にとっても、パートナーシップのみならず人生そのものに、新しい視点を持つきっかけになるのではないかと思います。
 
さらにこの読みものは、いまのあなたの価値観を大きく変えてしまうかもしれません。
というのも、本気でパートナーシップに取り組むと、自分では気がついていない、深層心理に隠された自分を知ることにつながるからです。
本来の性格や考えかたは、今まで「これが自分だ」と思ってきたものとは全くちがうということもあります。

気づかぬうちに他者からの評価や環境によって身につけてしまった自分像を、心理学では「自我/パーソナリティ」と呼びます。
対外的なコミュニケーションで身につけた、本音を隠すマスク(仮面)のようなものです。

恋愛や結婚など、パートナーシップに向き合うことは、作りものの自分である自我やマスクを分解し、自分の深層心理が求めている生き方を、探り当てることにつながります。

恋愛や結婚の本当の素晴らしさは、ひとりでは気づけないほど奥深くにある自分の本音に気づき、自分らしさをどんどん取り戻していくことにあります。


今現在、恋愛や結婚をとおして自分の気持ちを我慢したり、やりたいことを制限したり、可能性にチャレンジできないようになっているのであれば、「恋愛と結婚の心理学」シリーズを読んでみてください。

また、出会いを求めるがあまり、好きな人や気になる相手の好み、価値観に合わせて、ほんとは自分らしくないけど、好かれるために自分を変えようと考えている人にも読んでもらいたい内容です。

誰かに「好かれるため」に自分の個性や価値観を変えるほど、しあわせな恋愛や結婚は遠退きます。
パートナーシップの本質は、自我やマスクを分解して、本来の自分に戻っていくところにあります。

他者に合わせて自分を変えてしまうことは、さらに多くの自我やマスクを身に付けることになります。
もちろん自分のために美しくあろうとしたり、向上心を持ったり、ファッションに気を配ったりするような「美意識」は育てる必要があります。


恋愛や結婚という相手が存在することでさえも、自分軸で考えることによって、自然と良い関係性を築くための答えが見えるようになっていきます。

自分軸から考える「恋愛と結婚の心理学」の連載をどうぞお楽しみください。


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