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全般性不安障害(精神科通院メモ)

11月14日(火)は月に一度の精神科通院日だ。
診断名は『全般性不安障害』。4年前から続いている。
特定の事柄や状況に限定されない強い不安に悩まされる病気。
あらゆることに過度の不安や心配がつきまとい、それが慢性的に続く。
不安は様々な精神症状(落ち着かない、集中力の低下など)と、身体症状(疲労感、不眠など)をともなう。

ぼくが悩まされている症状として、
病気不安。ほくろも腹痛も、何かしらの異常があれば重病だと思って動けなくなってしまう。
外出不安。外で倒れたらどうしよう?お腹が痛くなったら?遠くまで行ったら、調子が悪くなったら帰れないよ?という不安で遠出できない。
外食不安。食べる前に体調を崩したらどうしよう?食べ切れなかったらどうしよう?もったいないし失礼だ。そう考えてお店へ行けなくなる。
飲酒恐怖。お酒を飲んだら、急に体調が悪くなった時に病院へ行けない。
広場恐怖。快速電車の中、渋滞、映画館、狭い空間、窓がないなど、すぐ出られない場面が不安。
約束ができない。約束した日に何かあったらどうしようと不安。本やCDの予約も抵抗がある。
ペットボトルのキャップを自分が開けたか不安になってしまう(開いていて毒が入っているかも?)。開けたらラベルを少しはがして目印に。
自己嫌悪で人から離れてしまう。人付き合いが怖い。
感情の浮き沈みが激しい。感情のブレーキが効きづらい。認知の歪み。
希死念慮。消えたい。迷惑をかけずに死ぬ方法を考える。所持品を整理する。悲しませることになると思い、新しい人間関係を構築できない。
暇を感じない。不安がすぐそばにいる感覚。起きている間は常に怯えている状態。

処方されている薬はこちら。
〇夕食後
セルトラリン錠25mg「トーワ」(抗うつ薬、SSRI) 3錠
ロフラゼプ酸エチル錠1mg「サワイ」(抗不安薬、超長時間作用型) 1錠

〇就寝時
エスゾピクロン錠2mg「ケミファ」(睡眠薬) 1錠
トラゾドン塩酸塩錠25mg「アメル」(睡眠薬として使う抗うつ薬) 2錠

〇頓服
・クロチアゼパム錠5mg「日医工」(抗不安薬 短時間作用型)
・ドンペリドン錠10mg「日医工」(吐き気止め)

先生と話した内容は、
地域活動支援センターへ行き始めた(週1回)。まずは通うのに慣れることが目標。次にスタッフさんや利用者さんとのコミュニケーションをとるステップへ。

・両親のことを親と思うとつらいので、彼・彼女と描写するようにした。父との口げんかが原因。彼はインシュリンの注射器を投げつけてこようとした(その後の話、そんな大切なものを投げようとするわけないだろ、だそうです)。ぼくは自室に戻ってゴミ箱を蹴ってしまった。

以下、先生の意見。
彼・彼女と心の距離をとるアイデアはいい。親から離れることは大事。ただ、自室でゴミ箱を蹴るくらいなら、目の前で蹴った方がいい(暴力を推奨しているわけではない)。自室に引いてしまったら、相手はそれで追い払えたと考える。怒っているということを目の前で表現することが重要。

それはなぜかというと、ぼくが親に対して「親は強い」「支配されている」という思いを無意識下で抱いているから。実際はもうぼくの方が強いはずなのに、それをきちんと認知できていない。口げんかでどれだけ追い詰めても、それは「親は強い」「支配から逃れたい」という無意識を強化してしまっている。もちろん、目の前でゴミ箱を蹴っても虚しいだけかもしれないが、親にちゃんと勝つ体験をしておくのは必要。死んでしまったら、その機会もない。

怒りは抑えるものだとばかり思っていたけれど、肯定してもらえたのがうれしかった。他責ばかりではいけないが、自分と相手の責任を分けて考えること。相手が理不尽な言葉で傷つけてきたのなら怒っていい。

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