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ラーメン屋の屋台に行ってみたい

のですが一度も行った事がありません。そもそもなかなか見掛けません。しかし、ドラマや映画といったフィクションの世界ではおでん屋と共に割と頻繁に登場するのでそれらを観る度に行ってみたいという衝動に駆られます。

それこそ妖怪と化し、舌を出すのも時間の問題と言わんばかりの一部破れた赤提灯をぶら下げ、横書きで大きく「ラーメン」、縦書きで「味自慢」と書かれた白抜きの赤い暖簾が誇り高くはためき、いかにも昭和平成令和を駆け抜けてきたようなレトロで細長いけど丈夫な車輪を備えた屋台で、そこに「チャルメラ」から飛び出してきたような年配のおじ3が店主として居るのなら文句の付けようがなく、なんなら味はこの際そこまで問題ではないのかもしれません。

そして、春でも夏でも勿論構わないのですが、秋や冬に白い湯気が立ち上る中、注文したラーメンが作られる手順をまじまじと眺め、出来上がったラーメンを前に出来れば歯切れ良い音で割り箸を割り、召し上がりたいものです。

と、考えていたら丁度Youtubeでこんな動画を見つけました。

虎ノ門や銀座界隈で40年以上営業している「幸っちゃん」。屋台や店主のおじ3の風情もほぼ上記で書いたものそのままなので少し驚きました。動画では早朝の営業中から営業終了、店主のおじ3が家路に着くまでを取り上げており、途中投稿者のロイドごはん3にゆで卵が残ったからサービスしてくれる心遣いまで見せてくれます。そしてシンプルな中華そばがまた美味しそうに映されてるのが良いですね。

動画の説明だと去年の10月に撮影されたものらしく、コロナ禍でも元気に営業中という事が伺えます。タイミングや時間が合えば行ってみたい今日この頃です。

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