すみれ|子育て支援員&保育士

普通の主婦からの子育て相談員。保育士の資格を取ったり、講座や研修に参加して子育て支援に…

すみれ|子育て支援員&保育士

普通の主婦からの子育て相談員。保育士の資格を取ったり、講座や研修に参加して子育て支援について深く学びつつも、自分の子育てが一番の学びの場と実感する日々。

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モンテッソーリの幼稚園を諦めたわけ

娘に食物アレルギーがあり、幼稚園探しが大変だったことは前回の記事で書きましたが、実は問題なく入れる幼稚園が1園だけありました。 近所の方(私の両親くらいの年齢)と話している中で、幼稚園探しの話になり、その幼稚園のことを教えてもらったのです。 「息子が小さい頃、こだわりが強くて集団行動が難しく、幼稚園に断られ続けて困っていたけれど、○○幼稚園だけが受け入れてくれたんだよ。その園に入ったら、自分の好きな事がとことんできるので、息子の性格がどんどん落ち着いていって、小学校には問題

    • 子育ての終わりを実感した時に流した涙の理由

      子どもの自立とは保護者の援助なく生きていけるようになった時に、子どもが自立したと実感する親は多いと思います。 私は、学生のうちに「親元を離れる」ことも、子どもの自立への第一歩だと考えていました。 私自身、高校卒業とともに実家を出て寮生活を送りましたが、親から離れたからこそ分かったことや成長できたことがたくさんあったからです。 学費や仕送り等、援助できる金額の限度はありましたが、子どもには自宅から通える大学ではなく、やりたいことが学べる大学を探して欲しいと伝えましたし、家を

      • 子育てには「創意工夫」と「時を待つ心」を

        泳げないからスイミング教室に通う。 英語ができないから英語の勉強をする。 人見知りだから、あえて人と交流できる場所に行く。 問題解決のために関連することをしたり、逆のことをしてみたりと、何かしらをすることがあると思いますが、子どもの問題については、え?そんな方法で解決できるの?ということがたくさんあります。 また、すぐに解決できなくても、時間の経過とともに解決していくこともあるのです。 子育ては実験の連続子育てをしていると、育児書には載っていない我が子だけの解決方法とい

        • 息子が浪人したから気づけたこと

          息子の高校については、前の記事で紹介しましたが、今回は息子の高校生活と浪人生活、大学受験について記事にしてみました。 高校時代の息子まさかの不登校 高1の夏休み前には部活を辞め、家で過ごすことが多くなりました。 休日や長期休みには、一日中家に引きこもるように。 高2になると徐々に勉強への意欲がなくなり、3学期には学校を休むことが少しずつ増えていきました。 そして、高3で不登校。 頻繁に起こる腹痛で、過敏性腸症候群と診断されました。 志望校変更 高3の成績は、学年順位で

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        モンテッソーリの幼稚園を諦めたわけ

          進学校(男子校)へ入るときに必要な覚悟と能力

          息子の高校のこと大学受験 国立を目指せと言われる。 その中でも、旧帝大推し・理系押し。 現役合格を目指すのが基本だが、目標は高く持てと言われる。 学校から渡される大学受験の資料は、難関大学の情報ばかり。 国から研究費を多く貰っている大学を目指した方がいいと言われる。 AO・推薦入試を口に出せない雰囲気。 授業・考査など 授業の予習と復習は必須(授業についていけなくなる)。 学校を休むと、次の授業が大変になる。 中間・期末以外の考査がいくつもある。 学校から配られる参考書

          進学校(男子校)へ入るときに必要な覚悟と能力

          男子校の面白さと男女別学の意味

          息子が入学した高校は、とりあえず”進学校”と言われているらしい公立の男子校でした。 なぜ、その高校を志望したのか。 中学3年の偏差値が平均で71だった息子が一番入りたかった高校は、理数科のある共学校でした。 しかし、内申(資格・部活の成績・生徒会や学級委員長などの実績・通知表の成績)が低いという理由から断念したのでした。 (当日のテストの成績と内申を点数化したものを合算し、合否が決まる。) 内申の点数化は、高校ごとに異なります。 その当時、理数科は偏差値68、息子が入学し

          男子校の面白さと男女別学の意味

          今日は成人の日。 息子も二十歳になったので、我が家にも成人式の招待状が届くはずが、地方の大学生になって住民票を移したので、何も届かない。 息子は帰省してないし、成人式に出席しなくても別にいい。 けど、役所に言いたい! 20歳まで頑張って育てたねって、私に労いの手紙をくれませんか?

          今日は成人の日。 息子も二十歳になったので、我が家にも成人式の招待状が届くはずが、地方の大学生になって住民票を移したので、何も届かない。 息子は帰省してないし、成人式に出席しなくても別にいい。 けど、役所に言いたい! 20歳まで頑張って育てたねって、私に労いの手紙をくれませんか?

          親の「子どもを信じる」が重すぎるかもしれない問題

          「信じる」をネット検索してみると、いろいろな意味が出てきますが、「相手の言葉や人柄に偽りがないものと思う。信用する。信頼する。」という意味が一般的ではないでしょうか。 そんな一般的な意味を持った「信じる」を子どもにも当てはめていた私は、子どもが初めて約束を破ったときに、かなりのショックを受けました。 嘘をつき、ごまかしていたのもあって、信じていたのに裏切られたと悲しくなりました。 約束を破ることや嘘がいけないことは教えていたし、私には嘘やごまかしをしないだろうと思っていたの

          親の「子どもを信じる」が重すぎるかもしれない問題

          サンタクロースからの最初で最後の手紙

          子どもたちのサンタクロース愛が強かったわけ多分、我が家に来るサンタクロースは、いつも子どもの思っている斜め上を行っていたからではないかなと思っています。 普段、親がダメと言っている物をプレゼントしてくれます。 まだ年齢的に早いのでは?と思うような物もプレゼントしてくれます。 なにこれ?と笑える物もプレゼントしてくれます。 自分の名前が刻印された物や限定品みたいな特別感のある物もプレゼントしてくれます。 子どもを喜ばすユーモアを持っていなければならないし、子どもの好みを把握

          サンタクロースからの最初で最後の手紙

          大人の私にもサンタクロースが来た!

          サンタクロースは子どもにしか来ない。 そう思っていたけれど、いつの頃からか大人の私にもサンタクロースが来るようになりました。 大人にもサンタクロースが来ると教えてくれたのは子どもたち。 そんな我が家のクリスマスは、こんな感じでした。 クリスマスイブの夜の子どもたち姉弟とも、午後9時にはベットの中。 中学生になっても、高校生になっても。 勝手に寝てくれるのは、1年の中でクリスマスイブの夜だけでした。 クリスマスの朝の子どもたち午前4時頃に起床(姉か弟のどちらかが、まだ寝

          大人の私にもサンタクロースが来た!

          子どものクリスマスの楽しみ方が深かった話

          クリスマスの楽しみと言えば、クリスマスプレゼント。 クリスマスという季節のイベントを楽しむ家庭では、サンタクロースが届けてくれたり、パパやママが買ってあげたり、祖父母からも貰えたりと、いろいろなパターンがあるのではないかなと思います。 私には、小学6年生までサンタクロースが来ていました。 そして、大人になり、ママになると、子どもたちにサンタクロースが来るようになりました。 サンタクロースは、いつまで来るか問題「サンタクロースは、いつまで来てくれるの?」 しばらくすると、う

          子どものクリスマスの楽しみ方が深かった話

          幼稚園に断られて気づいたこと

          私の地域では、11月に入ると翌年4月入園の幼稚園の申請や面接があり、11月中旬ごろには入園が確定します。 子どもの幼稚園が決まるまでは、保育園よりもメンタル的には辛かったりします。 幼稚園の選考基準とは?幼稚園は、行くことが義務ではない教育施設です。 保護者の就労状況が基準となる保育園と違い、何を基準に幼稚園が入園選考をするのかということが、保護者にとっては大きなストレスになります。 園によって、さまざまな条件がありますが、多くの園(お受験するような幼稚園を除いて)は、子

          幼稚園に断られて気づいたこと

          保育園と幼稚園選びで大切なこと

          私の住んでいる地域では、11月に入ると保育園や幼稚園の来年4月入園申請が始まります。 保育園や幼稚園の入園は、子どもの社会参加の第一歩です。 親にとっても、子どもにとっても、少しでも「良いところ」に通わせたいと思うものです。 では、その「良いところ」って、なんでしょうか。 立地・保育方針・カリキュラム・施設・設備・園長や先生・園児数・保育料や教材費・制服・預かり保育の実施・父母会や役員の負担など、園選びの際に比較判断する材料はたくさんありますね。 ある人は、とにかく近く

          保育園と幼稚園選びで大切なこと

          ”使い道”に焦点を当てた「お金の教育」で身に付いた力

          前回の記事で書きましたが、私の子育てでは、お小遣い制を導入しませんでした。 私自身がお小遣い制で「お金の大切さ」を実感できなかったからです。 (多分、親のやり方がよくなかったのだと思います。) また、お手伝いの報酬については抵抗がありました。 「家族は家事などを分担して協力しながら暮らす」ということを教えるため、報酬はあげずに、子どもたちがやれることから少しずつお願いしていきたいと思っていたからです。 子どもたちに「お金の教育」をしたいとは思っていましたが、何をどうしたら

          ”使い道”に焦点を当てた「お金の教育」で身に付いた力

          「お金の教育」どうしていますか?

          子どものお金に関する相談小中学生のお金に関する相談で多いのが、 *親の財布からお金を取って使っていた *お友達におごっていた 親にとっては、とてもショックなことだと思います。 親の財布から、こっそりお金を盗むなんて・・・ 子どものために渡したお金なのに、気前よく他人に使うなんて・・・ ついつい、子どもの行動を大人目線で判断しがちです。 世の中には良い人ばかりではないことを知っているので、もしかして、自分の子どもがそういった類の人間になってしまうのではないかと心配になったり

          「お金の教育」どうしていますか?

          公立中学校に通わせて思ったこと

          ※子どもたちが通っていた公立中学校についての、私の個人的な感想です。 先生が異動した時の子どもたちへの影響学校選択制で、学区以外の中学を選ぶこともできましたが(希望人数が多いと抽選)、先生の異動が子どもたちの学校生活を大きく変えてしまうことがありました。 例えば、バスケが強い中学校を選択する子もいましたが、その翌年に顧問の先生が異動になり、子どもたちのモチベーションがかなり下がってしまい、成績が振るわなかったこともありました。 一方で、問題のある先生が異動し、ホッとする

          公立中学校に通わせて思ったこと