きくとかく

「聞かない」を見分けるグラレコ中の話の聞き方

こんにちは、くぼみ(@kubomi____)です。「グラレコのヒミツ」では、グラフィックレコーディングの実践で気づいた学びを紹介していきたいと思います。

今回は、グラレコ中の話の聞き方についてです。

思っていた以上に聞き逃していた衝撃

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グラフィックレコーディングを始めた頃、母と一緒に行った講演会で、グラフィックレコーディングの練習をしました。(その時の記事はこちら)講演のあとカフェに入り、母と一緒にこのグラフィックレコーディングを眺めながら、講演の内容を振り返ることにしました。同じ講演を聞いていた第三者である母のフィードバックをもらえば、理解の違いや聞き逃しを発見できると思ったのです。

結果分かったことは、驚くべき量の話を、私が聞き逃していたという事実でした。少しくらいの詳細は聞き逃していると思っていましたが、母の口からは、「そんな話してたんだ、全然聞いていなかった。。」というトピックがいくつも飛び出し、衝撃を受けました。このときに、描いている間は、脳のリソースは描くことに集中していて、自分で思っている以上に話が耳に入っていないということを自覚しました。

「聞く」と「描く」を同時になんて無理・・

グラフィックレコーディングではリアルタイムに議論を視覚化していきます。始めたばかりのこの頃、私は、描きながら話を聴くということが出来ずに、ひとつの壁を感じました。「描く」と「聞く」を同時並行になんて、そんなこと本当にみんなできているんだろうか、と疑問に思いました。

「聞く」と「聞かない」を切り替える

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よく考えると、60分の話を全て聞き逃さないというのは現実的ではありません。そこで、「集中的に聞くタイミング」と「聞き流すタイミング」を選ぼうと考えました。重要な話をしているなと感じたときは、いったん手を止めて、情報の理解と整理にフォーカスします。聞き流しても良さそうだなと思ったら、手を動かし、頭の中で整理していた情報をアウトプットする時間にあてます。このように、「聞く」と「聞かない」を意識的に選択することで、部分で「聞くタイミング」と「描くタイミング」 を切り替えながら、全体で「聞きながら描く」を実現できるようになりました。

「聞く」と「聞かない」を見分ける

では、どういうときに聞き、どういうときに聞き流すのか。私の場合は、以下のように判断しています。

聞くタイミング
・話し手が感情的に話しているとき(表情・声のトーンから)
・間をとっているとき
・プレゼンテーション形式にて、冒頭と最後のまとめ
・ディスカッション形式にて、複数の意見が対立しているとき

聞き流すタイミング
・話が具体的なとき
・繰り返し同じ話をしているとき
・スライドの内容を読み上げているだけのとき

まとめ

・話の全てを聞くのは難しい
・「集中的に聞くタイミング」と「聞き流すタイミング」を選ぶ
・「聞く」と「描く」を切り替えながら両立する

次回は、「色」についてです。

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