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若者を支援する仕事を選んだひとたちの話 - やりがいと苦悩を伝える -

【ウェビナー】対人援助職としてのキャリア-子ども・若者支援の現場職員が語るやりがいと苦悩 NPO法人青少年自立援助センターと合同イベントを開催します(オンライン/無料) 日本で若者支援が政策的に本格化したのが2000年初頭、まだ20年ほどしか歴史がありません。

歴史的には40年以上前からと認識していますが、2000年以降は、就労支援から始まり、子ども支援との接続、居場所の重要性、オンライン/SNSなどテクノロジー活用など、短期間でたくさんの変化がありました。これからもあるでしょう。 どのような方法論であれ、若者を支えてきたのが支援/対人支援者です。

20-30年前、この分野に飛び込んだひとたちの背景に少なからず見られたのが

●教員免許を有し、学校の外側にも目を向けた方
●海外での長期滞在を有した方
●さまざまな生きづらさ、働きづらさを持った方 だと僕は認識しており、それはいまでも少なからずいられます。

2000年代以降は、そこに専門性を持ったひとたちが若者支援の領域にも関心を向けてくれました。キャリア・コンサルタント、社会福祉士、精神保健福祉士、臨床心理士(公認心理士)など、チームは多才になりました。 それでも、変わっていないのは「若者を支援する」ことへの関心は別の対人支援領域から育まれ、若い世代を支援する領域につながってきていることです。

それは子どもを支援していて、「その先」が気になったり。年齢を問わない領域で「もっと早い段階でつながれたらもっとよかったかも」という経験をしたり、家族や友人に生きづらさ、働きづらさを持つひとがいたり、ということです。

以前に比べれば、若い世代を支える仕事を探せば、求人情報にあたることも増えましたが、情報があふれるなかで、まだまだひとのつながりや偶然性によって目に留まるということも多いです。 そして若者支援者は対人支援ではマイナーですので、働き方や職務内容、やりがいや苦悩などの情報も限定的で。

今回のイベントでは、非対面(電話、メール、オンラインなど)、居場所、就労、学習・生活、共同生活など、さまざまな支援の「型」を通じて若い世代を支援している「支援者」の話を聞いていただきたく、イベントを開催することにしました。

現場支援者で、情報を発信し、自分の言葉で仕事を語る機会を持っているひとだけではありません。それでも、日常のなかで「やりがい」につながることもあれば、「苦悩」や「壁」にあたることもあります。 そのような話、支援者自身の言葉を聞いていただきたい。多くのひとに知っていただきたいと思っています。

登壇者についてはイベントサイトを見ていただければと思いますが、現場で若者とかかわること。それを仕事にしているひとたちの話に耳を傾けてください。 今回は登壇しませんが、最前線の支援者を支える仕事をしているひとたちもたくさんいます。


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