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"人間の価値"について考えてみる~2024年度に向けて~

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2年生の3学期は、3年生の0学期です。


中学校、高校の先生が言いがちな言葉だ。

"自称進(自称進学校)の妄言" のように語られるこの言葉ではあるが、私はこの言葉にも一定の理があると考えている。

3年生になれば、受験を念頭に置いた生活を送ることになるだろう。

無論、2年生から受験に向けた生活を送る者もいることだろうが、多くの者が本腰を入れ始めるのは3年生になってからだ。

受験を戦う上で「投下時間」というのは非常に重要なファクターであり、3年生の4月から戦争に身を投じることができるか、5月からになるかですら、1/12年の差がついてしまう。

しかし残念ながら、人間は「さあ、やろう」と思い立ってすぐに戦えるわけではない。

受験であれば、参考書選びもそう、塾・予備校選びもそう、学習机の環境整備もそう、何らかの準備が必要となるわけだ。

そこで、3年生の0学期である2年生3学期においてこれらの準備を完了させ、3年生1学期の初日からスタートダッシュを切れた者が、受験において大きなアドバンテージを獲得することができるのである。

どうも塾の先生のようなことを語ってしまったが(3月末までは塾の先生なので間違ってはいない)、これはどの年齢の、どの属性の人間にとっても同じこと。

日本社会が4月を年度の切り替わりとしている以上、日本に住むすべての人間にとって4月が『出逢いと別れの季節』となることは必然だ。

これはつまり、多くの人間にとって、4月は大なり小なりスタートダッシュが必要な月になるというわけである。

その準備の最終期間である3月に向けて、本記事では "人間の価値" について考えてみようと思うのだ。

人間社会に生きる以上、『価値』から逃れることはできない。

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さて、ここからは「"価値" の本質」を確認し、その後、"価値" を4象限に分割して考えようと思う。

まず第一に、「"価値" の本質」について考えてみよう。

これは人間に限らずすべての存在についての "価値" であるが、その本質をひとことで言えば、


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