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【衝撃】日本国憲法は国民主権を否定している~國體を護持した憲法解釈~

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先日に公開した、「社民党・大椿ゆうこ『日の丸・君が代に敬意を払わないのは内心の自由』~憲法と國體~」との記事。

この記事を書くなかで、私は恐ろしいことに気づいてしまった。

それは、「大日本帝国憲法の『天皇主権』を否定し、『国民主権』を謳う日本国憲法が、実は国民主権を否定しているのではないか」ということである。


「なにを突拍子もないことを」と思われるかもしれないが、決して無理くりな解釈をした結果、このようになったわけではない。

2683年にもわたる、世界最古の歴史を万世一系で繋いできたなかで生まれた國體、そして天皇大権、大日本帝国憲法、日本国憲法を紐解いていくと、実に明快に、この答えにたどり着いた。

本記事では、なにをどうすれば「『国民主権』を謳う日本国憲法が国民主権を否定している」などという憲法解釈ができるのかについて綴る。

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まず第一に、日本国憲法は間違いなく「国民主権」を謳っている。

日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。

日本国憲法 前文より引用(太字化は國神による)

これを根拠として  もはや前文も読まされていないかもしれないが  、学校の授業で「日本国憲法は国民主権だ」と習った方も多いだろう。

そして、「大日本帝国憲法では天皇に主権があり、日本国憲法では国民に主権がある」というのは、実に一般的な、常識的な解釈である。

これを否定する者は、極少数もいないことだろう。

だがしかし、本記事ではこれを真っ向から否定する。

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「なぜ日本国憲法が国民主権を否定していると言えるのか」を説明するにあたり、まず「天皇大権」についてお話しする必要がある。

「天皇大権」とは、

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