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正しい選択より、選択したものを正しくすること

正しい選択

私たちは、何かを始める際に

「これは正しい選択だろうか?もっと良い選択肢はないだろうか?」

と考えがちです。

しかし、それは杞憂に過ぎません。

実際には、始めてみないと何も起こらず、何も分からないのです。

そのため、知識がが十分でなくても選択し、
見切り発車で始めることがよいでしょう。

そして始めた後、
その選択が正しかったと思えるように行動するのが良いでしょう。

今回は選択と行動について考察します。


見切り発車する



選択する前に集めた情報と、実際に始めてから得る情報では、
情報量が大きく異なります。

結局のところ、調べた程度では分かることは限られています。
実際に動いている中で、細かい部分の情報が分かり、
それが重要になります。

例えば、
山の地図を見て、どんな山か知ろうとするより、
行って歩いてみるほうが情報が多いのが分かると思います。

植生であったり、地面の質や崖であったり、
地図上では知りえなかったことを知ることになります。

もちろん、熟練してくれば地図などから事前に得られる情報は増えることでしょう。
これは準備を万全にするために役立つことです。

ですが、情報収集するにしても、
期限をきめるなどして、ある程度の所で見切りをつける必要があります。

情報収集で疲れてしまって、
動かなくなってしまっては元も子もありません。

アウトプットありきでインプットしましょう。

「正しい」は変わる


環境は常に大きく変化しています。
そのため、過去に正しかったことが現在や未来にも正しいとは限りません。

快適に過ごすために、
暑いときは薄着をするのが正しく、
寒いときは厚着をするのが正しいです。

また、時代によっても正しいは変わります

天動説が常識だった時代がありますが、
これは今となっては正しくないですね。

科学も、
新しく論文が出されたとき、それを反証する形で、
現時点で「より確からしい」ものがあとに残されていきます。


私たちが追い求めがちな「正しさ」というのは流動的だということです。


時代によって正しい選択は変わるため、
いま正しい選択かどうかを考えることはあまり意味がないのです。


現在、高給取りとされている職業の多くが、
AI技術の台頭により、必要性を下げてしまっています。

今は弁護士、会計士、医師などが必要とされている時代です。
そのため報酬も高く設定されています。

ですが、新しい世代にとってはどうかわかりません、
そのことを理解して、新しい世代に接する必要があります。

「かつて」の正しさを押し付けてはいけないのです。
他人に対しても自分に対しても。

やりたいことをやる


正しさを手放して、次にどうするか?

外部から与えられる「正しさ」といった他人軸でなく、
自分がやりたいという自分軸で選択しましょう。


「やりたいことをやる」
となれば、

それが正しい選択なのか?

という思考は浮かぶ暇がないと思います。


やりたいことをやっていくなかで、

過去の経験通しがつながったり、
よりやりたいことが見つかったりします。


そのためには選択を迷うより、

やりたいと思ったらすぐに動いてしまい、
動きながら必要な情報を集め、
あらわれる課題を解決し、克服し、成長し、

過去の選択を正しかったと思えるように、今、行動するのが良いでしょう。



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