【台湾旅行記2日目】どこか懐かしさを感じる九份。レトロな街並みが素敵すぎた!
映画『千と千尋の神隠し』の世界観には、たくさんのモデルがあり、その一つと言われているのが台湾の九份です。
台湾に行くと決めたときから「やっぱり九份には行きたいよね」と僕と彼女は話していました。
すでに定番の観光地となった九份は、まるでお花見や紅葉の時期の京都のような人混みの多さでした。
でも、行って大正解。
今日は九份の様子を紹介したいと思います😊
MRT西門駅からバスで九份へ
九份へは「電車と路線バスを乗り継いで行く方法」と「高速バスに乗って行く方法」の2つがあります。
僕たちは乗り継ぎの必要がない高速バスを選びました。
九份行きの高速バスは
の2つの路線があります。
1062番に比べ965番は停車駅が少なく、渋滞がなければ40分~1時間ほどで九份に到着します。
忠孝復興駅の近くで予定がある、あるいはその近辺を観光してから九份に向かうという以外は西門駅から乗車するのがおすすめです。
さて、九份行きのバス停はMRT西門駅の2番出口を出てたところにあります。
まず出口を出てすぐの小さな横断歩道を渡り、次に信号のある交差点を渡ります。
2番出口から200mほどでしょうか。「國軍文藝活動中心」という建物の目の前に965番が停まるバス停があります。
山と海の美しさを同時に楽しめる九份
金鉱があった九份は「黄金山城」と呼ばれ、金鉱夫の街として栄えましたが、金鉱の衰退とともに街からも人が遠ざかっていきました。
ところが映画のロケ地になり、千と千尋の神隠しのモデルと言われ、今では台北一の観光名所として賑わっています。
965番のバスを降りてすぐのところにある展望台からは東シナ海と台湾東北部の海岸線が見えます。
バスで1時間ほど行くと海が見られるなんて、台湾も海に囲まれている国なんだなって日本との共通点を感じました。
九份老街を散策
活気ある九份のメインストリート「基山街」。
おいしそうな飲食店からかわいらしい雑貨屋さんまで、バラエティ豊かなお店がひしめき合っています。
さて基山街を進むと「賢崎路」と呼ばれる石段の路地に出ます。
この路地を下ると旅行ガイドブックでもおなじみの景色が見えてきます。
薄暗くなりつつある街並みに赤い提灯の明かりが映えますよね。
今回の台湾旅行の中でもベストショット。我ながら大満足です😂
賢崎路を下から撮った様子です。山の斜面に沿うように建てられているのがわかるでしょうか。
賢崎路を下った先にある映画館「昇平戯院」の前の広場で撮りました。
日本で見る赤提灯は夏祭りのイメージがあって「賑やか」な印象があります。
でも九份で見る赤提灯には現実ではない世界へと通じているような「妖しさ」がありました。
九份グルメは食べられず
実は前日に食べた台湾グルメが脂っこいものばかりで九份に行く当日は胃もたれを起こしていました。
朝から口にしたのはポカリスエットとみかんヨーグルトだけ😅
普段の口癖は「お腹減った」なのに、この日は九份に着いてからも食欲が湧かず、何も食べられませんでした。
九份には、
などがあります。
これは次回、台湾に訪れたときに必ず食べたいと思います。
買い物もグルメも景色も楽しめる九份。コンパクトな街に魅力がぎっしり詰まっていました。
台湾旅行の定番の観光地とされているのも納得です。
ぜひ、みなさんも台湾を訪れたときは九份に立ち寄ってみてくださいね😆
✨九份観光の気になるポイント✨
滞在時間は2時間ほど
決して大きな街ではない九份。
お茶屋さんでゆっくりしたり、人気グルメに並んだりしなければ2〜3時間ほどの滞在時間です。
日暮れの景色を楽しむのなら、冬場は16時ごろを目安に九份に到着するのがいいかもしれません。
帰りは余裕を持って
九份からの帰りは19時ごろがピーク。バス停にも長蛇の列ができ、1台のバスには乗り切れない場合があります。
その場合はバス停のスタッフの誘導に従いましょう。バスの本数を増やすなどして対応してくれます。
酔い止め薬があると安心
九份へ向かう高速バスは行きも帰りも山道を走ります。
日本のバスよりもブレーキが強く、急ハンドルも多いので酔いやすい人は酔い止め薬がお守り。
ダイソーなどの百均ショップにはエチケット袋も売っています。万が一に備えて用意しておくと安心です。
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