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本を読む人生のほうがずっといい。読書の習慣とは人生の良き指導者に出会うこと。

突然ですが、みなさんは虫さわれますか?

子どものころは右手に虫取り網。首から虫かごをぶら下げて、公園を走りまわっていました。

でも、いつごろからか虫が怖い。虫が苦手だと感じるようになりましたよね。

大人になると虫が苦手になる理由は、

人は本能的に異質なものを嫌悪してしまう

からだそうです。

きっと子どものころは虫に対する恐怖心よりも好奇心が勝っていたから、臆することなくさわれたのでしょう。

さて、本題はここからです。

つい5年前までは、僕も虫が苦手な大人の一人でした。でも、今はゴキブリを手づかみすることもへっちゃらです。

僕を変えてくれたのは漫画『テラフォーマーズ』。人類とゴキブリとの戦いを描いたSF漫画です。

僕はこの漫画のおかげで「虫=気持ち悪い」から「虫=カッコいい」と少年の心を取り戻しました。😂

つまり、一冊の本(今回は漫画)との出会いが、これまでの人生観を変えてしまう可能性があるということ。

だから読書はおもしろい。

とはいえ、これまで読書をする習慣がなかった人にとって本を一冊読むことはけっこう大変ですよね。

こうして書いている僕でさえ、学生時代に読んだ本はハリーポッターぐらい。

最初は誰もがみんな読書が苦手です。だから、誰でも読書が得意になる可能性を秘めていると思います。

一冊の本を読み終えたという達成感が大事

読書が苦手な人の多くは、目の前に広がる文字の羅列や終わりの見えないページ数に圧倒されてしまうのではないでしょうか。

読書をはじめる一歩目は、

  • あまり分厚くない本

  • なるべく簡単・簡潔な本

  • 自分が本当に読みたい本

を選ぶことです。

そして、途中で詰まったり、飽きたりしたら自分が読みたい箇所まで飛ばしましょう。

最初から最後まで細かく読んで挫折するより、ザッとでいいから読み進めることを意識します。

とにかく最初から最後まで読み切ること。

すると、最後まで到達したときの達成感(読破感)を味わうことができます。

本を読む人生のほうがずっといい

村上春樹さんは著書『村上さんのところ』で、

本をよく読む人と、本をほとんど読まない人がいますが、どちらの人生が幸せでしょうか?全般的に本を読まない人のほうが、楽天的で人生を楽しんでいるように感じますが、どう思われますか?

という読者の質問に対して、こう答えています。

たとえ不幸せになったって、人に嫌われたって、本を読まないより本を読む人生の方がずっといいです。そんなの当たり前の話ではないですか

自ら望んで不幸せになりたい。人に嫌われたいと思う人はいないと思いますが「本を読む人生の方がずっといい」という答えに、僕も強く同意します。

読書には過去の後悔や未来への不安。自分ひとりではどうにもできない悩みや苦しみすらも糧にして、一歩を踏み出す勇気に変えてくれる力があります。

読書を習慣にすることは、人生における良き指導者に出会うことなのかもしれませんね。

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