3行日記 #176(ペロ、運び先、胡麻和え)
四月二十五日(木)、晴れ
穀雨、霜止出苗、しもやみてなえいずる、霜が収まり苗代の稲が育つ。
穀雨、烏鵶営巣、うあすをいとなむ、カラスが巣をつくる。
最近また日記をサボりがちだったので、最近の出来事をつめあわせで。先週、まちを歩いていると、思わず目をひきつけられた。空色の壁にある白いドアの上に、黄色いテント生地のこぢんまりとした雨除けがついていて、そこに可愛らしいフォントで「ペロ」と書いてあったのだ。さらに、屋根からとろりと蜂蜜を垂らしたように、ファサードの右半分のほとんどが