見出し画像

上司が「質問力」を活用するために

「質問力」の重要性についてマニアとしての熱い想いを投稿しましたが、お読み頂く方を置いてきぼりにする内容であったこと、反省しております。

いくら重要と分かったところで、実際の場面で使うイメージがないと何かのご縁でお読み頂く皆様の役に立たない。どうせなら皆様が悩んでいることの解決に少しでもお役に立った方がいい!

1、では、今、上司の皆様は何を悩んでいるのか?

ということで、今、上司の役割を担っている方が悩んでいることを調べました。

上司=管理職の悩み、1位、なんだと思われますか?

画像1

はい、「部下の育成」です。ダントツで。
参照させていただきました調査の詳細は以下をご参照ください。

悲しいのは、「部下の育成」に悩んでいる割合は、5年前、2014年の同様の調査よりも増えている(約10%増えて50%を超えてしまった)ということです。

さらに悲しいのは、部下が「あまり成長していない」と感じる割合は5年前の調査から約3倍(!?)にもなっているという事実。

この、最も悩んでいる「部下の育成」に「質問力」がお役に立てれば、と考えました。

2、とはいえ、あんまり一般論すぎてもお役に立たないのでは?

一般論としての部下育成手法はたくさんの本が出ていますので、そこに譲るとして(譲るも何もそちらの方が良いと思いますが)、私の経験からも少しはお役に立てる(であろう)、営業の領域に絞ろうと。

でも、営業に関してのノウハウ本もたくさん、あります(本見出し画像ご参照)。

そうした本を書いている方は元トップセールスパーソンであることが多く、さらに言えば、なぜか、リクルートさん、証券会社各社、生保各社、で活躍されていた方が多いですね。

というわけで、そこも外して、

私が経験した金融の中でも、銀行のリテール営業、しかも自分で売るのではなく、上司の部下に対する「営業指導法」に絞った、超ニッチなものにしたいと思います。

とはいえ、渉外担当になりたての部下を指導するイメージで進めようと考えていますので、基礎の部分は他の業界にも共通するところが多く、参考にして頂けると思います。ぜひお読み頂いて判断いただければ。

逆に、参考にならない点としては、基本的に口座保有者に営業するため、新規開拓についてはほとんど触れません。

なお、銀行とはいえ、リテール営業なので、半沢直樹的な場面はございませんので、あらかじめご了承ください(言ってみたかっただけです、すいません)。

3、いまさら営業スキル身につけてもねぇ…

おっしゃる通りです。前々から言われておりました「営業不要論」、今回の対面営業が困難な状況で、さらに加速する傾向にありますね。

10年後、いや、5年後、御社の営業部門が、営業パーソンが、どうなっているか?

その不安は部下の皆様も一緒ではないでしょうか?

その会社の営業スキルを身につけてもキャリアは描けない、と思っているかもしれません。場合によっては転職してしまうかもしれません。

辞めずに残ったとしても、5年後には残った会社でも使い道がなくなっているかもしれません。

上司であるあなたもそれは一緒です。

ですから、今、このタイミングで、人を育てるポジションにいるのは大変に良いチャンスです。活かさないのはもったいない、と考えます。

どういうことか?

営業には以下のような特徴があります。

✔︎ 営業のプロセスを理解し、インプット → プロセス → アウトプットのアウトプットを最大化するために、インプット、あるいは、どのプロセスにどのような手を打てばどの程度の成果が得られるのか、考える必要がある。
✔︎ 営業はすぐに数字として計測可能な結果が出てくる。見える化もできる。だから、高速で学習できる。
✔︎ そのため、部下の育成も、短期間で事実に基づくPDCAを回すことができる。

こうした、

✔︎ 仕事のプロセスを分析し、そのボトルネックを見つけ、最大限活用し、アウトプットを最大化できる
✔︎ 数字で見える化し、関係者に分かりやすく提示し、必要があれば改善、変革を提案できる
✔︎ 短期高速でPDCAを回せる

というようなスキルは、営業でなくても多くの仕事で必要とされることではないでしょうか。

あなたの指導を通して、部下の皆様もこうしたスキルが身につけば、営業成績はもちろん、今後のキャリアも描けますし、会社としても、次世代型に転換する際に必要な人材の準備ができてしまうことにつながるのではないでしょうか?

できれば、今後の投稿がそうしたものにも役に立つ内容になれば、と考えています。

自分でハードルを上げてしまった気がします(まだ、1つも具体的なことは書けていないのですが…)が、自分自身のこれまでの経験と多くの方から学ばせて頂いたことのメモとして残すことができ、それがご縁があって見ていただいた方のお役に少しでも立てば嬉しいです。


最後までお読みいただきありがとうございます。

本日のところは決意表明に留まり、特段内容がなく申し訳ありません。

今後、ますます皆様からのフィードバックを励みとして書いていければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

なお、冒頭触れました、熱い想いの投稿、はこちらになります。よろしければご覧ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?