くわひろ

栃木県足利市在住。読書(特にミステリー)、サッカー(リヴァプールFC)、80'…

くわひろ

栃木県足利市在住。読書(特にミステリー)、サッカー(リヴァプールFC)、80's、山、灯台が好きです。想ったことをここに留めて行こうと思います。友人曰く、「読書記録の名を借りた、捨てられた男の悲哀bot」らしいです。

最近の記事

どんなに苦しい時も 君は笑っているから 挫けそうになりかけても 頑張れる気がしたよ~読書note-24(2024年3月)~

地獄のような2月を乗り切ったら、天国のような3月が待っているのではと期待したが、そんなはずもなく地獄は続く。昨年4月以降のほぼ一年分の売上不振が響いて、支払いが色々とずれ込んでいるので、入っても入っても金は飛んで行く。コンドルかよ。 そんなどうしようもない3月も、次男の大学卒業とTV業界への就職が我が心に射しこんだ唯一の光だった。卒業式前の3月中旬から既に働き始めて、担当が朝の情報番組になったとのこと。前日から泊まり込みのこともあるらしく、「昼夜逆転の生活は大変だけど、ずっ

    • 生きる事がつらいとか 苦しいだとか言う前に 野に育つ花ならば 力の限り生きてやれ~読書note-23(2024年2月)~

      社長になって最大のピンチだった2月末期限の短期貸付ウン百万の一括返済、何とか金をかき集め無事に乗り切った。ホッとしたのも束の間、さてすっからかんになった今月をどう耐え凌げはいいのか。胃に穴が空きそうな日々は、まだまだ続く。 そんなこんなで、とてもボランティア活動をやっている場合ではなくなったので、10年間続けてきた地元の小学校の読み聞かせボランティアを今年度限りで辞めることにした。先月29日が最終日で、担当は特別支援学級だった。 私の読み聞かせは、面白い、笑える内容の本が

      • ハーバーライト もう一度 出逢いの頃の ときめきと 無邪気な瞳 照らしておくれ~読書note-22(2024年1月)~

        先月末の日曜日、柏に住む姪っ子(妻の姉の一人娘)の結婚式に出席した。浦和で妻と義父母を拾い、横浜のみなとみらいのインターコンチネンタルホテルへ。結婚式および披露宴に出席するのは、十数年ぶりか。 我が家は男の子二人だったので、幼い頃から姪っ子を「女の子ってこうやって成長していくのか!!」と遠く離れて暮らす娘のように見守ってきた。毎年正月に浦和の妻の実家に集まったり、足利にも何度も遊びに来たり、バレエの発表会には何度もこちらから足を運んだものだ。 一人っ子なので兄妹のように過

        • My favorites of 2023

          もう、2024年もひと月が過ぎてしまったのか。昨年末の社長就任で、ただただ慌ただしくて、生活いやメンタルのリズムが変わってしまった。平常心を保つことがこれほど難しいとは。常に昨年始めた灯台巡りで出会った、上の写真のような崖の淵を歩いている感じがして。2023年は友の死や帯状疱疹で苦しみ、長男の公務員試験合格、次男の就職内定に喜び、最後に業績どん底状態での社長就任と色々あったなぁ。 では、遅ればせながら、毎年恒例の一年の振り返り、大晦日のツイートを詳しく解説して行こう。 1

        どんなに苦しい時も 君は笑っているから 挫けそうになりかけても 頑張れる気がしたよ~読書note-24(2024年3月)~

        • 生きる事がつらいとか 苦しいだとか言う前に 野に育つ花ならば 力の限り生きてやれ~読書note-23(2024年2月)~

        • ハーバーライト もう一度 出逢いの頃の ときめきと 無邪気な瞳 照らしておくれ~読書note-22(2024年1月)~

        • My favorites of 2023

          銀の龍の背に乗って 運んで行こう 雨雲の渦を~読書note-21(2023年12月)~

          あけましておめでとうございます。新年早々、能登半島地震で亡くなられた皆様のご冥福をお祈り申しあげるとともに、被災されて現在も不自由な生活を送られている多くの皆様に心よりお見舞い申しあげます。一刻も早い復旧をお祈りいたします。 ドラマ「Dr.コトー診療所」は、当時青年会議所(JC)活動が忙しくて、リアルタイムで見ていなかった。シーズン1の2003年は足利JC入会2年目でまちづくり系の委員会に所属してJCの面白さを実感し、シーズン2の2006年は足利JCの専務理事となって今や市

          銀の龍の背に乗って 運んで行こう 雨雲の渦を~読書note-21(2023年12月)~

          どんなに困難でくじけそうでも 信じることを決してやめないで~読書note-20(2023年11月)~

          ようやく空気が澄んできて、地元の山前公園の展望台からも富士山やスカイツリーが望める季節になった。しかし、今年はミュージシャンの訃報が相次ぐなぁ。割とライトなファンだったKANさんが11月12日に亡くなった。いつか、息子達の結婚式で「よければ一緒に」を弾き語りしたいなぁと思い、数ヶ月前にKANさんのピアノ譜曲集を買ったところだった。全然練習してないけど。 ブレイクした「愛は勝つ」の記録を見ると、1990年12月と1991年1月のオリコン月間1位、ということは自分が大学4年の冬

          どんなに困難でくじけそうでも 信じることを決してやめないで~読書note-20(2023年11月)~

          あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる~読書note-19(2023年10月)~

          灯台巡りを始めた。8月に読んだ主人公が灯台巡りをする「灯台からの響き」(宮本輝)に思いっきり感化されて。とりあえず、日帰りで行ける所ということで、「塩屋埼灯台」(福島県いわき市)、「日立灯台」(茨城県日立市)、「犬吠埼灯台」(千葉県銚子市)と10月は3つ回った。あとは、泊りがけじゃないと行けないなぁ。もう少し、会社を立て直して余裕出来てから、南房総と三浦半島は一泊二日で行ってみよう。 まぁ、10月は前半の週末は灯台巡りしたり、会社経営で悩んだり、後半はずっと体調不良だったり

          あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる~読書note-19(2023年10月)~

          大いなる河のように 時は流れ 戻るすべもない~読書note-18(2023年9月)~

          9月も暑かった。彼岸が来ても秋の気配は訪れなかったが(トップ写真は彼岸の頃の夏のような空)、ようやく10月になると一週間遅れで曼珠沙華の朱色も目立ち始めてきた。10月3日が結婚記念日なので、10月は一年の中でも何か特別な感じがする月だ。もちろん、銀婚式を一緒に祝うはずの妻は、横にはいない。「月が綺麗だね」とでも言いながら、ワインで祝いたいのに… 1.推し、燃ゆ / 宇佐見りん(著)3年前の芥川賞受賞作が文庫本になってたので購入。今どきの青春小説が、日本最高峰の文学賞を受賞す

          大いなる河のように 時は流れ 戻るすべもない~読書note-18(2023年9月)~

          追いかけても追いつけぬ 幸せは側で待ってるだけ~読書note-17(2023年8月)~

          8月12日のNHK「ライブエール」に宇多田ヒカルが出てて、MCのウッチャンと対談していた。そこで、宇多田が「幸せ」についての考えを話していて、それが新曲の「Gold ~また逢う日まで~」に込められていると。追いかける特別なものじゃなくて、何気ない日常の中にあるのだと。 それを聞いて、非常に「相田みつを」的というか、我が街(足利市)が生んだ天才詩人も、日本の音楽史を変えた天才アーティストも、人間の到達点って同じなんだなぁと思った。まぁ、7年前の「道」(アルバム:「Fantôm

          追いかけても追いつけぬ 幸せは側で待ってるだけ~読書note-17(2023年8月)~

          さよならをみんな ここに捨てに来るから~読書note-16(2023年7月)~

          先日、会社のメインバンクの取引先企業からなる親睦団体の納涼祭が4年ぶりに開催された。想像以上に小さい子が多く参加してくれたため、スイカ割りやビンゴゲーム等、大いに盛り上がった。自分は副会長を務めているため、参加せざるをえない立場なのだが、家族がいないためボッチ参加だった。 息子達が小さい頃、よくこの納涼祭やXmasパーティーに家族4人で参加していたなぁと、懐かしさを感じていた。 長男は今年から公務員となり、次男も大学4年で就活真っ只中、希望職種は映像制作の会社のようだ。地

          さよならをみんな ここに捨てに来るから~読書note-16(2023年7月)~

          私は今もあの頃を 忘れられず生きてます~読書note-15(2023年6月)~

          足利市の三大宝の持ち腐れの一つである(他の二つ?知らんけど)森高千里の「渡良瀬橋」の歌碑、移設の話が持ち上がっているようだ。現在の場所には目立つ看板も駐車場も無く、足利市民としては「もっと上手く活用できないものか?」と何とも悩ましかった。しかし、近くにハンバーガーショップや産直市場とその駐車場が来年4月にオープンするらしく、歌碑もその敷地内に移設する計画があると。 先日のブラタモリの奈良・吉野特集で、「吉野の桜」を全国的に広めたのは、僧侶であり歌人でもあった西行だったと。西

          私は今もあの頃を 忘れられず生きてます~読書note-15(2023年6月)~

          この都会(まち)で独り僕は 生きてきたよ「寂しかぁないさ」~読書note-14(2023年5月)~

          5月最後の日曜、浜田省吾の35年前の伝説の「渚園」(静岡県浜名湖畔)での野外ライブ映像を、上映している映画館の中で足利市から一番近いMOVIX伊勢崎へ観に行った。浜省好きの友人から、5月上旬に「やってるよ」と教えられていたが、今は全く浜省聴かなくなったし、元々そんな熱狂的なファンではなかったし…なんて思ってたら、公開期間最後の日曜になってしまった。 友人は1988年8月20日のそのライブに参戦していたらしいが、自分は当時大学2年、山岳同好会の男子合宿で、同じ静岡県でも渚園よ

          この都会(まち)で独り僕は 生きてきたよ「寂しかぁないさ」~読書note-14(2023年5月)~

          もうすぐ今日が終わる やり残したことはないかい~読書note-13(2023年4月)~

          選挙に追われた一ヶ月、いや二ヶ月だった。地元の小中学校、足利青年会議所(JC)の尊敬する先輩である「小林たかひろ」足利市議の後援会(選対)事務局長を務めているので、その4期目への挑戦に奔走した。 選対悲願のトップ当選はならずも、3回連続2位、4回連続3,000票獲得で当選、自分が担当する事務処理も先週終わり、とりあえずホッとしている。他人の人生の懸かった一大事なので、事務書類に不備などあったら大変だと、2月の立候補者説明会時からずっと気が気でなかった。4度目だから慣れてるの

          もうすぐ今日が終わる やり残したことはないかい~読書note-13(2023年4月)~

          人はみな心の岸辺に手放したくない花がある~読書note-12(2023年3月)~

          1月のユキヒロさんに続き、桜と共に教授が散っていった。数年前に「音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている」との『The New York Times』の記事が話題になったが、40年前の中3の時に聴いた「Merry Christmas Mr.Lawrence」も、自分の音楽的素養を築いた一曲だろう。 R.I.P.坂本龍一さん、あなたの鍵盤を弾く姿は、自分の憧れでした。 その前年(中2)のXmasに買ってもらったCASIOのキーボードで、毎朝中学校へ行く前に夢中で弾き

          人はみな心の岸辺に手放したくない花がある~読書note-12(2023年3月)~

          時の重さに流されそうになった時でも~読書note-11(2023年2月)~

          2月も4冊しか読めなかった。気持ちの浮き沈みが激しかったり、それに伴う用事があったりで。先月のnoteに書いたように、長男の就職が決まった歓喜と共に、大きな傷心があった。 地元(足利市)の大切な同級生の友が亡くなった。5年前に胃がんが発覚し、ステージ4との診断で余命数ヶ月と宣告された。でも、抗がん剤の効用もあり、その後、何と5年も頑張って生き抜いた。昨年、下のお嬢さんが就職して、肩の荷が下りてホッとしたのかもしれない。俺だって、先日ようやく長男の就職が決まって、ホッとしたも

          時の重さに流されそうになった時でも~読書note-11(2023年2月)~

          明日はきっといい日になる~読書note-10(2023年1月)~

          1月は昨年4月から続けてきた「毎月5冊」のノルマを果たせなかった。自分は毎週末の休日にまとめて読むスタイルなので、1月は休日ごとに大きなイベントがあったり、厄介事に頭を悩ませたりで、時間が取れなかった。まぁ、言い訳だけどね。 その最大の厄介事が先週無事に解決した。公務員を目指し一浪中だった長男が、最後の望みの埼玉県某市役所の二次募集に見事合格した。これがダメだったら二浪に突入だったので、ホッとしたと同時にめっちゃ嬉しかった。よく頑張った。正月に妻の実家に行った際、義父母から

          明日はきっといい日になる~読書note-10(2023年1月)~