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【日記】11月13日〜11月19日

11月13日
一気に寒さ強まる月曜日。
先日追突事故に遭ってしまった配送担当さんが復帰、ひとまず軽めの商品の配送や軽作業をお願いする。

1日を通して穏やかな作業量で片付けて帰ろうとした途端多忙になる。嫌がらせのような展開にウンザリしながら1時間半近い残業をこなした。

11月14日
約5ヶ月前に2週間だけ働いて散々文句を言ったあげく辞めていった方から「別の営業所で改めて雇ってもらえないか」という電話が突然入った。自主的に退職した人は再雇用出来ないと課長が返答すると「実はあの時パワハラされていたんですけど」と明らかに嘘と分かる脅しの言葉を使い始めた。履歴書は嘘だらけ、虚言癖のような言動。在籍当時から危ない人だと思っていたのだけど、ここまで酷いとは予想もつかなかった。

小1時間の残業を終えて乗り換えの駅で短い寄り道。クリスマスイルミネーションの輝きはいつだって少し切ない。

11月15日
同じ部署の派遣さんが休暇を取っていたので課長と2人で作業する日。
いつも以上に動き回りながら瞬く間に過ぎていく。だけど全体的に比較的穏やかな一日になり、定時前に注文のデータも飛んでこなかったので配送担当さん達の積み込みを見届けることなく隣の部署の方と手を組んで定時で上がる。

11月16日
朝、乗り換えの駅に着くと様子がおかしい。どうやら数分前から電車が止まっているとのこと。
復旧の目処が立たず駅のホームはものすごい数の人だかり。振替電車もないので打つ手もなく途方に暮れていると偶然営業さんの姿を発見、人をかき分けて合流する。
「これからどうするの?」
と、聞くと他の営業所から応援に来る方が車で迎えに来てくれるという。乗車出来るか確認してもらい一緒に乗せてもらうことに。数分待って到着した車には途中から乗り込んでいた新卒さんが座っていて満面の笑みで手を振っている。
何でも電車が止まっていると知り「今日うちの営業所来ますよね?そしたら電車止まったんで会社まで送ってください」と連絡したそう。ちなみに運転していたのは研修先の大先輩。若さ故の怖いもの無しな行動に驚愕すると同時に新卒さんに感謝するばかり。
が、自分以外の人はほとんど徒歩で会社まで移動したらしく一日中「あ、送迎の人だ」と言われる。

前日半ば強引に定時で上がったので混乱しているかと思いきや穏やかな朝で結果的に前日の作戦が成功に終わったことを知る。
夕方に慌ただしくなるいつものパターンにハマり1時間半ほどの残業。帰りは仲の良い配送担当さんの車に乗って乗り換え駅まで送ってもらう。車内は愚痴と笑い話に包まれる。

モリッシー「VIVA HATE」を聴く。

11月17日
"警報級の大雨"の可能性に備えて隣町に住む配送担当さんと最寄駅で落ち合いそのまま車で送ってもらう超裏技を使う。結果的にいつもよりかなり早く着き、雨は会社に着いた後から強くなった。

この2週間ほぼノンストップで働き続けてようやく迎えた金曜日。寒さに耐えながら作業して30分ほどの残業で終わる。
来週は不定期でやって来る監査。さらに新しい派遣さんも入社する。多忙はまだまだ続くもとりあえずひと休み。

自画自賛と饒舌が過ぎるイベンターは信頼されないし、その人が主催するイベントそのものが音楽の本質とは関係のないことだけを目指して進んでいるようにしか見えない。SNSを見ながらふと考える。

夜、THE BOOM「TROPICALISM-0° Live」DVDを見る。

11月18日
朝からノエル・ギャラガーの新作をレコードで聴く。最初はあまりピンとこなかったけれど来日公演も近いので先日聴き直したらとても良くて、たまたま値下がりしていたアナログ盤も買った。「イージー・ナウ」はキャリア史上最高傑作かもしれない。再来週のライヴが楽しみ。

昼過ぎまで家でぐうたら過ごしてから買い物へ行く。新宿でレコード用ビニール外袋を買い、地元のニトリで敷パッドを買う。
電車の車窓から眺めるいくつかの風景がコロナ禍前の年末に戻ったようで懐かしくもあり早くも今年の終わりを意識してしまった。

夜、デヴィッド・ボウイ「アイム・オンリー・ダンシング」を聴く。

11月19日
朝から監査の際に聞かれる社是や企業理念の暗記に努める。ヒアリングと呼ばれる面談は最低でも50分間あるのでこちらから何を話したいかについても考えなくてはいけない。とりあえず問題点については熱く語りたい。

最近YouTubeのおすすめ動画に出て来た「平凡な夫婦」というチャンネルの動画をあれこれ見ている。とある夫婦が料理して晩酌する場面をメインの動画にしているけれど、2人の会話が一切入らないのが妙に不思議。編集で消しているのだろうか。
"残業で遅くなった奥さんを旦那さんが晩酌の準備をして待っている"という内容の動画で「帰宅して思わず奥さんの顔がにやける」というシーンは本来ならば形がないはずの"幸せ"という感情をひとつの形として見せてくれたよう。

昼寝してからカフェインレスコーヒーを飲みながら群ようこ「またたび読書録」を読む。
いくつか気になる本があったので探してみよう。

夜、トーキング・ヘッズ「スピーキング・イン・タングス」を聴く。

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