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【日記】9月25日〜10月1日

9月25日
少しだけ気温が高くなるも作業しやすい季節になって階段を駆け上がるのも軽やか。
1日の終わりにストレスチェックを受けてから帰る。今年もB判定だった。

夜、スマッシング・パンプキンズ「サイアミーズ・ドリーム」リマスター盤を聴く。

9月26日
上司は一応今日まで休みとのこと。4月に育休から帰って来て以来、今まで全体の半分くらいの日数しか出勤していない。
朝から大量の入荷に憤りながら荷捌きをする。
明日から派遣さんが夏休みに入るので慌ただしくも休み中の話などをしたり。

9月27日
別部署の方に数ヶ月前に退職した酒好きの派遣さんから連絡が入る。何でも収入が全く無くなってしまったためにお金を貸してほしい、という内容。お金には困っていないと思っていたので突然の展開にみんなで困惑するばかり。

上司が復帰。ところが右手首に痛々しくテーピングをしていることに気がつく。どうやら休んでいる間に転倒して手首の腱を痛めてしまった様子。病み上がりというのもあって出来る作業が限られるので無理ない程度に動いていただく。
最近にしては穏やかな日になるも最後の最後にバタバタしてしまい1時間超の残業。

夜、JUDY AND MARY「JAM PACK」を読む。この本をきっかけにして自分はデヴィッド・ボウイに出会えた。今から20年前の話。

9月28日
夏が戻って来たかのような暑い日。
久しぶりに汗だくになっての作業。さらに派遣さんがいないので彼の分の作業もこなそうと普段より動き回る。
作業量の多い日にもかかわらずほぼ定時で終わる。

酒好きの派遣さんについての衝撃は続く。
20歳頃に沖縄から上京してきたと聞いていたのに実は都立高校を卒業していたらしく、そもそもの経歴全てが怪しい。テニスの有名大会で何回も優勝してテニスクラブではヘッドコーチを担当していると話していたけれど彼の名前を検索しても一切ヒットしないし、もはや実態の分からない人になってきた。
在職中、色んな人を引き連れて毎日のように飲み会を開催していた頃は人気者だったのに今では歴代最低評価の扱いになってしまった。

帰宅すると先日行った西荻窪のCDショップからブラーのブートCDが届いていた。早い。

夜、「水曜どうでしょう」新作を見る。

9月29日
上司が手首の痛み止めの副作用が出たということでお休み。派遣さんが不在にもかかわらずあっけなく休まれてしまい朝から困惑する。

9月最後の金曜日、そこまで慌ただしくならず。ただ普段最大で4人がかりの作業を2人でこなすのはやはり辛い。夕方には燃料切れ状態。
例によって仲の良い配送担当さんの車に飛び乗る帰り道。

9月30日
朝から財布を物色しに出かける。吉祥寺をあれこれ見てまわるも結局は地元のお店で売られていた以前から気になっていたものを買った。
この先、財布をはじめ身につけるものは全てプレゼントではいただかず自分で買うと強く誓う。

財布探しの合間にまたしても天下一品へ行く。
給料日明け、慌ただしい1週間を乗り切った自分へのご褒美に「こってりMAXラーメン」を注文。今までYouTubeで散々シチューみたいな粘度のスープを見てきたからドキドキしながら着丼を待つ。やがて運ばれて来た紅の丼にレンゲを浸してみるも「…ん?」となる。普段のこってりスープとさほど変わらない粘度。啜ってみると味は確かに違うし、チャーシューも異様に分厚い。しかしYouTubeで見たのとあまりに違うスープに拍子抜け。疑問符を頭の上にいくつも浮かべつつ白ご飯とともに素早く食べ終え店を出た。

10月1日は天一の日。当日は朝9時開店らしい。

帰ってビル・エヴァンスのレコードをあれこれ聴きながら古川緑波「ロッパ随筆 苦笑風呂」を読む。

夜、ピチカート・ファイヴ「ベリッシマ」を聴く。

10月1日
朝から引き続きビル・エヴァンスを聴きながら遠藤周作「眠れぬ夜に読む本」を読む。

数年前に書いた自分の日記に"卵かけご飯にカレーをかけて食べる"というのがあって昼食に久しぶりにやってみる。やはり美味しかった。こうやってぐちゃぐちゃにして食べる時のカレーは安いレトルトカレーが最も相応しい。

夜、キャノンボール・アダレイ「マーシー・マーシー・マーシー!」を聴く。

気づけば一歩も外に出ない日曜日だった。

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